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き‐が【木香】🔗🔉

き‐が木香】 ①木材のかおり。 ②日本酒にうつった杉材の樽の香。転じて、酒のこと。

き‐が【起臥】‥グワ🔗🔉

き‐が起臥‥グワ 起きることと寝ること。転じて、日常の生活。おきふし。起居。「―を共にする」

き‐が【飢餓・饑餓】🔗🔉

き‐が飢餓・饑餓】 うえること。うえ。一時的・地域的現象である飢饉ききんと対比して、永続的・慢性的な食糧不足や低栄養状態にいう場合もある。

き‐が【帰臥】‥グワ🔗🔉

き‐が帰臥‥グワ 官職を辞して故郷に帰り、静かに暮らすこと。

○気が合うきがあう🔗🔉

○気が合うきがあう 感じ方や考え方が似通っていて、親しみがもてる。 ⇒き【気】

○気が改まるきがあらたまる🔗🔉

○気が改まるきがあらたまる 気分が新しくなる。慣れてだれた気持がひきしまる。 ⇒き【気】

○気があるきがある🔗🔉

○気があるきがある 関心がある。また、恋い慕う心がある。夏目漱石、行人「其女が三沢に気があつたのだとしか思はれんがね」 ⇒き【気】 き‐かい気海】 ①空気が地球の周囲を包むさまを海にたとえていう語。「―観瀾かんらん」 ②(漢方医の用語)元気のあつまる海の意で、臍下へそした1寸ばかりの所。誹風柳多留41「―から上は針医に身をまかせ」 き‐かい気塊‥クワイ ①(air mass)気団の旧称。 ②(air parcel)空気の一部。 き‐かい奇怪‥クワイ ①常識では考えられないほど不思議なこと。あやしいこと。「―な出来事」 ②けしからぬこと。不都合なこと。きっかい。「―な言いぐさ」 き‐かい規戒】 規範・訓戒とすること。いましめ。 き‐かい規誨‥クワイ 悪いことを正し、さとすこと。 き‐かい棋界】 囲碁・将棋に携わる人々の世界。 き‐かい毀壊‥クワイ こぼちやぶること。こわすこと。 き‐かい機会‥クワイ 何かをするのに好都合な時機。おり。しおどき。チャンス。「絶好の―をのがす」 ⇒きかい‐おんがく【機会音楽】 ⇒きかい‐きんとう【機会均等】 ⇒きかい‐げんいん‐ろん【機会原因論】 ⇒きかい‐し【機会詩】 ⇒きかい‐はんざいにん【機会犯罪人】 ⇒きかい‐ひよう【機会費用】 き‐かい機械・器械】 ①しかけのある器具。からくり。 ②〔機〕(machine)外力に抵抗し得る物体の結合からなり、一定の相対運動をなし、外部から与えられたエネルギーを有用な仕事に変形するもの。原動機・作業機械など。 ◇「機械」は、主に人力以外の動力による複雑で大規模なものをいい、「器械」は、道具や人力による単純で小規模なものをいうことが多い。 ⇒きかい‐あぶら【機械油】 ⇒きかい‐あみ【機械編み】 ⇒きかい‐いと【機械糸】 ⇒きかい‐おりき【機械織機】 ⇒きかい‐か【機械化】 ⇒きかい‐がっき【器械楽器】 ⇒きかい‐ご【機械語】 ⇒きかい‐こうがく【機械工学】 ⇒きかい‐こうぎょう【機械工業】 ⇒きかい‐こうりつ【機械効率】 ⇒きかい‐しんかん【機械信管】 ⇒きかい‐すいらい【機械水雷】 ⇒きかい‐ずき【機械漉き】 ⇒きかい‐せいず【機械製図】 ⇒きかい‐そしき【機械組織】 ⇒きかい‐たいそう【器械体操】 ⇒きかい‐てき【機械的】 ⇒きかいてき‐エネルギー【機械的エネルギー】 ⇒きかいてき‐せいしつ【機械的性質】 ⇒きかいてき‐ゆいぶつろん【機械的唯物論】 ⇒きかい‐のこぎり【機械鋸】 ⇒きかい‐ばた【機械機】 ⇒きかい‐パルプ【機械パルプ】 ⇒きかい‐ぶんめい【機械文明】 ⇒きかい‐ぼり【機械掘り】 ⇒きかい‐ほんやく【機械翻訳】 ⇒きかい‐めいれい【機械命令】 ⇒きかい‐ろん【機械論】 き‐がい危害】 生命または身体をそこなうこと。また、その危険と損害。「―を加える」 き‐がい気概】 困難にくじけない強い意気。気骨。いきじ。「―のある人」「―に乏しい」 ぎ‐かい義解⇒ぎげ ぎ‐かい議会‥クワイ 公選された議員によって組織され、国民・住民の代表者として事案の審議・決定を行う合議制の機関。国会・都道府県議会・市町村議会など。 ⇒ぎかい‐しゅぎ【議会主義】 ⇒ぎかい‐せいじ【議会政治】 きかい‐あぶら機械油】 (キカイユとも)機械の運転を滑らかにし、摩擦熱の発生を防ぐため、軸受その他の摩擦部に使用する油。→潤滑油→マシン油⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐あみ機械編み】 機械を用いて編むこと。また、その編物。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐いと機械糸】 動力を用いる製糸機械で製した生糸。↔座繰糸ざぐりいと⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐おりき機械織機】 手織機に対して、動力を用いて自動的に行う織機。機械機ばた。力織機りきしょっき⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐おんがく機会音楽‥クワイ‥ 儀式・慶弔などの特定の機会のために作曲される音楽。 ⇒き‐かい【機会】 きかい‐か機械化‥クワ ①生産・労働手段に機械を導入すること。「農業の―」 ②軍隊の機動力を高めること。「―部隊」 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐が‐しま鬼界ヶ島】 ①九州南方の諸島の古称。罪人を島流しにした。平家物語(長門本)では、今の薩南諸島から沖縄まで12島。一説に鹿児島県大隅諸島の硫黄島を指し、能楽「俊寛」はこれに従う。 ②能楽「俊寛」を喜多流でいう称。 ③浄瑠璃「平家女護島へいけにょごのしま」2段目の通称。 ④鹿児島県奄美諸島、奄美大島の東方にある島。喜界島。 きかい‐がっき器械楽器‥ガク‥ (→)自動楽器に同じ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかいかんらん気海観瀾‥クワン‥ 日本最初の物理学書。青地林宗著。1巻。1825年(文政8)成る。物質の定義から始めて、力学あるいは自然現象に関する事項をあげ、図解を添えて説明。 きかい‐きんとう機会均等‥クワイ‥ 機会を平等に与えること。 ①外交政策上、通商・事業経営などの活動に関し、諸外国に同一の待遇を与えること。 ②権利などについて、平等で差別がないこと。「教育の―」 ⇒き‐かい【機会】 きかい‐げんいん‐ろん機会原因論‥クワイ‥ 〔哲〕(occasionalism)物体や精神には原因としての働きを認めず、神だけに作用因があるとする説。身体と精神の間の相互作用を認めず、例えば意志によって手が動くのではなく、意志の働きは神が手を動かす機会となるにすぎないとする。代表者はゲーリンクス・マルブランシュら。偶因論。 ⇒き‐かい【機会】 きかい‐ご機械語】 コンピューターのプログラム言語の一種。コンピューターが直接に解読し得るため、実行効率が高い。マシン語。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐こうがく機械工学】 機械及びそれに関する事項を研究する工学の一部門。材料力学・構造力学・機械力学・水力学・熱力学・流体力学・工業材料学・機構学などの基礎的部門のほかに、機械設計学・機械工作法などの応用的部門がある。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐こうぎょう機械工業‥ゲフ ①産業機械・輸送用機械・精密機械・電気機械などを製造する工業。 ②機械を使って営む工業。機械制工業。↔手工業。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐こうりつ機械効率‥カウ‥ 効率の一種。機械に外部から供給された機械的エネルギーと機械が外部へ向かって実際に行う仕事(有効仕事)との比。この値が1に近いほど、効率が良いという。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐し機会詩‥クワイ‥ (Gelegenheitsgedicht ドイツ)儀式・慶弔・記念などの機会に作られる詩。 ⇒き‐かい【機会】 きがい‐しゅうしゅく期外収縮‥グワイシウ‥ 不整脈の一種。心臓に異常刺激がおこり、正規の拍動のほかに付加的収縮による拍動が加わるもの。異常刺激発生の部位によって洞性・心房性・房室性・心室性に分ける。 ぎかい‐しゅぎ議会主義‥クワイ‥ (parliamentarism)国民・住民の代表者が議会議員に限られ、その合議体としての議会が政治運営の中心となる方式。大統領制に対していう場合もある。議会政治。 ⇒ぎ‐かい【議会】 きかい‐しんかん機械信管‥クワン 時限信管の一種。主にばねで動く時計装置によって作動するもの。高射砲弾丸に用いる。時計信管。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐すいらい機械水雷(→)機雷に同じ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐ずき機械漉き】 抄紙しょうし機にかけて紙を漉くこと。また、その漉いた紙。↔手漉き。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きか‐いせい幾何異性】 (geometrical isomerism)有機化合物では、炭素‐炭素、炭素‐窒素あるいは窒素‐窒素二重結合の両側についている置換基の位置の関係により生じる異性。同種または類似の基が二重結合に対して同じ側にくるものをシス異性体、反対側にくるものをトランス異性体という。六配位八面体形錯体および四配位平面四角形錯体では同種または類似の二つの配位子が隣り合っているものをシス異性体、離れているものをトランス異性体という。→シス‐トランス異性 ぎかい‐せいじ議会政治‥クワイ‥ヂ (→)議会主義に同じ。 ⇒ぎ‐かい【議会】 きかい‐せいず機械製図‥ヅ 正投影図法によって機械及び機械部品の構造・形状・寸法・使用材料・工作程度などを表示した図面。また、その図面を描くこと。