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かた-しお ―シホ [0] 【堅塩・固塩】🔗🔉

かた-しお ―シホ [0] 【堅塩・固塩】 (1)料理の塩気の強いこと。 →甘塩 (2)精製していない固まっている塩。粗製の塩。 ⇔淡塩(アワシオ) 「―を取りつづしろひ/万葉 892」

かた-しき 【片敷き】🔗🔉

かた-しき 【片敷き】 〔動詞「かたしく」の連用形から〕 独り寝。「ひとりさえつる―の袖/源氏(真木柱)」

かた-しき [0] 【型式】🔗🔉

かた-しき [0] 【型式】 飛行機・自動車などで,その構造・設備・外形などの違いによって他と区別される独自の型。モデル。

かたしき-しょうめい [5] 【型式証明】🔗🔉

かたしき-しょうめい [5] 【型式証明】 航空機などの型式の設計が,定められた基準に適合しているという運輸大臣の証明。

かた-し・く 【片敷く】 (動カ四)🔗🔉

かた-し・く 【片敷く】 (動カ四) (1)自分の衣だけを敷いて寝る。独り寝をする。古く男女が共寝する時は二人の衣を重ねて敷いたのに対していう。「玉の浦に衣―・きひとりかも寝む/万葉 1692」 (2)〔「かた」は動作の軽いことを表す〕 敷く。「領巾(ヒレ)―・きま玉手の玉手さし交(カ)へ/万葉 1520」

かた-しぐれ 【片時雨】🔗🔉

かた-しぐれ 【片時雨】 ある場所では時雨が降っていて,別の場所では晴れていること。[季]冬。「―茶屋が異見も聞く夜なり/柳多留拾遺」

かたじけ-あ・り 【忝あり】 (動ラ変)🔗🔉

かたじけ-あ・り 【忝あり】 (動ラ変) 〔「かたじけなし」をふざけて言いかえたもの。元禄(1688-1704)頃の遊里の流行語〕 おそれ多い。恐縮である。「はにふの小屋へのお立寄り,―・りというものぢやと/浮世草子・置土産 1」

かたじけな・い [5] 【忝い・辱い】 (形)[文]ク かたじけな・し🔗🔉

かたじけな・い [5] 【忝い・辱い】 (形)[文]ク かたじけな・し (1)(身にあまる好意・親切に対して)感謝にたえない。ありがたい。「御配慮の程まことに―・く存じます」 (2)(分に過ぎた処遇に対して)おそれ多い。もったいない。恐縮だ。「―・く汚げなる所に年月を経て物し給ふこと,極まりたるかしこまり/竹取」 (3)恥ずかしい。面目ない。「天の下の百姓(オオミタカラ)の思へらまくも恥かし―・し/続紀(宝亀三宣命)」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

大辞林 ページ 141191