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ご🔗⭐🔉
ご
「こ」の濁音の仮名。軟口蓋破裂音の有声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。現代共通語では,この音は主として語頭に用いられ,語中・語尾では,その頭子音が軟口蓋鼻音となるのが一般である。これを鼻濁音の「ご」といい,必要に応じ「こ(コ)」に半濁点「°」を付けて示すことがある。
〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕
ご🔗⭐🔉
ご
枯れて落ちた松葉。「―をたいて手拭ひあぶる寒さかな/笈日記」
ご【豆汁・豆油】🔗⭐🔉
ご [1] 【豆汁・豆油】
大豆を水に浸し,すりつぶした汁。豆腐・豆乳の原料。染色の色止めにも用いる。ごじる。
ご【五・伍】🔗⭐🔉
ご [1] 【五・伍】
数の名。四より一つ多い数。一〇の半分。片手の指の数。いつ。いつつ。
ご【午】🔗⭐🔉
ご 【午】
午(ウマ)の刻。今の正午前後。「三井寺や日は―にせまる若楓/新花摘」
ご【後】🔗⭐🔉
ご [0] 【後】
あることが起こったのち。あと。「その―」「夕食―」
ご【御】🔗⭐🔉
ご 【御】
■一■ (名)
〔「御前」の略か〕
婦人の敬称。「伊勢の―もかくこそありけめ/源氏(総角)」
■二■ (接頭)
(1)主として漢語の名詞などに付いて,尊敬の意を表す。「―意見を尊重します」「―両親」「―家庭のみなさま」「―本」「―殿」
(2)動作を表す漢語に付く。(ア)人の行為に対する尊敬の意を表す。「―成人のあかつきには」「―帰国なさる」「―説明くださる」(イ)行為の及ぶ他人を敬って,自分の行為をへりくだっていう。「―案内申しあげる」「―招待いたします」「―紹介する」
(3)漢語の名詞に付いて,丁寧・上品にいう。「―飯」「―詠歌」「―馳走」
→お(御)
■三■ (接尾)
人物を表す名詞に付いて,尊敬の意を添える。「伯父―」「てて―」「めい―さま」
ご【期】🔗⭐🔉
ご [0][1] 【期】
〔呉音〕
(1)とき。おり。時期。「この―に及んで見苦しい振る舞いはしたくない」
(2)臨終の時。「今は―を待つばかりなり/謡曲・土蜘蛛」
ご【碁・棊・棋】🔗⭐🔉
ご [0][1] 【碁・棊・棋】
二人が相対し,縦横一九路ずつの枡目を刻んだ盤上で黒石と白石を枡目の交点に交互に打ち合い,囲った交点の数(地(ジ))と取った石の多さで勝負を争う遊戯。中国におこった。囲碁。「―を打つ」
ご【語】🔗⭐🔉
ご [1] 【語】
(1)ことば。「―を次ぐ」
(2)単語。「―の意味を調べる」
ご【呉】🔗⭐🔉
ご 【呉】
(1)中国,春秋時代の列国の一((?-前473))。長江下流域を領有。楚(ソ)・越と抗争し中原進出をはかったが,闔閭(コウリヨ)の子夫差(フサ)のとき,越王勾践(コウセン)に滅ぼされた。
(2)三国時代の王朝の一(222-280)。都は建業(今の南京)。孫権が江南に樹立。彼の死後衰え,西晋の武帝に滅ぼされた。
(3)五代十国の一(902-937)。淮南(ワイナン)節度使の楊行密が揚州を中心に樹立。徐知誥(ジヨチコウ)に滅ぼされた。
(4)今の江蘇省のうち長江以南一帯の地名。
ゴア
Goa
🔗⭐🔉
ゴア
Goa
(1)インドの南西海岸にある州。鉄鉱の産地。1510年ポルトガルの植民地となり東洋貿易・カトリック宣教の拠点として繁栄。1961年インドに帰属。ザビエルの墓がある。
