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おれ【折れ】🔗🔉

おれ ヲレ [2] 【折れ】 折れること。折れた物。折れた部分。

おれ🔗🔉

おれ [0] (代) (1)一人称。男が仲間や目下の者とざっくばらんに話す時に用いられる。「ぼく」などよりぞんざいな語。「―が何とかしよう」「―とお前の仲じゃないか」 〔「俺」「己」「乃公」などと書く〕 (2)二人称。下位の者に対して,また相手をののしる時に用いる。おまえ。「―を取殺(ト)れと詔りたまひて/古事記(中)」 〔「爾」「」などと書かれる〕〔上代から中古へかけてはもっぱら二人称として用いられた。中世以降,一人称として用いられるようになり,特に近世以降は一人称の語として一般化した。これは貴賤男女の別なく用いられたが,近世末期以降は,女性には一般に用いられなくなった〕 →うれ

おれ-あ・う【折れ合う】🔗🔉

おれ-あ・う ヲレアフ [3][0] 【折れ合う】 (動ワ五[ハ四]) お互いにゆずりあって妥協する。おりあう。「妥当な線で―・う」

オレアンドマイシンoleandomycin🔗🔉

オレアンドマイシン [6] oleandomycin ある種の放線菌が産生する抗生物質。ブドウ球菌・マイコプラズマ・連鎖球菌・肺炎双球菌・ジフテリア菌・髄膜炎菌・淋菌に有効。

お-れい【御礼】🔗🔉

お-れい [0] 【御礼】 (1)感謝の意を表すこと。また,その言葉。「―を述べる」 (2)感謝を表すために贈る品物。「ほんの―のしるしです」

おれい-がえし【御礼返し】🔗🔉

おれい-がえし ―ガヘシ [4] 【御礼返し】 贈る相手を敬って,返礼をいう語。

おれい-ごえ【御礼肥】🔗🔉

おれい-ごえ [0] 【御礼肥】 花が咲いたあとや果実を収穫したあとに施す肥料。

おれい-ぼうこう【御礼奉公】🔗🔉

おれい-ぼうこう [4] 【御礼奉公】 奉公人が約束の期間の奉公が済んだあと,恩返しのためにある期間主家にとどまってする奉公。れいぼうこう。

おれい-まいり【御礼参り】🔗🔉

おれい-まいり ―マリ [4] 【御礼参り】 (1)神仏にかけた願が成就したお礼に,社寺にもうでること。 (2)俗に,暴力団員などが告発や証言など自分の不利益となるような行為をした者に対し,それを恨んで,あとで仕返しに行くこと。「―がこわくて泣き寝入りする」

オレイン-さん【―酸】🔗🔉

オレイン-さん [0] 【―酸】 〔(ドイツ) Olein〕 高級不飽和脂肪酸の一。化学式 CHCOOH 無色の液体。多くの油脂中にグリセリドとして存在。還元するとステアリン酸になる。油酸。

オレーシャYurii Karlovich Olesha🔗🔉

オレーシャ Yurii Karlovich Olesha (1899-1960) ソ連の小説家。大胆な比喩を多用した斬新な文体で1920年代の新しいソ連文学の代表者の一人となった。代表作は長編「羨望」「三人のふとっちょ」,短編「恋」など。

オレーフ(オランダ) olijf🔗🔉

オレーフ (オランダ) olijf オリーブ。「―油」[解体新書]

オレームNicole Oresme🔗🔉

オレーム Nicole Oresme (1320頃-1382) フランスの聖職者・数学者・物理学者。等加速度運動の明確な理解に基づいて座標幾何学的な表現を与え,ガリレイの近代力学,デカルトの解析幾何学の先駆をなす。また,運動の相対性の把握から,コペルニクスに先立って地動説の可能性を論じたほか,分数指数を初めて用いた。

おれおれ・し【愚愚し】🔗🔉

おれおれ・し 【愚愚し】 (形シク) ぼんやりしている。愚かである。「もとより―・しき人の心にて/源氏(手習)」

オレガノ(スペイン) organo🔗🔉

オレガノ [0] (スペイン) organo シソ科の多年草。地中海沿岸原産。高さ約60センチメートル。夏から秋にかけて茎頭に淡紅紫色の小花を穂状につける。葉はイタリア料理,特にピザには欠かせない香辛料となる。ハナハッカ。