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐そしき機械組織】 植物体を保つ骨格の役を果たす組織。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐たいそう器械体操‥サウ 鉄棒・跳箱・平均台・吊輪などの据付すえつけ器械によって行う体操。↔徒手体操。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐てき機械的】 ①機械が動くように単調な動きを見せるさま。「―に手を動かす」 ②個性的でなく、型どおりのさま。「―に処理する」「―に目を通す」 ③力学的。力学の法則に還元できる過程についていう。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかいてき‐エネルギー機械的エネルギー(→)力学的エネルギーに同じ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかいてき‐せいしつ機械的性質】 一般に荷重かじゅうに対する性質。すなわち、静荷重・変動荷重などに対する変形・強度・硬度などの材料力学的性質。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかいてき‐ゆいぶつろん機械的唯物論】 〔哲〕目的概念を排して意識や生命を含め一切の生成変化過程を物質の力学的運動に基づいて説明しようとする立場。デモクリトスの原子論、18世紀のフランス唯物論など。→弁証法的唯物論⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐のこぎり機械鋸】 動力で往復運動または回転運動を与える鋸。円鋸まるのこ・帯鋸おびのこの類。きかいのこ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 ぎかい‐の‐そう擬階の奏】 平安時代、諸司の六位以下の官人について、その成績考査の結果により、太政官が位階の昇進を奏上する儀式。4月7日に行われた。 きかい‐ばた機械機(→)機械織機おりきに同じ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐パルプ機械パルプ(→)砕木さいぼくパルプに同じ。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐はんざいにん機会犯罪人‥クワイ‥ 一時的・偶発的な外部的事情の影響で犯罪に陥った者。偶発的犯罪人。↔状態犯罪人。 ⇒き‐かい【機会】 きかい‐ひよう機会費用‥クワイ‥ ある選択肢を採用したとき、他の選択肢であれば得られたであろう潜在的利益のうちの最大のもの。 ⇒き‐かい【機会】 きかい‐ぶんめい機械文明】 産業革命以後、手工業生産に代わって、多く機械によって生産が行われるようになった近代資本主義社会の生んだ文明の一面。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐ぼり機械掘り】 機械を用いて坑道の開鑿あるいは鉱石の採掘などをすること。↔手掘り。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐ほんやく機械翻訳】 コンピューターを使った翻訳。文書や話し言葉をコンピューターを利用して自動的に別の言語に翻訳する。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐めいれい機械命令】 (machine instruction)コンピューターのハードウェアに対する操作指令。データ操作命令・分岐命令・入出力命令など。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きかい‐ろん機械論】 〔哲〕(mechanism)あらゆる現象を機械的運動に還元して説明しようとする立場、およびこの考えに立つ世界観。一切の変化を時空間内における物体の運動・衝突などによって説明する点において弁証法と、また機械的な因果を主張する点において目的論と、特に生命現象の説明においては超因果的な生命原理を想定する生気説と対立。大体において唯物論。 ⇒き‐かい【機械・器械】 きか・う錯ふキカフ 〔自四〕 未詳。きしりあう意か。一説に、食い違う意とも。祝詞、大殿祭「戸・牖まどの―・ひ動き鳴ることなく」 き‐か・う柵養ふ‥カフ 〔他四〕 未詳。囲いの中に飼うの意か。また、その意の名詞か。また、柵の役人の指揮に従う意、陸奥の国にあった地名とも。斉明紀「―・ふの蝦夷九人」 き‐がえ着替え‥ガヘ 着かえること。また、そのために用意した着物。宇治拾遺物語11「―取り寄せて」。「―を持参する」「―をする時間もない」 き‐がえし黄返し‥ガヘシ 染革の一種。白地藍または藍地白に染めた革をさらに黄に染め返したもの。この際に藍の部分は緑、白の部分は黄となる。 き‐か・える着替える‥カヘル (キガエルとも)〔他下一〕[文]きか・ふ(下二) 着ている着物を脱いで、別の着物を着る。「ふだん着に―・える」