(2)近世,オランダ人がもたらしたインド産の織物。
〔「臥亜」とも書く〕
Goa
(1)インドの南西海岸にある州。鉄鉱の産地。1510年ポルトガルの植民地となり東洋貿易・カトリック宣教の拠点として繁栄。1961年インドに帰属。ザビエルの墓がある。
(2)近世,オランダ人がもたらしたインド産の織物。
〔「臥亜」とも書く〕
ゴアード-スカート
gored skirt
🔗⭐🔉
ゴアード-スカート [6]
gored skirt
縦長の台形を何枚か接ぎ合わせたスカート。ゴア-スカート。
gored skirt
縦長の台形を何枚か接ぎ合わせたスカート。ゴア-スカート。
こ-あい【濃藍】🔗⭐🔉
こ-あい ―ア
[0] 【濃藍】
濃い藍色。
[0] 【濃藍】
濃い藍色。
ご-あいさつ【御挨拶】🔗⭐🔉
ご-あいさつ [2] 【御挨拶】
(1)相手を敬って挨拶を丁寧に言う語。
(2)相手の失礼な言い方などに対して皮肉を込めて言う語。あきれた言いざま。「これは―だね」
こ-あおい【小葵】🔗⭐🔉
こ-あおい ―アフヒ [2] 【小葵】
(1)銭葵(ゼニアオイ)の異名。
(2)模様の名。銭葵の花を模様化したもの。有職文様の一つで,天皇や貴族の下襲(シタガサネ)などに用いた。
小葵(2)
[図]
[図]
こ-あかえ【古赤絵】🔗⭐🔉
こ-あかえ ―アカ
[2] 【古赤絵】
中国明代の赤絵のうち,景徳鎮民窯で万暦以前のものの総称。下地に染付を用いない。一六世紀前半が最盛期。
[2] 【古赤絵】
中国明代の赤絵のうち,景徳鎮民窯で万暦以前のものの総称。下地に染付を用いない。一六世紀前半が最盛期。
こ-あきない【小商い】🔗⭐🔉
こ-あきない ―アキナヒ [2][3] 【小商い】
小規模な商売。また,取引額の小さい売買。
⇔大商い
ご-あくしゅ【五悪趣】🔗⭐🔉
ご-あくしゅ [3] 【五悪趣】
〔仏〕 煩悩(ボンノウ)を断ちきれぬ者が死後に生まれかわる五種類の存在,またその生活。天上・人間・地獄・畜生・餓鬼。五悪道。五道。
ご-あくどう【五悪道】🔗⭐🔉
ご-あくどう ―アクダウ [3] 【五悪道】
⇒五悪趣(ゴアクシユ)
ご-あさって🔗⭐🔉
ご-あさって [3]
(西日本で)あさっての翌々日。
こ-あたり【小当(た)り】🔗⭐🔉
こ-あたり [2] 【小当(た)り】 (名)スル
それとなく他人の気持ちを探ってみること。「―に当たってみる」
こ-あて【小宛】🔗⭐🔉
こ-あて [0] 【小宛】
連歌で,前句の持つ意味・情趣の本質・核心のこと。付句のときに必ず押さえておかなければならない急所。二条良基の所論。心の小宛。詞の小宛。
ゴア-テックス
Gore-Tex
🔗⭐🔉
ゴア-テックス [3]
Gore-Tex
〔アメリカの化学者 W. L. Gore の発明〕
微細な孔をあけたフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)の膜。汗などの蒸気は逃す。むれない防水加工が得られる。商標名。
→透湿防水性素材
Gore-Tex
〔アメリカの化学者 W. L. Gore の発明〕
微細な孔をあけたフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)の膜。汗などの蒸気は逃す。むれない防水加工が得られる。商標名。
→透湿防水性素材
こ-あま・い【小甘い】🔗⭐🔉
こ-あま・い [0] 【小甘い】 (形)
取引用語。相場がやや下がり気味である。
