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ぬれぎぬをきせられる【濡れ衣を着せられる】🔗🔉

ぬれぎぬをきせられる【濡れ衣を着せられる】 無実の罪を受けること。「濡れ衣を着る」とも。 《参考》 (イ)継母(ママハハ)が先妻の娘の美しさをねたみ、漁夫の海水にぬれた衣を娘の寝所に置いて、密夫がいると実父に告げ口したという伝説による(『古今集注』)。 (ロ)無実なのに罪を負うのは、蓑(ミノ)がなくて雨に衣がぬれるようなものであるとし、「蓑無し」を「実の無し(無実)」にかけた言い方。その他、語源には諸説ある。

ぬれてであわ【濡れ手で粟】🔗🔉

ぬれてであわ【濡れ手で粟】 《ぬれた手であわ粒をつかめば、つかんだあわのほかに手にたくさん付くことから》苦労しないで多くの利益を得ることのたとえ。「濡れ手で粟の掴(ツカ)み取り」とも。

ぬれぬさきこそつゆをもいとえ【濡れぬ先こそ露をも厭え】🔗🔉

ぬれぬさきこそつゆをもいとえ【濡れぬ先こそ露をも厭え】 《ぬれないうちはぬれることをきらって露をさえいやがるが、一度ぬれてしまえば、あとはどんなにぬれても平気になるの意》過ちを犯さないうちは、どんな小さなことでもつつしむが、いったん過ちを犯してしまえば、さらにひどい過ちでも平気で行うようになるということ。 《参考》 主に男性と通じた女性について用いられる。 《類句》雨に濡れて露恐ろしからず。

ぬれぎぬをきせる【濡れ衣を着せる】🔗🔉

ぬれぎぬをきせる【濡れ衣を着せる】 無実の罪を人に負わせること。 ◎「濡れ衣」は身におぼえのない罪、無実の罪の意。

ぬれてであわ【濡れ手で粟】🔗🔉

ぬれてであわ【濡れ手で粟】 なんの苦労もしないで、楽々と大儲(もう)けをすることのたとえ。 ◎濡れた手で粟をつかむと、触っただけで手に粟がたくさんついてくることから。「濡れ手で粟の掴(つか)み取り」とも言う。 〔類〕漁夫の利/一攫千金(いっかくせんきん)

ぬれぬさきこそつゆをもいとえ【濡れぬ先こそ露をも厭え】🔗🔉

ぬれぬさきこそつゆをもいとえ【濡れぬ先こそ露をも厭え】 男と女の仲というのはひとたび肉体関係を持つと、あとはずるずると深みにはまってしまうものだということ。また、ひとたび悪事を犯してしまうと、あとはもっとひどい悪事でも平然とやるようになってしまうというたとえ。 ◎濡れないうちは、露に濡れるのさえ厭(いや)がって用心するが、いったん濡れてしまえば、あとはどんなに濡れても平気になることから。 〔例〕「濡れぬ気のやもめ露をもいとう也(なり)」(古川柳) 〔較〕One crime is everything;two,nothing.(一つの罪はすべて、二つは平気)

ぬれぬさきのかさ【濡れぬ先の傘】🔗🔉

ぬれぬさきのかさ【濡れぬ先の傘】 失敗しないようにあらかじめ用心しておくことのたとえ。 ◎雨に濡れる前に傘を用意するの意から。「降らぬ先の傘」とも言う。 〔類〕転ばぬ先の杖(つえ)

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