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つかさ【官・司・首・長】🔗🔉

つかさ [0][2] 【官・司・首・長】 (1)政務をつかさどる所。役所。官庁。「かの―におはして見たまふに/竹取」 (2)政務をつかさどる者。役人。官吏。「百(モモ)の―を従へ給へりしそのほど/増鏡(新島守)」 (3)つとめ。役目。官職。「除目に―得ぬ人の家/枕草子 139」 (4)おもだったもの。主要なもの。「万調(ヨロズツキ)奉る―と作りたるその生業(ナリワイ)を/万葉 4122」 (5)主要人物。かしら。首長。「即ち王辰爾を以て船の―とす/日本書紀(欽明訓)」

つかさ-くらい【官位】🔗🔉

つかさ-くらい ―クラ 【官位】 官職と位階。かんい。「年の程よりは―過ぎつつ/源氏(竹河)」

つかさ-こうぶり【官冠】🔗🔉

つかさ-こうぶり ―カウブリ 【官冠】 (1)官と爵位。「―心にかなひ/源氏(乙女)」 (2)年官と年爵。「得給ふべき―,御封の物の/源氏(薄雲)」

つかさ-な【官名】🔗🔉

つかさ-な 【官名】 役の名。官職の名。かんめい。「殿上にも,―をば言はで/枕草子(七一・春曙抄)」

つかさ-びと【官人】🔗🔉

つかさ-びと 【官人】 官職にある人。役人。官吏。かんにん。「―より初めてもろもろの民にいたるまで/東関紀行」

つかさ-まさり【官増さり】🔗🔉

つかさ-まさり 【官増さり】 官位の昇進すること。「―としきなみぞ立つ/枕草子 92」

つかさ-めし【司召・官召】🔗🔉

つかさ-めし 【司召・官召】 「司召の除目(ジモク)」の略。「―の頃,この宮の人は,給はるべき官(ツカサ)も得ず/源氏(賢木)」

つかさ-めし-の-じもく【司召の除目】🔗🔉

つかさ-めし-の-じもく ―ヂモク 【司召の除目】 平安時代,在京諸司の官吏を任命する儀式。秋に行われたので,秋の除目ともいう。内官の除目。京官(キヨウカン)の除目。 →県召(アガタメシ)の除目

つかさ-やつこ【官奴】🔗🔉

つかさ-やつこ 【官奴】 奈良時代,官庁で使う奴婢。「悉(フツク)に妻子を没(オサ)めて―とせり/日本書紀(神功訓)」

つかさ【阜・丘】🔗🔉

つかさ 【阜・丘】 小高くなっている所。丘。「やまとのこの高市(タケチ)に小高る市の―/古事記(下)」

つかさ-ど・る【司る・掌る】🔗🔉

つかさ-ど・る [4] 【司る・掌る】 (動ラ五[四]) 〔つかさ(官)を取るの意〕 (1)役目としてその仕事をする。担当する。「政務を―・る」 (2)生物の器官がその働きをする。「呼吸を―・る」 (3)国や人を支配する。管理する。「国ヲ―・ル/日葡」 [可能] つかさどれる

つかさどる【司る】(和英)🔗🔉

つかさどる【司る】 govern;→英和 administer;→英和 take charge of;conduct;→英和 supervise.→英和

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