き‐がい【危害】🔗🔉

き‐がい危害】 生命または身体をそこなうこと。また、その危険と損害。「―を加える」

き‐がい【気概】🔗🔉

き‐がい気概】 困難にくじけない強い意気。気骨。いきじ。「―のある人」「―に乏しい」

きがい‐しゅうしゅく【期外収縮】‥グワイシウ‥🔗🔉

きがい‐しゅうしゅく期外収縮‥グワイシウ‥ 不整脈の一種。心臓に異常刺激がおこり、正規の拍動のほかに付加的収縮による拍動が加わるもの。異常刺激発生の部位によって洞性・心房性・房室性・心室性に分ける。

き‐がえ【着替え】‥ガヘ🔗🔉

き‐がえ着替え‥ガヘ 着かえること。また、そのために用意した着物。宇治拾遺物語11「―取り寄せて」。「―を持参する」「―をする時間もない」

き‐がえし【黄返し】‥ガヘシ🔗🔉

き‐がえし黄返し‥ガヘシ 染革の一種。白地藍または藍地白に染めた革をさらに黄に染め返したもの。この際に藍の部分は緑、白の部分は黄となる。

○気が多いきがおおい🔗🔉

○気が多いきがおおい あれこれと気をひかれるものが多い。移り気である。 ⇒き【気】

○気が大きいきがおおきい🔗🔉

○気が大きいきがおおきい ささいな事は問題にせず、心がゆったりしている。↔気が小さい ⇒き【気】

○気が置けないきがおけない🔗🔉

○気が置けないきがおけない 気詰まりでない。気づかいしなくてよい。 ▷近年誤って、気を許せない、油断できないの意で用いることがある。 ⇒き【気】

○気が重いきがおもい🔗🔉

○気が重いきがおもい 悪い結果が予想されたり、負担に感じられたりして、気が晴れない。↔気が軽い ⇒き【気】 ぎが‐か戯画化‥グワクワ こっけいに描き出すこと。カリカチュアライズ。 きか‐がく幾何学】 (geometry)数学の一部門。物の形・大きさ・位置、その他一般に空間に関する性質を研究する学問。その方法・対象・公理系の異なる種々の分科がある。 ⇒きかがく‐げんろん【幾何学原論】 ⇒きかがくてき‐せいしん【幾何学的精神】 ⇒きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】 ⇒きかがく‐ようしき【幾何学様式】 きかがく‐げんろん幾何学原論】 ユークリッドの(→)「ストイケイア」のこと。 ⇒きか‐がく【幾何学】 きかがくてき‐せいしん幾何学的精神】 (esprit géométrique フランス)パスカルの語で、人間精神の一類型。幾何学のように公理から定理を演繹する論証的・合理的な認識を行う精神態度。↔繊細の精神。 ⇒きか‐がく【幾何学】 きかがくてき‐もよう幾何学的模様‥ヤウ 方形・三角形・菱形・多角形・円形などを組み合わせた模様。幾何模様。 ⇒きか‐がく【幾何学】 きかがく‐ようしき幾何学様式‥ヤウ‥ (geometric style)紀元前1050年頃から前700年頃にわたる古代ギリシアの美術様式。壺の装飾に動物とならんで、あるいは単独に直線的な幾何学的模様をほどこす様式。 ⇒きか‐がく【幾何学】 きか‐がほう幾何画法‥グワハフ 定規やコンパスなどの製図道具を使って幾何学的に作成する画法。 き‐がかり気掛り】 気にかかること。心配。懸念けねん。「天候が―だ」「―な病状」 き‐かか・る来掛かる】 〔自五〕 ちょうどそこへ来る。さしかかる。