こ-あめ【小雨】🔗⭐🔉
こ-あめ [0] 【小雨】
こさめ。
こ-あゆ【小鮎】🔗⭐🔉
こ-あゆ [0] 【小鮎】
(1)アユの幼魚。若鮎。[季]春。
(2)湖に陸封され,成長しても全長10センチメートル前後にしかならないアユ。琵琶湖・池田湖などにすむ。稚魚のうちに他の河川に放流すれば普通のアユと同程度の大きさに育つ。湖産アユ。
ごあり-ま・す🔗⭐🔉
ごあり-ま・す (動サ特活)
〔「ござります」の転〕
補助動詞として用いる。補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でございます。「こんな熱い涙は出ませぬで―・するで―・する/浄瑠璃・宵庚申(上)」
〔活用は補助動詞「ござります」に同じ〕
ごあ・る🔗⭐🔉
ごあ・る (動ラ四)
〔「ござる」の転〕
(1)「ある」の意の丁寧語。あります。「某は生まれて此かた,湯風呂を仕た事も―・らぬ/狂言・粟田口」
(2)(補助動詞)
補助動詞「ある」の意の丁寧語。…であります。「五十両や百両友達に損掛ける忠兵衛では―・らぬああ/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
こ-あんこく【胡安国】🔗⭐🔉
こ-あんこく 【胡安国】
(1074-1138) 中国,宋代の学者。字(アザナ)は康侯,号は武夷。高宗のとき中書舎人となり,侍講を兼ねた。著「春秋伝」など。
ごあん・す🔗⭐🔉
ごあん・す (動サ特活)
〔「ござんす」の転〕
(1)「行く」「来る」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「前はさいさい―・して何が怖うて逃げさんす/浄瑠璃・二枚絵草紙(下)」
(2)(補助動詞)
補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でございます。「なんの気随で―・しよ/浄瑠璃・反魂香」
〔活用は動詞「ござります」に同じ〕
ご-あんない【御案内】🔗⭐🔉
ご-あんない [0] 【御案内】
ごぞんじ。御承知。「皆様―のとおり」
→案内(4)
ご-い【五位】🔗⭐🔉
ご-い ―
[1] 【五位】
(1)位階の第五番目。正五位と従五位とがある。律令制では五位以上は勅授とされ,六位以下にくらべて格段に優遇された。
(2)〔仏〕 すべての存在を五つに分類したもの。色法(物質的存在)・心法(心の主体)・心所法(心法に付随する働き)・心不相応法(他の四位の属さないもの)・無為法(真理)の総称。
(3)「五位鷺(ゴイサギ)」の略。
[1] 【五位】
(1)位階の第五番目。正五位と従五位とがある。律令制では五位以上は勅授とされ,六位以下にくらべて格段に優遇された。
(2)〔仏〕 すべての存在を五つに分類したもの。色法(物質的存在)・心法(心の主体)・心所法(心法に付随する働き)・心不相応法(他の四位の属さないもの)・無為法(真理)の総称。
(3)「五位鷺(ゴイサギ)」の略。
ご-い【五噫】🔗⭐🔉
ご-い [1] 【五噫】
〔「後漢書(逸民伝)」による。後漢の人,梁鴻(リヨウコウ)が五つの「噫」の字のある歌を作って世を嘆いたことから〕
嘆き憂えること。
ご-い【語彙】🔗⭐🔉
ご-い ―
[1] 【語彙】
(1)〔vocabulary〕
