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きり-がたり [0][3] 【切(り)語り】🔗🔉

きり-がたり [0][3] 【切(り)語り】 (1)浄瑠璃一段のうち,最も重要な切りの部分を語ること。また,それを語る太夫。口語(クチガタ)りよりも格の高い太夫が受けもつ。 →口語り (2)講釈師などが演題の一部を語ること。

きり-かね [2][0] 【切(り)金・截り金】🔗🔉

きり-かね [2][0] 【切(り)金・截り金】 (1)金銀をのばしひろげた薄い板。箔(ハク)より少し厚く,種々の形に切って蒔絵(マキエ)の面にはめこむ。細金(サイキン)。 (2)金銀をのばしひろげて細かく切った薄い板を,仏画・仏像に貼りつけて彩色効果を高める技法。平安時代から鎌倉時代にかけて盛んに行われた。切り金彩色(ザイシキ)。細金。

きり-がね [2][0] 【切(り)金】🔗🔉

きり-がね [2][0] 【切(り)金】 (1)江戸時代,借金などの訴訟に負けた債務者に,分割で返済を行わせた方法。きりきん。 (2)「きりきん(切金){(1)}」に同じ。

きり-かぶ [2][0] 【切(り)株】🔗🔉

きり-かぶ [2][0] 【切(り)株】 木を切ったあとの根もとの部分。

きり-かみ [0][2] 【切(り)紙】🔗🔉

きり-かみ [0][2] 【切(り)紙】 〔「きりがみ」とも〕 (1)切った紙。また,紙を切って種々の形を表す細工。 (2)奉書・鳥の子・杉原などの和紙を二つに折り,折り目どおりに切り離したもの。また,その紙に書いた手紙。半切り。 →立て紙 →折り紙 (3)〔「切紙免許(メンキヨ)」の略〕 芸能・武芸などで,最初のゆるし。初等の免許状。切り紙に書きつけたのでいう。

大辞林 ページ 142562