き‐がかり【気掛り】🔗🔉

き‐がかり気掛り】 気にかかること。心配。懸念けねん。「天候が―だ」「―な病状」

○気が軽いきがかるい🔗🔉

○気が軽いきがかるい そのことが負担に感じられず、気持が晴れ晴れとしている。↔気が重い ⇒き【気】 きか‐き気化器‥クワ‥ ガソリン機関で、ガソリンと空気とを程よく混合して爆発性の混合気をつくり、シリンダー内に供給するガス発生装置。揮発器。キャブレター。

○気が利くきがきく🔗🔉

○気が利くきがきく ①その場に応じた適切な判断が素早くできる。心が行き届く。 ②しゃれている。「気が利いた服装」 ⇒き【気】

○気が気でないきがきでない🔗🔉

○気が気でないきがきでない 気にかかって落ち着いていられない。島崎藤村、夜明け前「旅費の嵩かさむことも半蔵には気が気でなかつた」 ⇒き【気】 きか‐きゅうすう幾何級数‥キフ‥ (→)等比級数に同じ。↔算術級数。 ⇒きかきゅうすう‐てき【幾何級数的】 きかきゅうすう‐てき幾何級数的‥キフ‥ ある事柄が、幾何級数のように何倍かずつ増えていくこと。増加が急激なさま。 ⇒きか‐きゅうすう【幾何級数】 き‐かく企画・企劃‥クワク 計画を立てること。また、その計画。もくろみ。くわだて。「―会議」「秋の旅行を―する」 ⇒きかく‐いん【企画院】 ⇒きかくいん‐じけん【企画院事件】 き‐かく気格】 品格。気品。 きかく其角⇒たからいきかく(宝井其角) き‐かく寄客】 寄寓する客。寄食する客。居候。 き‐かく掎角】 ①[左伝襄公14年](鹿を捕らえるのに、後から足を引くのを掎、前からつのをとるのを角ということから)前後相応じて敵に当たること。 ②両雄が相対すること。 き‐かく規画‥クワク はかり定めること。計画。 き‐かく規格】 さだめ。標準。特に工業製品の、形・質・寸法などの定められた標準。「―に合わない」 ⇒きかく‐か【規格化】 ⇒きかく‐じゅうたく【規格住宅】 ⇒きかく‐ばん【規格判】 ⇒きかく‐ひん【規格品】 き‐かく棋客】 碁・将棋をする人。棋士。ききゃく。 き‐かく葵藿‥クワク アオイの花や豆の若葉が日光の方に向くように、人を敬い慕うこと。万葉集5「徳を仰ぐ心、心―に同じ」 きかく聞かく】 (「聞く」のク語法)聞くこと。万葉集4「君が御幸みゆきを―しよしも」 き‐がく器楽】 楽器のみで演奏する音楽の総称。独奏・重奏・室内楽・管弦楽などがある。↔声楽 ぎ‐かく擬革】 人造皮革。 ⇒ぎかく‐し【擬革紙】 ぎ‐がく伎楽】 ①古代日本の寺院屋外で供養として上演された無言仮面舞踊劇。612年に呉の国の楽舞を、百済くだらから帰化した味摩之みましが伝えたとされるが、源流は諸説あって定まらない。伴奏は笛・腰鼓ようこ・銅拍子どうびょうしの3種。平安時代以降は漸次衰微。呉楽くれがく。くれのうたまい。 ②仏典で供養楽または天人の奏楽。 ⇒ぎがく‐し【伎楽師】 ⇒ぎがく‐しょう【伎楽生】 ⇒ぎがく‐めん【伎楽面】 ぎ‐がく妓楽】 ①妓女の奏する音曲。 ②(→)伎楽2に同じ。 ぎ‐がく偽学】 正道に反する学問。また、その時代の主流とされる学問に反する学。異学。 ぎ‐がく義学】 ①中国宋代に宗族がその子弟教育のために設けた学校。明清では各村落に設立、無料で教育した。 ②(→)義塾に同じ。 きかく‐いん企画院‥クワクヰン 内閣総理大臣に直属し、戦時国家総動員体制の諸計画立案に当たった官庁。企画庁と資源局とを併合して1937年(昭和12)10月創設、43年軍需省に再編。 ⇒き‐かく【企画・企劃】 きかくいん‐じけん企画院事件‥クワクヰン‥ 1940年(昭和15)企画院の発表した「経済新体制確立要綱」が財界・右翼から赤化思想の産物と攻撃され、原案作成にあたった和田博雄ら17人が翌年1月〜4月に治安維持法違反容疑で検挙された事件。 ⇒き‐かく【企画・企劃】 きかく‐か規格化‥クワ 規格・標準に合わせること。工業製品などを規格に合わせて統一すること。 ⇒き‐かく【規格】 ぎかく‐し擬革紙】 強靱な和紙またはクラフト紙に特殊加工液を塗り、凹凸模様の型付けを行なって皮革に似せたもの。袋物・書籍表紙・家具調度品などに用いる。革紙かくし。レザー‐ペーパー。 ⇒ぎ‐かく【擬革】 ぎがく‐し伎楽師】 伎楽生の教授をつかさどった職。 ⇒ぎ‐がく【伎楽】 きかく‐じゅうたく規格住宅‥ヂユウ‥ ①あらかじめ何種類かの標準の型を定め、大量に生産・供給される住宅。 ②戦時あるいは戦後、臨時日本標準規格に基づいて建てられた経済的な住宅。 ⇒き‐かく【規格】 ぎがく‐しょう伎楽生‥シヤウ 伎楽を伝習した生徒。 ⇒ぎ‐がく【伎楽】 きかく‐ばん規格判】 ジス(JIS)による書籍・雑誌・事務用紙・図画用紙・便箋・ノートなどの紙の仕上り寸法。A列とB列の2系列がある。→紙(表)⇒き‐かく【規格】 きかく‐ひん規格品】 形・質・寸法などを定められた規格に合わせて作った品物。↔規格外品 ⇒き‐かく【規格】 ぎがく‐めん伎楽面】 伎楽に用いる仮面。舞楽面や能面より大きく、後頭部から深くかぶる。師子(獅子)や迦楼羅かるらのような動物的な造形のものもあるが、人間の面は鼻の高いアーリア人の特徴がみられる。東大寺などに伝存。 伎楽面 ⇒ぎ‐がく【伎楽】 き‐がけ生掛】 こよりに灯心をまきつけて芯とし、その上に油でねった蝋ろうを数回塗って乾かしたろうそく。 き‐がけ来掛け】 ①来る途中。来るついで。↔行き掛け。 ②来るとすぐ。着く早々。歌舞伎、東海道四谷怪談「これは―からの御挨拶」 き‐かげき喜歌劇】 喜劇的要素を含んだ歌劇の総称。オペラ‐ブッファ・オペレッタ・ミュージカル‐コメディーなどを含む。狭義にはオペレッタの訳語。 きかげんぽん幾何原本】 ユークリッドの著「ストイケイア」の前半の漢訳。マテオ=リッチが口訳、徐光啓がそれを完全な漢文に直し、多くの中国人に珍重された。 きか‐こうがく幾何光学‥クワウ‥ 物理学の一部門。光の道筋を線としてとらえ、反射と屈折の法則を基礎として、レンズや鏡からなる光学系を通る光線の性質を幾何学的に研究する。光の波長が光学系の大きさに比べて十分に小さい時に成り立つ法則を扱う。 き‐がさ気嵩】 ①心の大きさ。〈日葡辞書〉 ②負けん気が強いさま。勝気かちき⇒きがさ‐もの【気嵩者】

き‐がく【器楽】🔗🔉

き‐がく器楽】 楽器のみで演奏する音楽の総称。独奏・重奏・室内楽・管弦楽などがある。↔声楽

き‐がけ【生掛】🔗🔉

き‐がけ生掛】 こよりに灯心をまきつけて芯とし、その上に油でねった蝋ろうを数回塗って乾かしたろうそく。

き‐がけ【来掛け】🔗🔉

き‐がけ来掛け】 ①来る途中。来るついで。↔行き掛け。 ②来るとすぐ。着く早々。歌舞伎、東海道四谷怪談「これは―からの御挨拶」

き‐がさ【気嵩】🔗🔉

き‐がさ気嵩】 ①心の大きさ。〈日葡辞書〉 ②負けん気が強いさま。勝気かちき⇒きがさ‐もの【気嵩者】 ○気が差すきがさす 心にひっかかることがあって、素通りできない。うしろめたい感じになる。気が咎とがめる。 ⇒き【気】

