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て-そう ―サウ 【て候】 (連語)🔗🔉

て-そう ―サウ 【て候】 (連語) 〔「てさうらふ」の転。中世語〕 (1)「…た」の意の丁寧語。…ました。「その次信とやらんの最後所をこそ,この法師が見―しか/幸若・屋島軍」「咸陽をも焼き払う―/史記抄 5」 (2)「…てある」「…ている」の意の丁寧語。…てあります。…ています。…ております。「此等をだに召され―は,重耳を入れう事はやすからう/史記抄 3」「あの花は去年より開き―者をと云ぞ/中華若木詩抄」

で-そう ―サウ 【で候】 (連語)🔗🔉

で-そう ―サウ 【で候】 (連語) 〔「にてさうらふ」の転。中世後期の語〕 「…である」の意の丁寧語。…であります。…でございます。「さやうにおぼしめす事―は心得申しさう/史記抄 16」「おとがひこそは長けれ。槍おとがひ―物/狂言・今参(天正本)」

て-そそぶり🔗🔉

て-そそぶり 手でもてあそぶこと。てすさび。てそぼり。「―にやあ,あらまい事でもないが/滑稽本・膝栗毛 5」

て-ぞなえ ―ゾナヘ [2] 【手備え】🔗🔉

て-ぞなえ ―ゾナヘ [2] 【手備え】 大将の陣営を守る兵。

て-ぞめ [0] 【手染(め)】🔗🔉

て-ぞめ [0] 【手染(め)】 手ずから染めること。また,そのもの。

で-ぞめ [0] 【出初(め)】🔗🔉

で-ぞめ [0] 【出初(め)】 (1)はじめて出ること。また,新年に,はじめて一同が出そろってする行事。初出(ハツデ)。 (2)「出初め式」に同じ。[季]新年。

でぞめ-しき [3] 【出初(め)式】🔗🔉

でぞめ-しき [3] 【出初(め)式】 一月初旬に行われる消防関係の仕事初めの式。消火演習や,鳶(トビ)の者のはしご乗りなどが行われる。[季]新年。

で-そろ・う ―ソロフ [3][0] 【出揃う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

で-そろ・う ―ソロフ [3][0] 【出揃う】 (動ワ五[ハ四]) 出るはずの人や物がすっかり出る。残らず出る。「代表チームが―・う」

て-ぞん [0] 【手損】🔗🔉

て-ぞん [0] 【手損】 将棋で,先手・後手が応酬して一段落した結果,一方が手数において損をすること。 ⇔手得

て-た (連語)🔗🔉

て-た (連語) 〔「ていた」の転。話し言葉でのくだけた言い方。上に来る語によっては「でた」となる〕 すでに行われたことを確認する意を表す。…ていた。「君はあの時ああ言っ―けれど,あれはやっぱり間違いだよ」「君が読んでた本貸してくれないか」

大辞林 ページ 150049