お-れきれき【御歴歴】🔗🔉

お-れきれき [0] 【御歴歴】 「歴歴」の敬称。身分・地位などの高い人たち。名士たち。「―が揃(ソロ)う」

おれ-くぎ【折れ釘】🔗🔉

おれ-くぎ ヲレ― [2] 【折れ釘】 (1)折れた釘。 (2)和釘の一種。頭部を直角に折り曲げてある釘。柱などに打ちつけて,物を掛けるのに用いる。おりくぎ。

おれくぎ-りゅう【折れ釘流】🔗🔉

おれくぎ-りゅう ヲレ―リウ [0] 【折れ釘流】 きわめて字の下手(ヘタ)なこと。金釘(カナクギ)流。

おれ-くち【折れ口】🔗🔉

おれ-くち ヲレ― [2] 【折れ口】 (1)物の折れたところ。折れた断面。 (2)人の死にあうこと。とむらい。「明日は伊勢五の家の―で/歌舞伎・梅雨小袖」 (3)仲直りをする機会。「粋な女房の挨拶もよい―と/浄瑠璃・夏祭」

おれ-こだ・る【折れこだる】🔗🔉

おれ-こだ・る ヲレ― 【折れこだる】 (動ラ下二) (体が)くねりまがる。「―・れ,身をなきになして舞ひたりし/弁内侍日記」

おれ-こま・す【折れ込ます】🔗🔉

おれ-こま・す ヲレ― 【折れ込ます】 (動サ四) 妊娠させる。はらませる。「娘と出来て―・したもんだから/滑稽本・浮世床 2」

おれ-こ・む【折れ込む】🔗🔉

おれ-こ・む ヲレ― [3][0] 【折れ込む】 (動マ五[四]) (1)折れて中に入る。「鉄柱が壁の中に―・む」 (2)妊娠する。はらむ。「―・んだ御礼に石の手水鉢/柳多留 23」

オレゴンOregon🔗🔉

オレゴン Oregon アメリカ合衆国,太平洋岸の州。大半が山地で森林資源に富む。州都セーレム。

おれ-さま【俺様・己様】🔗🔉

おれ-さま [0] 【俺様・己様】 (代) 〔「さま」は接尾語〕 一人称。自分自身を尊大にいう。「―にさからう気か」

オレステイアOresteia🔗🔉

オレステイア Oresteia 古代ギリシャの悲劇詩人アイスキュロスの晩年の三作品,「アガメムノン」「コエフォロイ」「エウメニデス」をいう。前458年上演。三編が完備した唯一の三部作。アトレウス一族の血で血を洗う復讐劇。トロイアから凱旋したアガメムノン王の暗殺,子オレステスの仇討ち,オレステスの母殺しの裁判という一連の伝説をそれぞれ主題とする。

オレステスOrests🔗🔉

オレステス Orests ギリシャ伝説中の人物。ミュケナイ王アガメムノンと妃クリュタイムネストラの子。エレクトラ・イフィゲネイアの兄弟。父を殺した母とその情夫アイギストスに復讐する。この仇討ちを題材にした悲劇作品には,アイスキュロスの「オレステイア三部作」,ソフォクレスの「エレクトラ」,エウリピデスの「エレクトラ」「オレステス」がある。

おれ-せん【折れ線】🔗🔉

おれ-せん ヲレ― [0] 【折れ線】 いくつかの点を順に線分で結んでできる図形。折線(セツセン)。

おれせん-グラフ【折れ線―】🔗🔉

おれせん-グラフ ヲレ― [5] 【折れ線―】 数量の大きさを表す位置を線で順次結んでできるグラフ。時間の経過に伴って変化する量の推移をみるのに便利。

おれ-それ🔗🔉

おれ-それ (1)挨拶(アイサツ)。作法。「乗合の気さんじは,―なしに横に寝て/浮世草子・色三味線」 (2)何やかや。あれこれ。「傍輩中の―も中よく見ゆる/浄瑠璃・廿四孝」

おれ-たち【俺達】🔗🔉

おれ-たち [2] 【俺達】 (代) 一人称。「おれ」の複数。

お-れつ【お列・オ列】🔗🔉

お-れつ [1] 【お列・オ列】 「お段」に同じ。

おれっち【俺っち】🔗🔉

おれっち [2] 【俺っち】 (代) 〔「おれたち」の転〕 一人称。 (1)「おれ」の複数。おれたち。 (2)(単数。「おれ」のくだけた言い方)おれ。

オレフィン-けい-たんかすいそ【―系炭化水素】🔗🔉

オレフィン-けい-たんかすいそ ―タンクワスイソ [10] 【―系炭化水素】 〔olefin〕 ⇒エチレン系炭化水素(ケイタンカスイソ)

おれ-まが・る【折れ曲(が)る】🔗🔉

おれ-まが・る ヲレ― [4][0] 【折れ曲(が)る】 (動ラ五[四]) (1)棒状のものが中途から折れてまがる。また,くねくねとまがる。「先の―・った釘」「―・った山道」 (2)進路をかえてまがる。「バス道路から右へ―・る」