○気が差すきがさす🔗🔉

○気が差すきがさす 心にひっかかることがあって、素通りできない。うしろめたい感じになる。気が咎とがめる。 ⇒き【気】 き‐がさなり季重なり】 俳諧で、一句のうちに季語が二つ以上含まれること。好ましくないこととされる。 きがさ‐もの気嵩者】 勝気な人。負けん気の人。浄瑠璃、平家女護島「難波の次郎、―」 ⇒き‐がさ【気嵩】 きか‐ざる聞か猿「三猿さんえん参照。 き‐かざ・る着飾る】 〔他五〕 美しい着物を着て身なりを飾る。盛装する。「―・って外出する」

き‐がさなり【季重なり】🔗🔉

き‐がさなり季重なり】 俳諧で、一句のうちに季語が二つ以上含まれること。好ましくないこととされる。

きがさ‐もの【気嵩者】🔗🔉

きがさ‐もの気嵩者】 勝気な人。負けん気の人。浄瑠璃、平家女護島「難波の次郎、―」 ⇒き‐がさ【気嵩】

○機が熟すきがじゅくす🔗🔉

○機が熟すきがじゅくす 物事を始めるのに丁度よい時となる。 ⇒き【機】 きか‐しょくぶつ帰化植物‥クワ‥ 主に人為的な手段により、原産地以外の地域に入り込み定着した植物。日本では、セイタカアワダチソウ・ヒメジョオン・シロツメクサ・アレチマツヨイグサなど。→自生植物 き‐がしら木頭・柝頭⇒きのかしら

き‐がしら【木頭・柝頭】🔗🔉

き‐がしら木頭・柝頭⇒きのかしら ○気が知れないきがしれない その人の気持が理解できない。「これがいやとは―」 ⇒き【気】

○気が知れないきがしれない🔗🔉

○気が知れないきがしれない その人の気持が理解できない。「これがいやとは―」 ⇒き【気】 きか‐じん帰化人‥クワ‥ 帰化によってその国の国民となった人。→帰化2㋐ きか・す利かす】 [一]〔他五〕 利くようにする。はたらかせる。「気を―・す」 [二]〔他下二〕 ⇒きかせる(下一) きか・す聞かす】 [一]〔他五〕 ①お聞きになる。きこす。古事記「賢さかし女をありと―・して」 ②聞くようにする。聞かせる。 [二]〔他下二〕 ⇒きかせる(下一) き‐ガス木ガス⇒もくガス き‐ガス希ガス・稀ガス】 (rare gas)周期表18族のヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの総称。化学的に不活発で他の元素と化合する傾向をもたない。ただし、キセノン、クリプトンおよびラドンは弗素ふっそなどと化合物をつくる。微量ながら空気中に含まれ、あるいは天然ガス中に存在。貴ガス。不活性気体。→周期表(表) きか‐すうれつ幾何数列(→)等比数列のこと。 きかず‐がお聞かず顔‥ガホ 聞こえない顔つき。知らぬふり。聞かぬ顔。 きかずざとう不聞座頭】 狂言。留守を言いつかった耳の聞こえない太郎冠者と座頭の菊都きくいちが、互いに相手をなぶり合う。不見不聞みずきかず

き‐ガス【木ガス】🔗🔉

き‐ガス木ガス⇒もくガス

き‐ガス【希ガス・稀ガス】🔗🔉

き‐ガス希ガス・稀ガス】 (rare gas)周期表18族のヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの総称。化学的に不活発で他の元素と化合する傾向をもたない。ただし、キセノン、クリプトンおよびラドンは弗素ふっそなどと化合物をつくる。微量ながら空気中に含まれ、あるいは天然ガス中に存在。貴ガス。不活性気体。→周期表(表)