ある一つの言語体系で用いられる単語の総体。言語体系をどのように限るかによって,内容が変わる。日本語という限り方をすれば,日本語の単語全体を意味し,漁村・農村あるいは特定の職業など,ある領域に限れば,その領域内で使われる単語の全体を意味し,ある個人に限れば,その人の使う語の総量を表す。「漱石の―」「―が豊富だ」
(2)単語を集め,一定の方式に従って順序立てて並べたもの。解釈の付けられているものが多い。「近松―」
[1] 【語彙】
(1)〔vocabulary〕
ある一つの言語体系で用いられる単語の総体。言語体系をどのように限るかによって,内容が変わる。日本語という限り方をすれば,日本語の単語全体を意味し,漁村・農村あるいは特定の職業など,ある領域に限れば,その領域内で使われる単語の全体を意味し,ある個人に限れば,その人の使う語の総量を表す。「漱石の―」「―が豊富だ」
(2)単語を集め,一定の方式に従って順序立てて並べたもの。解釈の付けられているものが多い。「近松―」
ご-い【語意】🔗⭐🔉
ご-い [1] 【語意】
言葉の意味。語義。
ごい【五井】🔗⭐🔉
ごい ゴ
【五井】
姓氏の一。
【五井】
姓氏の一。
こい-あま・る【恋ひ余る】🔗⭐🔉
こい-あま・る コヒ― 【恋ひ余る】 (動ラ四)
恋するあまり,それが表に現れでる。「隠(コモ)り沼(ヌ)の下ゆ―・り白波のいちしろく出でぬ人の知るべく/万葉 3935」
こい-う・ける【請い受ける・乞い受ける】🔗⭐🔉
こい-う・ける コヒ― [4] 【請い受ける・乞い受ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こひう・く
頼みこんで,それをもらう。「有能な人物を―・ける」「懸りたる首を敵に―・く/太平記 32」
こいかわ-はるまち【恋川春町】🔗⭐🔉
こいかわ-はるまち コヒカハ― 【恋川春町】
(1744-1789) 江戸中期の黄表紙作者・狂歌師。本名,倉橋格。別号,狂号,酒上不埒(サケノウエノフラチ)。駿河小島の松平家の家臣。江戸小石川春日町に住む。黄表紙の鼻祖。作「金々先生栄花夢」「鸚鵡返文武二道」など。
ご-いぎょう【呉偉業】🔗⭐🔉
ご-いぎょう ―
ゲフ 【呉偉業】
⇒呉梅村(ゴバイソン)
ゲフ 【呉偉業】
⇒呉梅村(ゴバイソン)
ごいけん-ばん【御意見番】🔗⭐🔉
ごいけん-ばん [3] 【御意見番】
地位の高い人に対し,忌憚(キタン)なく自分の意見を述べて言行をいましめる人。「天下の―大久保彦左衛門」
ごいこう【語意考】🔗⭐🔉
ごいこう ―カウ 【語意考】
語学書。一巻。賀茂真淵著。1769年自序。五十音図を基にして,活用・延言・約言など,古語に関する語学上の見解をまとめたもの。
こい-こく【鯉濃】🔗⭐🔉
こい-こく コヒ― [0] 【鯉濃】
〔鯉の濃漿(コクシヨウ)の意〕
鯉を筒切りにして,濃いめの味噌汁で煮込んだ料理。
ごい-さぎ【五位鷺】🔗⭐🔉
ごい-さぎ ゴ
― [0][2] 【五位鷺】
コウノトリ目サギ科の鳥。全長60センチメートル内外。頭と背は緑黒色,腹面は汚白色,翼は灰色。繁殖期には後頭から二本の長い白色の飾り羽がたれる。夜行性で,夕方,水辺で魚やカエルを食べる。温帯・熱帯に広く分布。日本では本州以南で繁殖する留鳥。一部は冬に台湾・フィリピンなどに渡る。五位。
〔醍醐天皇が神泉苑の御遊のとき,五位を授けた故事によるという〕
五位鷺
[図]
― [0][2] 【五位鷺】
コウノトリ目サギ科の鳥。全長60センチメートル内外。頭と背は緑黒色,腹面は汚白色,翼は灰色。繁殖期には後頭から二本の長い白色の飾り羽がたれる。夜行性で,夕方,水辺で魚やカエルを食べる。温帯・熱帯に広く分布。日本では本州以南で繁殖する留鳥。一部は冬に台湾・フィリピンなどに渡る。五位。
