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――が無・い🔗⭐🔉
――が無・い
途方もない。法外だ。「ああ図無うくたびれた/浄瑠璃・平家女護島」
――に当た・る🔗⭐🔉
――に当た・る
計画や予想がそのとおりに実現する。
――に乗・る🔗⭐🔉
――に乗・る
調子に乗ってつけあがる。
ず ヅ [1] 【徒】🔗⭐🔉
ず ヅ [1] 【徒】
律の五刑の一。懲役刑。一年から三年まで半年ごと五段階に分かれる。杖(ジヨウ)より重く,流(ル)より軽い。徒刑。徒罪。
ず ヅ [0] 【頭】🔗⭐🔉
ず ヅ [0] 【頭】
あたま。かしら。こうべ。
――が高・い🔗⭐🔉
――が高・い
(敬礼をするとき)頭の下げ方がたりない。礼を欠き,態度が横柄である。
ず ヅ 【出】 (動ダ下二)🔗⭐🔉
ず ヅ 【出】 (動ダ下二)
⇒でる
ず (助動)🔗⭐🔉
ず (助動)
□一□現代語の打ち消しの助動詞「ぬ」の連用形。
→ぬ(助動)
□二□古語の打ち消しの助動詞。(ずざら・ずざり・ず・ぬざる・ねざれ・ざれ)
用言およびある種の助動詞の未然形に接続する。打ち消しの意を表す。ない。ぬ。「玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみ表はさ〈ず〉ありき/万葉 854」「京には見え〈ぬ〉鳥なればみな人見知ら〈ず〉/伊勢 8」「朝北の出で来〈ぬ〉さきに綱手はや引け/土左」「秋来ぬと目にはさやかに見え〈ね〉ども風の音にぞおどろかれぬる/古今(秋上)」
〔(1)この助動詞の活用には「ぬ」(「(な)・(に)・○・ぬ・ね・○」),「ず」(「ず・ず・ず・○・○・○」),「ず」にラ変動詞「あり」が熟合して生じた「ざり」(「ざら・ざり・(ざり)・ざる・ざれ・ざれ」)の三系列がある。これらのうち,「ぬ」の系列が最も古く,次いで「ず」の系列があり,のちにはさらに「ざり」の系列が補助活用として生じ,中古以降多く用いられた。(2)「ぬ」の系列のうち,未然形「な」,連用形「に」は,上代において,ク語法「なく」の「な」,「飽かに」「知らに」「かてに」の「に」としてわずかに用いられるだけである。(3)中世以降,口語では連体形「ぬ」の終止法が一般化し,現代語の打ち消しの助動詞「ぬ」の活用へと転じていった。また,連用形「ず」には,「ずして」「ずて」「ずと」「ずとも」「ずに」などの連語形が派生してそれぞれ用いられた〕
→ぬ(助動)
→ざり
→ずして
→ずて
→ずと
→ずとも
→ずに
→ずは
→ずば
→ずんば
大辞林 ページ 147117。