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くに-み 【国見】🔗⭐🔉
くに-み 【国見】
年頭,または一年の農事の開始に先立ち,その秋の豊穣(ホウジヨウ)にかかわる呪的景物を見て,豊穣を祝すること。また,その儀礼。花見はその一種。のちには天皇の即位儀礼の一環として,領有する国土の繁栄を予祝する儀礼にも分化した。「雨間(アママ)明けて―もせむを/万葉 1971」
くに-みたま 【国御魂】🔗⭐🔉
くに-みたま 【国御魂】
「くにたま(国魂)」に同じ。
くにみつ 【国光】🔗⭐🔉
くにみつ 【国光】
(1)南北朝初期,山城の刀工。次郎兵衛尉。来国俊の子。国次と並んで来派の双璧。短刀が多い。
(2)鎌倉末期,鎌倉の刀工。新藤五と称す。粟田口国綱の子との説がある。法名光心。鎌倉鍛冶(カジ)の開祖。小振りの短刀が多く,締まりのよい姿と美麗な地鉄(ジガネ)で,藤四郎吉光とともに短刀作者の双璧。
くにむね 【国宗】🔗⭐🔉
くにむね 【国宗】
鎌倉中期,備前の刀工。国真の三男で備前三郎と称される。のち鎌倉へ移る。また京都にも住んだと伝える。太刀が多く,反りが高い。
くに-めつけ [3] 【国目付】🔗⭐🔉
くに-めつけ [3] 【国目付】
江戸初期,幕府が諸藩に遣わした監察役人。治績・民情などを視察した。
くに-もち [0][4] 【国持】🔗⭐🔉
くに-もち [0][4] 【国持】
「国持衆」「国持大名」に同じ。
くにもち-しゅう [4] 【国持衆】🔗⭐🔉
くにもち-しゅう [4] 【国持衆】
室町時代,将軍の一門や譜代の大国の守護で,管領・相伴衆などに補せられないものの尊称。戦国大名にもこの名をおくった。のちには,家格の高い大名の称ともなった。国持。
くにもち-だいみょう ―ミヤウ [5] 【国持大名】🔗⭐🔉
くにもち-だいみょう ―ミヤウ [5] 【国持大名】
江戸時代,一国以上を領有する大名。また,家格の高い大名の称。前田(加賀)・毛利・島津などがその代表格。国持。
くに-もと [0] 【国元・国許】🔗⭐🔉
くに-もと [0] 【国元・国許】
(1)自分の生まれ育った所。故郷。「―の両親」
(2)本国。主君の領地。「大名が―へ帰る」
くに-もの 【国者】🔗⭐🔉
くに-もの 【国者】
(1)地方の人。田舎の人。
(2)同郷の人。「―に聞けば四五人居士に成り/柳多留 3」
くに-やき [0] 【国焼(き)】🔗⭐🔉
くに-やき [0] 【国焼(き)】
江戸時代,京都・瀬戸以外の諸地方で産した陶器。
大辞林 ページ 142944。