おれ-め【折れ目】🔗🔉

おれ-め ヲレ― [3] 【折れ目】 物の折れたところにつく境や線。

おれ-め【己奴】🔗🔉

おれ-め 【己奴】 (代) 〔「め」は接尾語〕 二人称。目下の者に対して,見下す気持ちで用いる。きさま。おのれめ。「―は身共を臆病者にするか/狂言・清水」

おれ-もの【愚者】🔗🔉

おれ-もの 【愚者】 おろかもの。ばかもの。「深き労なき―も/源氏(絵合)」

おれ-ら【己等】🔗🔉

おれ-ら [2] 【己等】 (代) (1)一人称。われ。われら。おれたち。男が同輩またはそれ以下の者に対していう。複数にも単数にも用いる。「そんなこと,―の知ったことか」 (2)二人称。下位の者に対して,あるいは相手をののしっていう。おまえたち。おまえら。「法師は物をえ書かぬぞ。さらば―書け/平家 5」

お・れる【折れる】🔗🔉

お・れる ヲレル [2] 【折れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 を・る (1)紙など平面状のものが鋭く曲がる。おれまがる。「ページのすみが―・れる」 (2)固い,線状・棒状のものが曲がってこわれる。「風で木の枝が―・れた」「足の骨が―・れる」「鉛筆の芯が―・れる」 (3)曲がって進む。「つきあたりを右に―・れるとバス通りに出る」「道が左に―・れている」 (4)相手に対する自分の主張をやわらげて相手の言い分を聞き入れる。譲歩する。「最後には相手が―・れて,やっと話がまとまった」 (5)(「骨がおれる」の形で)手間がかかる。苦労する。「骨が―・れる仕事」「気骨が―・れる」

オレンジorange🔗🔉

オレンジ [2] orange (1)みかん・夏みかん・ネーブルなどの総称。柑橘(カンキツ)類。「―-ジュース」 (2)柑橘類のうち,スイート-オレンジの類の称。 (3)黄色と赤色の中間の色。だいだい色。オレンジ色。

オレンジ-エードorangeade🔗🔉

オレンジ-エード [5] orangeade オレンジのしぼり汁に砂糖と冷水を加えた飲み物。

オレンジ-カード🔗🔉

オレンジ-カード [5] 〔和 orange+card〕 JR 発売のプリペイド-カードの一。自動券売機で乗車券を購入できる。

オレンジ-キュラソー🔗🔉

オレンジ-キュラソー [6] 〔和 orange+curaao〕 褐色のキュラソー。最も一般的で,カクテルの材料や,菓子の香り付けに用いられる。

オレンジ-ピールorange peel🔗🔉

オレンジ-ピール [5] orange peel オレンジの皮。砂糖漬けにして菓子に使ったり,乾燥させてポプリに使ったりする。

オレンジ-ビターズorange bitters🔗🔉

オレンジ-ビターズ [5] orange bitters ビターズの一。ビター-オレンジの皮などから作られる。食前酒のほかカクテルの風味づけなどに用いられる。

オレンジ-ペコーorange pekoe🔗🔉

オレンジ-ペコー [5] orange pekoe インドやスリランカ産の中で,最上級とされる紅茶。

オレンジ-ボウルOrange Bowl🔗🔉

オレンジ-ボウル Orange Bowl アメリカン-フットボールの四大ボウルの一つ。一月一日,アメリカの大学フットボールの有力リーグの優勝チームが招待されて,フロリダ州マイアミで開催される。

オレンジ-け【―家】🔗🔉

オレンジ-け 【―家】 〔Orange〕 ⇒オラニエ-ナッサウ家(ケ)

オレンジ-じゆうこく【―自由国】🔗🔉

オレンジ-じゆうこく ―ジイウコク 【―自由国】 1854年ボーア人が南アフリカのオレンジ(Orange)川上流の北に建てた国。首都ブルームフォンテーン。ダイヤモンド鉱が発見されると,イギリスが侵略したため南アフリカ戦争が起こり,1902年敗れてトランスバール共和国とともにイギリスに併合されたが,10年,南アフリカ連邦成立の際に,その一州になる。

おれあう【折れ合う】(和英)🔗🔉

おれあう【折れ合う】 ⇒折り合う.

おれきれき【お歴々】(和英)🔗🔉

おれきれき【お歴々】 distinguished persons;notables;magnates;VIPs.

おれくぎ【折れ釘】(和英)🔗🔉

おれくぎ【折れ釘】 a broken[hooked (折れ曲がった)]nail.

おれる【折れる】(和英)🔗🔉

おれる【折れる】 (1) break;→英和 be broken.(2) can be folded (折りたためる). (3) give in[yield to](譲歩);compromise;→英和 meethalfway (折れて出る).

オレンジ(和英)🔗🔉

オレンジ an orange.→英和 〜色の orange(-colored).

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