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よとうのつみ【余桃の罪】▽中国🔗🔉

よとうのつみ【余桃の罪】▽中国 《食べ残しの桃の実のために得る罪の意》主君に愛されたことが、後にかえって主君の信頼を失って罪を得るもとになるということ。愛憎の変化のはなはだしいことのたとえ。 《参考》 衛(エイ)の弥子瑕(ヒ゛シカ)という美少年は、主君の寵愛(チョウアイ)を受けていた。ある日、主君と果樹園に遊んだとき、桃を採って食べると甘かったので、その食べかけの桃を主君に献上した。すると、主君は「自分が全部食べたいのをがまんして、わたしに食べさせてくれた。」と喜んだ。ところが、弥子瑕の容色が衰えて寵愛が薄れると、主君は「こいつは無作法なやつだ。いつだったか、自分の食べかけの桃をわたしに食わせたことがある。」とののしったという。 《出典》 〔韓非子(カンヒ゜シ)・説難篇〕

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