〔醍醐天皇が神泉苑の御遊のとき,五位を授けた故事によるという〕
五位鷺
[図]
こい-さん🔗⭐🔉
こい-さん
〔「こいとさん」の略〕
関西地方で,主家の末のお嬢さんを呼ぶ語。
ご-いし【碁石】🔗⭐🔉
ご-いし [0] 【碁石】
囲碁に用いる,黒白二種の小さな石。中央部がやや盛りあがった円形のもので,直径約2.2センチメートルを標準とする。黒は一八一個,白は一八〇個が正式対局における数。上等な石は黒は那智黒で,白はチョウセンハマグリの殻で作る。
ごいし-きん【碁石金】🔗⭐🔉
ごいし-きん [0] 【碁石金】
甲州金の初期のもので,碁石状の金貨。
→甲州金
ごいし-しじみ【碁石蜆】🔗⭐🔉
ごいし-しじみ [4] 【碁石蜆】
シジミチョウ科のチョウ。開張約25ミリメートル。はねの表面は黒褐色,裏面は白色で碁石状の黒紋が並ぶ。日本全土と朝鮮半島から東南アジアにかけて分布。
ごいし-つばめ-しじみ【碁石燕小灰蝶】🔗⭐🔉
ごいし-つばめ-しじみ [7] 【碁石燕小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。開張約22ミリメートル。はねの表は黒褐色。裏は灰色で,雄では碁石状の黒斑がある。幼虫は照葉樹原生林の着生植物シシンランを食べる。九州と紀伊半島にすむが数が少なく,絶滅が危ぶまれる。天然記念物。
ごいし-はまぐり【碁石蛤】🔗⭐🔉
ごいし-はまぐり [5] 【碁石蛤】
チョウセンハマグリの異名。
ごいし-まめ【碁石豆】🔗⭐🔉
ごいし-まめ [3] 【碁石豆】
大豆(ダイズ)の一品種。種子が平たくて黒く,碁石に似る。
ご-いし【御倚子】🔗⭐🔉
ご-いし [0] 【御倚子】
儀式において群臣の拝を受けるとき,天皇の着座したいす。
こいしかわ【小石川】🔗⭐🔉
こいしかわ コイシカハ 【小石川】
東京都文京区の地名。文教・住宅地区。旧区名。
こいしかわ-やくえん【小石川薬園】🔗⭐🔉
こいしかわ-やくえん コイシカハ―
ン 【小石川薬園】
江戸幕府の薬草園。1638年,徳川家光が江戸城の南北の二か所に設けたもののうち,南園を84年小石川に移したもの。現在,東京大学付属小石川植物園。
ン 【小石川薬園】
江戸幕府の薬草園。1638年,徳川家光が江戸城の南北の二か所に設けたもののうち,南園を84年小石川に移したもの。現在,東京大学付属小石川植物園。
こい-した・う【恋(い)慕う】🔗⭐🔉
こい-した・う コヒシタフ [4][1] 【恋(い)慕う】 (動ワ五[ハ四])
恋しく思う。なつかしく思う。恋しがる。「ひそかに―・う」
こいしら-に【恋しらに】🔗⭐🔉
こいしら-に コヒシラ― 【恋しらに】 (連語)
〔「ら」は接尾語〕
恋しくて。恋しさに。「妹―見つる月かな/千載(羇旅)」
こい-しり【恋知り】🔗⭐🔉
こい-しり コヒ― 【恋知り】
恋愛の情を解すること。また,その人。「お俊といへる―が/浄瑠璃・近頃河原達引」
こい・する【恋する】🔗⭐🔉
こい・する コヒ― [3][1] 【恋する】 (動サ変)[文]サ変 こひ・す
男女の間で,相手に愛情を寄せる。異性を愛する。「―・する乙女」
こい-せん【鯉筌】🔗⭐🔉
こい-せん コヒ― [2] 【鯉筌】
鯉を捕るのに用いる筌(ウケ)。割り竹で編み,鯉が中に入ると出られないようになっている。
こいそ【小磯】🔗⭐🔉
こいそ 【小磯】
