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たい-こく [0] 【大国】🔗🔉

たい-こく [0] 【大国】 (1)領土が広く,人口の多い国。国力の盛んな国。 ⇔小国 (2)律令制で,国を面積や人口などで四等に分けたうちの,第一等の国。延喜式では,大和・常陸(ヒタチ)など十余国。 →上国 →中国 →下国

たいこく-しゅぎ [5] 【大国主義】🔗🔉

たいこく-しゅぎ [5] 【大国主義】 国際関係において,大国が自国の強大な力を背景に,小国に対して強圧的・独善的な態度をとること。

たい-ごく [0] 【大獄】🔗🔉

たい-ごく [0] 【大獄】 大きな犯罪事件で多くの者が捕らえられること。「安政の―」

だい-こく [0][4] 【大黒】🔗🔉

だい-こく [0][4] 【大黒】 (1)「大黒天」の略。「―様」 (2)僧侶の妻の通称。梵妻。「此寺の―になりたくば,和尚のかへらるるまで待て/浮世草子・五人女 4」 (3)「大黒傘」の略。 (4)「大黒舞」の略。

だいこく-がさ [5] 【大黒傘】🔗🔉

だいこく-がさ [5] 【大黒傘】 番傘の別名。 〔元来は江戸時代,大坂の大黒屋で作った番傘。轆轤(ロクロ)が太く,紙も厚く,丈夫なものだった〕

だいこく-こう ―カウ [0] 【大黒講】🔗🔉

だいこく-こう ―カウ [0] 【大黒講】 大黒天を信ずる者の講。「―を結び,当地の手前よろしき者ども集まり/浮世草子・胸算用 2」

だいこく-こがね [5] 【大黒黄金】🔗🔉

だいこく-こがね [5] 【大黒黄金】 コガネムシ科の甲虫。体長約25ミリメートル。体は楕円形で,全身黒色。雄の頭には長い角がある。牛などの糞(フン)の下に縦穴を掘り,糞を運んで食う。日本各地と東アジアに分布。

だいこく-ずきん ―ヅ― [5][6] 【大黒頭巾】🔗🔉

だいこく-ずきん ―ヅ― [5][6] 【大黒頭巾】 〔画像や彫像の大黒天(2) がかぶっていることから〕 横にふくれ出た形の丸頭巾。

だいこく-てん 【大黒天】🔗🔉

だいこく-てん 【大黒天】 〔梵 Mahkla 摩訶迦羅と音訳〕 (1)〔仏〕 三宝を守護し戦闘をつかさどった神。普通三面六臂逆髪青黒の忿怒相につくる。中国・日本では食物の神として寺などの厨房にまつられた。大黒神。 (2)七福神の一。狩衣に似た服を着て大黒頭巾をかぶり,左肩に大袋を背負い,右手に打ち手の小槌(コヅチ)を持ち,米俵の上に座る像につくる。日本では大国主神(オオクニヌシノミコト)と習合し,福徳の神として民間の信仰を集める。 大黒天(1) [図]

大辞林 ページ 148470