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くず-まゆ クヅ― [0][2] 【屑繭】🔗🔉

くず-まゆ クヅ― [0][2] 【屑繭】 穴が開くなどして生糸をとるのに適さない不良な繭。多く真綿の原料とする。[季]夏。

くず-まんじゅう ―マンヂユウ [3] 【葛饅頭】🔗🔉

くず-まんじゅう ―マンヂユウ [3] 【葛饅頭】 葛練りで餡(アン)を包んで蒸した和菓子。くずもち。[季]夏。

くすみ 【鐃】🔗🔉

くすみ 【鐃】 軍陣で,合図に鳴らす小さな銅鑼(ドラ)や鉦(カネ)。くすび。「―挿せる者二騎/日本書紀(欽明訓)」

くすみ 【久隅】🔗🔉

くすみ 【久隅】 姓氏の一。

くすみ-もりかげ 【久隅守景】🔗🔉

くすみ-もりかげ 【久隅守景】 江戸前期の画家。号は無下斎。狩野探幽門下の四天王の一人。狩野門下を離れ(一説に,破門),金沢で活動。農民・庶民を主題とした詩情豊かな風俗画に特色があり,山水画もよくした。代表作「夕顔棚納涼図」など。生没年未詳。

くず-みず ―ミヅ [2] 【葛水】🔗🔉

くず-みず ―ミヅ [2] 【葛水】 葛湯(クズユ)をひやした飲み物。[季]夏。

くす・む [2] (動マ五[四])🔗🔉

くす・む [2] (動マ五[四]) (1)色が,黒っぽく,地味である。冴えない色である。「―・んだ茶色」 (2)(人の様子などが)落ち着いている。また,目立たずにいる。「大人びて何処か―・んだ所が出来た/風流懺法(虚子)」 (3)目立たずにいる。うずもれる。くすぶる。「田舎で―・んでいる」 (4)きまじめである。まじめくさる。「笑へとおほせらるるにより,―・まるる/狂言・筑紫の奥」

くず-もち [2] 【葛餅】🔗🔉

くず-もち [2] 【葛餅】 (1)葛粉・小麦粉,また現在は生麩粉(キブコ)も加えて水でとき,型に流して蒸し固めた和菓子。三角に切って糖蜜・黄な粉をまぶして食べる。[季]夏。《―や老いたる母の機嫌よく/小杉余子》 (2)「葛饅頭(クズマンジユウ)」に同じ。

くすもと 【楠本】🔗🔉

くすもと 【楠本】 姓氏の一。

くすもと-いね 【楠本イネ】🔗🔉

くすもと-いね 【楠本イネ】 (1827-1903) 産科医。長崎の人。シーボルトの娘。父の弟子について医学を学び,産科医として長崎,のち東京で開業。

くすもと-たんざん 【楠本端山】🔗🔉

くすもと-たんざん 【楠本端山】 (1828-1883) 幕末・明治の儒学者。肥前の人。名は後覚,字(アザナ)は伯暁。平戸藩儒官。はじめ陽明学を奉じたが,のち山崎闇斎の朱子学に転じ,道学を唱えた。

大辞林 ページ 142851