姓氏の一。
こいそ-くにあき【小磯国昭】🔗⭐🔉
こいそ-くにあき 【小磯国昭】
(1880-1950) 陸軍軍人・政治家。宇都宮生まれ。朝鮮総督などを歴任。東条内閣のあとをうけて組閣,戦後 A 級戦犯として終身刑。
こい-そ・める【恋(い)初める】🔗⭐🔉
こい-そ・める コヒ― [0][4] 【恋(い)初める】 (動マ下一)[文]マ下二 こひそ・む
恋の心をもちはじめる。恋しはじめる。「薄紅(ウスクレナイ)の秋の実に人―・めしはじめなり/若菜集(藤村)」
こ-いた【小板】🔗⭐🔉
こ-いた [0] 【小板】
(1)小さな板。
(2)茶室で炉を向こう切りにするとき,炉縁(ロブチ)と壁との間に入れる板。長さは炉縁と同じで幅は6センチメートル程度。
(3)風炉(フロ)の敷板の一。九寸四方ほどで,真塗(シンヌリ)・柿合わせ塗などとする。
ごいちご-じけん【五・一五事件】🔗⭐🔉
ごいちご-じけん 【五・一五事件】
1932年(昭和7)5月15日,農村の窮乏,政治の腐敗に憤った海軍青年将校らが,民間の愛郷塾などの右翼と結んで起こした,首相官邸・日本銀行などを襲撃し首相犬養毅が殺害された事件。政党内閣の時代は終わり,軍部の発言力が強くなった。
ごいちじょう-てんのう【後一条天皇】🔗⭐🔉
ごいちじょう-てんのう ゴイチデウテンワウ 【後一条天皇】
(1008-1036) 第六八代天皇(在位 1016-1036)。名は敦成(アツヒラ)。一条天皇の皇子。母は藤原道長の娘彰子。在位中道長が摂政を務めた。
こいつかみ【鯉攫】🔗⭐🔉
こいつかみ コヒツカミ 【鯉攫】
歌舞伎の夏芝居で,舞台上の水槽中で鯉の精と役者が格闘する趣向のもの。「短夜仇散書(ミジカヨウキナノチラシガキ)」「新舞台清水群参(アラキブタイキヨミズモウデ)」など。
ご-いっしょ
する【御一緒する】🔗⭐🔉
ご-いっしょ
する [0] 【御一緒する】 (動サ変)
同行することをへりくだっていう語。「そこまで―
しましょう」
する [0] 【御一緒する】 (動サ変)
同行することをへりくだっていう語。「そこまで―
しましょう」
ご-いっしん【御一新】🔗⭐🔉
ご-いっしん [2] 【御一新】
明治維新(メイジイシン)の別名。
ゴイティソロ
Juan Goytisolo
🔗⭐🔉
ゴイティソロ
Juan Goytisolo
(1931- ) カタルーニャ生まれのスペインの小説家。初期の社会派的小説から実験小説に転じ「フリアン伯爵の復権」などを発表。公的なスペイン像に反発し,異端的なものの復権に努める。
Juan Goytisolo
(1931- ) カタルーニャ生まれのスペインの小説家。初期の社会派的小説から実験小説に転じ「フリアン伯爵の復権」などを発表。公的なスペイン像に反発し,異端的なものの復権に努める。
こいと【小糸】🔗⭐🔉
こいと 【小糸】
姓氏の一。
こいと-さしち【小糸佐七】🔗⭐🔉
こいと-さしち 【小糸佐七】
歌舞伎・浄瑠璃の登場人物。また,二人を主人公とする作品の通称。江戸本町二丁目の糸屋の娘小糸と手代佐七の情話で,「落葉集」の俗謡に拠(ヨ)る。四世鶴屋南北作「心謎解色糸(ココロノナゾトケタイロイト)」,三世河竹新七作「江戸育お祭佐七」など。
こい-ねこ【恋猫】🔗⭐🔉
こい-ねこ コヒ― [0][1] 【恋猫】
さかりのついた猫。[季]春。《―をあはれみつゝもうとむかな/虚子》
こい-の-うた【恋の歌】🔗⭐🔉
こい-の-うた コヒ― [1] 【恋の歌】
