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だい【大】🔗⭐🔉
だい 【大】
■一■ [1] (名・形動)[文]ナリ
(1)数量や形・規模などが大きい・こと(さま)。
⇔小
「台風は上陸の公算が―だ」「声を―にする」
(2)物事の程度が大きいこと。はなはだしいこと。また,そのさま。
⇔小
「損害はきわめて―である」「責任は重く且つ―なり/花間鶯(鉄腸)」
(3)大小があるもののうち,大きいほうのもの。「生ビールの―」
(4)「大刀」の略。
(5)「大の月」の略。
⇔小
(6)「大便」の略。
(7)「大学」の略。「―卒」「女子―」
(8)地積の単位。一段三六〇歩の三分の二の,二四〇歩をいう。太閤検地以後は二〇〇歩。
(9)名詞の下に付いて,そのものぐらいの大きさである意を表す。「こぶし―の石」「等身―の人形」
→だいの(連語)
■二■ (接頭)
名詞に付く。
(1)数量や形・規模が大きいことを表す。「―群集」「―豊作」
(2)偉大な,すぐれた,などの意を表す。「―日本」「―学者」
(3)状態や程度のはなはだしいさまを表す。「―サービス」「―混乱」
(4)地位,序列が上位であることを表す。「―僧正」「―宮司」
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
■一■ [1] (名)
(1)家や位などを継いで,その地位にいる間。「祖父の―からこの地に住んでいる」「―が替わる」
(2) [0]
物・サービスなどの対価として払う金。料金。「お―はいかほどでしょう」
(3)〔Era〕
地質時代の最も大きな区分の単位。生物界の変化に基づいて設定した時代区分で,時間の長さは一定でない。古生代・中生代・新生代に分ける。
(4) [0]
代わって仕事をする人。代理。代人。「おめへさんの―に通次さんをよこさつせへ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(5) [0]
代わりとなるもの。代用。「刀の―に秤を腰にさして商ひはやるべし/浮世草子・武道伝来記 4」
(6)人名や役職名の下に付けて,その人の代理であることを示す。「中村一郎―,鈴木太郎」「師範―」
■二■ (接尾)
(1)助数詞。家やその地位を継いだ順位を示すのに用いる。「第三〇―天皇」「第四九―横綱」
(2)年齢や年代のおおよその範囲を示すのに用いる。「一九五〇年―」「三〇―の半ば」
だい【代】🔗⭐🔉
だい 【代】
(1)中国,今の河北省北西部から山西省北東部にかけての地域に対する古称。
(2)中国,五胡十六国時代に鮮卑の拓跋(タクバツ)部が建てた王朝(315-376)。北魏(ホクギ)の前身。
だい【台】🔗⭐🔉
だい 【台】
■一■ [1] (名)
(1)物をのせるためのひらたいもの。また,人がのるために使うもの。「―にのせる」「箱を―にして本を取る」
(2)高く造った建築物。たかどの。「展望―」「楚王の―の上の夜の琴の声/源氏(東屋)」
(3)物の基礎・土台となるもの。(ア)細工などをほどこす素材。「プラチナの―にダイヤをはめこむ」(イ)接ぎ木の台木。(ウ)物事のしたじ。「記して置て,…それを―にして尚ほ色々な原書を調べ/福翁自伝(諭吉)」
(4)「台の物{(2)}」に同じ。「三度の食の栄耀には,魚吉の―も飽たりし/人情本・梅児誉美 4」
(5)食物をのせる台。また,食物・食事。「大殿油など,いそぎ参らせて,御―など,こなたにてまゐらせ給ふ/源氏(夕霧)」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)車両や機械などを数えるのに用いる。「月産一万―」「ワープロ一―」
(2)数量の大体の範囲を示すのに用いる。例えば「千円台」は一〇〇〇円から一九九九円まで。「百番―の成績」「九時―の列車」
(3)印刷で,一度に印刷できるページ数を一単位として数えるのに用いる。また,製本の折り丁を数えるのにも用いる。普通,一六または三二ページを一台とする。
だい【題】🔗⭐🔉
だい 【題】
■一■ [1] (名)
(1)文章・作品・書物・講演などの内容を簡略に表すためにつける名前。標題。「―をつける」
(2)それについて詩歌などを作るように出された事柄。「歌会始めの―」
(3)試験などの問題。「作図―」「文章―」
■二■ (接尾)
助数詞。試験などの問いの数を数えるのに用いる。「五―のうち三―解けた」
だ-い【朶頤】🔗⭐🔉
だ-い 【朶頤】 (名)スル
〔「易経(頤卦)」による。「朶」は垂らす意〕
(1)あごを垂らして,食べようとすること。また,欲しがること。「人々の―すべき珍羞(チンシユウ)であらう/伊沢蘭軒(鴎外)」
(2)強国が弱国を併呑しようとすること。
だい【第】🔗⭐🔉
だい 【第】 (接頭)
数を示す語に付いて,物事の順序を表す。「―一二番目」「―五回」「―一陣」
だ-い🔗⭐🔉
だ-い (連語)
〔断定の助動詞「だ」に終助詞「い」の付いたもの〕
(1)疑問を表す語句に付いて,親しさをもこめてやや和らげていう。「いつまで寝ているん―」「じゃ,何をしに行くの―」
(2)(子供などが)断定の語気を強めていう。「うそ―」「ぼくはこれ―」
だい【大の】(和英)🔗⭐🔉
だい【代】(和英)🔗⭐🔉
だい【台】(和英)🔗⭐🔉
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