○気が進まないきがすすまない🔗🔉

○気が進まないきがすすまない そうしようという気にならない。気乗りがしない。「この縁談には―」 ⇒き【気】

○気が済むきがすむ🔗🔉

○気が済むきがすむ 気がかりがなくなり落ち着く。気持がおさまる。 ⇒き【気】 きか‐せい帰家性(→)帰巣性に同じ。

○気が急くきがせく🔗🔉

○気が急くきがせく 物事を早く行いたくていらいらする。気があせる。 ⇒き【気】 きか・せる利かせる・効かせる】 〔他下一〕[文]きか・す(下二) 機敏にはたらくようにする。作用や効果が十分に現れるようにする。「すごみを―・せる」「砂糖を―・せる」 きか・せる聞かせる】 〔他下一〕[文]きか・す(下二) ①聞くようにする。言い聞かせる。 ②話や歌などがうまいので、聞く価値がある。傾聴に値する。

○気がそがれるきがそがれる🔗🔉

○気がそがれるきがそがれる 何かをしようという意気込みがくじかれる。 ⇒き【気】 き‐がた木型】 木製の模型。鋳型の原型となるものや、製靴時の基本となる型など。→モックアップ⇒きがた‐じゃく【木型尺】 きがた‐じゃく木型尺(→)鋳物尺いものじゃくに同じ。 ⇒き‐がた【木型】

き‐がた【木型】🔗🔉

き‐がた木型】 木製の模型。鋳型の原型となるものや、製靴時の基本となる型など。→モックアップ⇒きがた‐じゃく【木型尺】

きがた‐じゃく【木型尺】🔗🔉

きがた‐じゃく木型尺(→)鋳物尺いものじゃくに同じ。 ⇒き‐がた【木型】 ○気が立つきがたつ 不満があっていらいらする。 ⇒き【気】 ○気が小さいきがちいさい ささいな事を気にする性質である。小心である。↔気が大きい ⇒き【気】

○気が立つきがたつ🔗🔉

○気が立つきがたつ 不満があっていらいらする。 ⇒き【気】

○気が小さいきがちいさい🔗🔉

○気が小さいきがちいさい ささいな事を気にする性質である。小心である。↔気が大きい ⇒き【気】 きか‐ちゅうこう幾何中項‥カウ (→)比例中項に同じ。

○気が散るきがちる🔗🔉

○気が散るきがちる 気持が一つのことに集中できない。散漫になる。「気が散って勉強できない」 ⇒き【気】 き‐かつ飢渇・饑渇】 うえとかわき。食物や飲物がない苦しみ。

○気がつきるきがつきる🔗🔉

○気がつきるきがつきる 退屈する。くさくさする。狂言、独松茸「内に居れば気がつきて、悪う御座るが」 ⇒き【気】

○気が付くきがつく🔗🔉

○気が付くきがつく ①そのことに考えが及ぶ。気づく。「お釈迦様でも―めえ」 ②細かなところまで配慮が行き届く。よく気がまわる。「よく―お嬢さん」 ③ぼんやりした状態、意識を失った状態から正気に返る。 ⇒き【気】

○気が詰まるきがつまる🔗🔉

○気が詰まるきがつまる 精神的に窮屈で、圧迫されたように感じる。気づまりに思う。「先生と同室では―」 ⇒き【気】

○気が強いきがつよい🔗🔉

○気が強いきがつよい 自分の気持を主張して曲げない性格である。↔気が弱い ⇒き【気】 きか‐と 〔副〕 はっきりと。明白に。きちんと。きっかと。毛詩抄「其患の分明に、―明にして」 きか‐どうぶつ帰化動物‥クワ‥ 主に人為的な手段により、原産地以外の地域に入り込んできた動物。日本では、イネミズゾウムシ・アメリカザリガニ・ブラック‐バスなど。

○気が遠くなるきがとおくなる🔗🔉

○気が遠くなるきがとおくなる 意識が薄れて、ぼうっとなる。 ⇒き【気】

○気が通るきがとおる🔗🔉

○気が通るきがとおる 察しがよい。粋である。 ⇒き【気】

○気が咎めるきがとがめる🔗🔉

○気が咎めるきがとがめる 自分の気持にやましさを感じる。気が差す。 ⇒き【気】

○気が取り上すきがとりのぼす🔗🔉

○気が取り上すきがとりのぼす 逆上する。狂言、伯母が酒「気が取り上してどうも堪忍がならぬ」 ⇒き【気】

○気が無いきがない🔗🔉

○気が無いきがない 興味がない。好意を感じない。「権力には―」「彼女は君には―」 ⇒き【気】

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