(1)恋の心をよんだ歌。恋愛を扱った歌。こいか。こいうた。
(2)古今集以後の勅撰集・私家集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。
ごい-の-くろうど【五位の蔵人】🔗⭐🔉
ごい-の-くろうど ゴ
―クラウド 【五位の蔵人】
蔵人所の次官。蔵人頭(クロウドノトウ)の次位。定員は二,三名。五位の殿上人の中から名家の家筋で学識才能のある者を特に選んで任じた。
―クラウド 【五位の蔵人】
蔵人所の次官。蔵人頭(クロウドノトウ)の次位。定員は二,三名。五位の殿上人の中から名家の家筋で学識才能のある者を特に選んで任じた。
こい-の-ふち【恋の淵】🔗⭐🔉
こい-の-ふち コヒ― 【恋の淵】
恋慕の情の深いことを淵にたとえていう語。「三瀬川絶えぬ涙の憂き瀬にも乱るる―はありけり/謡曲・松風」
こい-の-やま【恋の山】🔗⭐🔉
こい-の-やま コヒ― 【恋の山】
うず高く積もった恋の思いを山にたとえた語。「―入りて苦しき道ぞとは/新千載(恋一)」
こい-の-やまい【恋の病】🔗⭐🔉
こい-の-やまい コヒ―ヤマヒ [1]-[1] 【恋の病】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。
こい-の-やみ【恋の闇】🔗⭐🔉
こい-の-やみ コヒ― [1]-[2] 【恋の闇】
恋のために心が迷い,理性を失った状態を闇にたとえていう語。
こい-はん【故意犯】🔗⭐🔉
こい-はん [2] 【故意犯】
故意になされる犯罪。
→過失犯
こ-いほう【古医方】🔗⭐🔉
こ-いほう ―イハウ [2] 【古医方】
江戸時代,漢方医学の一派が唱えた医学説。金・元以後の医学説を排し,晋(シン)・唐以前の医方によるべきとし,実際を重んじた。江戸初期,名古屋玄医が唱え,のちに後藤艮山(コンザン)・山脇東洋などが継承。
⇔後世方(ゴセイホウ)
→古方
こ-いまり【古伊万里】🔗⭐🔉
こ-いまり [2] 【古伊万里】
伊万里焼の初期のもの。染め付けと赤絵があり,柿右衛門・渋右衛門らを代表的陶工とする。普通,草創期を含めず,赤絵が完成した正保(1644-1648)末期から元禄(1688-1704)前後のものをいう。
こい-むこ【恋婿】🔗⭐🔉
こい-むこ コヒ― [3] 【恋婿】
恋い慕って迎えた婿。
こい-め【濃いめ】🔗⭐🔉
こい-め [3][0] 【濃いめ】
〔「め」は接尾語〕
普通より少し濃い程度。濃め。「―の味付け」「口紅を―につける」
こ-いも【子芋】🔗⭐🔉
こ-いも [0] 【子芋】
(1)里芋の親芋についた小さい芋。芋の子。[季]秋。《三日月の頃より肥ゆる―かな/正岡子規》
(2)里芋の別名。
こい-やま【鯉山】🔗⭐🔉
こい-やま コヒ― [0] 【鯉山】
鯉の滝登りの飾りをつけた山車(ダシ)。
こい-やまい【恋病】🔗⭐🔉
こい-やまい コヒヤマヒ [3] 【恋病】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。
こい-やみ【恋病み】🔗⭐🔉
こい-やみ コヒ― [0] 【恋病み】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。
ごい【語彙】(和英)🔗⭐🔉
ごいさぎ【五位鷺】(和英)🔗⭐🔉
ごいさぎ【五位鷺】
《鳥》a night heron.
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