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のり【法・則・矩】🔗🔉

のり [2] 【法・則・矩】 〔動詞「のる(宣・告)」の連用形から。上位の者が下位の者に与えた宣告の意が原義〕 のっとるべき事柄。 (1)法律。法令。「商返(アキカエ)しをすとの御―あらばこそ/万葉 3809」 (2)道理。道徳。「諍ひ諫めて節に死するは是れ臣下の―なり/太平記 4」 (3)方式。やり方。「ことばに定まれる―なし。只心を得て思ひを述べば,必ず感応あるべし/沙石 5」 (4)〔仏〕 〔「法」の訓読みから〕 仏法。仏教。仏典。《法》「色にのみそめし心のくやしきを空しと説ける―ぞうれしき/新古今(釈教)」 基準とする長さ。《法》 (1)距離。みちのり。「道ノ―五里ナリ/日葡」 (2)寸法。さしわたし。「内―」 (3)建築・土木で,垂直を基準にした傾斜の度合。また,その傾斜した面。

ほう【法】🔗🔉

ほう [0] 【法】 □一□〔歴史的仮名遣い「はふ」〕 (1)物事に秩序を与えているもの。法則。のり。「―にかなった振る舞い」 (2)社会生活を維持し統制するために,強制力をもって行われる社会規範。法律。「―の裁き」「―を犯す」 (3)やり方。しかた。方法。「無事助け出す―はないものか」「客を放っておくという―があるものか」 (4)〔mood〕 インド-ヨーロッパ語で,表現内容に対する話し手の心的態度を表す動詞の語形変化。直説法・命令法・接続法(仮定法)などに分かれる。 □二□〔歴史的仮名遣い「ほふ」〕 〔仏〕 〔梵 dharma「達磨」などと音訳〕 (1)事物。物。存在。「諸―無我」 (2)(ア)真理。根本的な規範。(イ)教え。教説。教義。(ウ)仏の教え。釈迦の言葉。それを記録した経。(エ)教義・信者・教団などによって具体化されている仏教。(オ)仏事・法要・祈祷などの儀式。「祈雨の―」

ほう【法】(和英)🔗🔉

ほう【法】 (1)[法律]a law;→英和 a rule;→英和 a code (法典).→英和 (2)[方法]a method;→英和 a way.→英和 〜にかなった(反した) (un)lawful;→英和 (il)legal.→英和 そんな〜はない That's unreasonable[impossible].

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