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ゆみ-とり [4][3] 【弓取り】🔗🔉

ゆみ-とり [4][3] 【弓取り】 (1)弓矢をとり用いることを務めとすること。また,その人。すなわち武士。 (2)弓術の巧みな人。「大衆の中に―は少しもなし/平治(中・古活字本)」 (3)国持ちの武家。「先づ第一に国持をば―と申/甲陽軍鑑(品四〇)」 (4)相撲の弓取り式のこと。また,それを行う力士。

ゆみとり-しき [4] 【弓取り式】🔗🔉

ゆみとり-しき [4] 【弓取り式】 相撲で,優勝者に与えられる弓を嘉納する儀式。現在では毎日の取組のあとに,結びの一番の勝ち力士に与える弓を,作法を心得た他の力士が代わりに受け取って,頭上でまわしたり,土俵をはらい清めたり,肩にかついで四股(シコ)を踏んだりする儀式。

ゆみ-ながし [3] 【弓流し】🔗🔉

ゆみ-ながし [3] 【弓流し】 屋島の合戦の際,源義経が自分が海中に落としてしまった弱い弓を,自らの名誉のために敵と戦いながら拾い上げたという故事。

ゆみ-なり [0] 【弓形】🔗🔉

ゆみ-なり [0] 【弓形】 弦(ツル)を張った弓のように曲がった形。「体を―にそらす」

ゆみ-の-けち 【弓の結】🔗🔉

ゆみ-の-けち 【弓の結】 賭弓(ノリユミ)の競技。「右の大殿の―に,上達部・親王たち多く集ひ給ひて/源氏(花宴)」

ゆみ-のこ [0] 【弓鋸】🔗🔉

ゆみ-のこ [0] 【弓鋸】 弓のように張った枠に,細いのこぎりを弦(ツル)を張るように取り付けたのこぎり。主に金属切断用。弦鋸(ツルノコ)。

ゆみのこ-ばん [0] 【弓鋸盤】🔗🔉

ゆみのこ-ばん [0] 【弓鋸盤】 工作機械の一。大型の弓鋸をモーターで往復させて金属を切断するもの。金切りのこ盤。

ゆみ-の-てんか 【弓の天下】🔗🔉

ゆみ-の-てんか 【弓の天下】 江戸時代,京都三十三間堂の通し矢で,矢数を最も多く射た者の称。 →大矢数(オオヤカズ)

ゆみ-ば [0] 【弓場】🔗🔉

ゆみ-ば [0] 【弓場】 「ゆば(弓場)」に同じ。

ゆみば-どの [0] 【弓場殿】🔗🔉

ゆみば-どの [0] 【弓場殿】 「ゆばどの(弓場殿)」に同じ。

ゆみ-はじめ [3] 【弓始め】🔗🔉

ゆみ-はじめ [3] 【弓始め】 (1)新年,初めて弓を引くこと。初弓。射初(イゾ)め。弓矢始め。射場(イバ)始め。[季]新年。《禰宜の矢のおほらかに逸れ―/平松措大》 (2)新設の弓場で,初めて弓を射る儀式。

大辞林 ページ 156203