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つかさ【阜・高処】🔗🔉

つかさ阜・高処】 土地の小高いところ。おか。古事記「大和のこの高市に小高る市の―」

つかさ【首・長】🔗🔉

つかさ首・長】 (高いところにいるものの意)首長。おさ。神代紀「吾が児の宮の―」

つかさ【官・司・寮】🔗🔉

つかさ官・司・寮】 (高いところから命令を下すものの意) ①役所。官庁。万葉集8「―にも許し給へり」 ②官職。役目。竹取物語「―も賜はんと仰せ給ひき」 ③役人。官吏。つかさびと。源氏物語須磨「近きところどころの御庄の―召して」 ④沖縄の宮古・八重山諸島で、女性神職者。宮古ではくじによって、八重山では家系によって選ばれる。 ⇒つかさ‐うま【官馬】 ⇒つかさ‐くらい【官位】 ⇒つかさ‐こうぶり【官爵】 ⇒つかさ‐な【官名】 ⇒つかさ‐びと【官人】 ⇒つかさ‐めし【司召】 ⇒つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】

つかさい【遣さい】🔗🔉

つかさい遣さい】 (「つかさる」の命令形。中国・四国地方、福岡県で)下さい。…して下さい。つかい。つか。

つかさ‐うま【官馬】🔗🔉

つかさ‐うま官馬】 官有の馬。武烈紀「太子の命を奉げて―を求索はしむ」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐くらい【官位】‥クラヰ🔗🔉

つかさ‐くらい官位‥クラヰ 官職と位階。宇津保物語俊蔭「―も辞して」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐こうぶり【官爵】‥カウブリ🔗🔉

つかさ‐こうぶり官爵‥カウブリ ①官職と爵位。官位。竹取物語「御―つかうまつりて」 ②年官と年爵。源氏物語藤裏葉「―なぞ皆そひ給ふ」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐ど・る【掌る・司る】🔗🔉

つかさ‐ど・る掌る・司る】 〔他五〕 (官つかさを取る意) ①官職として担当する。役目として担当する。神代紀「汝が祭祀まつりを―・らむは」 ②支配する。統率する。法華義疏長保点「正まさに三根の声聞に主ツカサドル、是れなり」。〈日葡辞書〉。「神が人の運命を―・る」

つかさ‐な【官名】🔗🔉

つかさ‐な官名】 官職の名。役の名。かんめい。能因本枕草子頭中将のそぞろなる「殿上にも、―をばいはで」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐びと【官人】🔗🔉

つかさ‐びと官人】 官職にある人。役人。孝徳紀「以下の―咸ことごとくに過とが有り」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐めし【司召】🔗🔉

つかさ‐めし司召(→)「司召の除目じもくに同じ。源氏物語賢木「―の頃、この宮の人は給はるべき官も得ず」 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】‥ヂ‥🔗🔉

つかさめし‐の‐じもく司召の除目‥ヂ‥ 平安中期以降、京官きょうかんを任命する儀式。毎年秋に行われたので「秋の除目」ともいう。内官の除目。京官の除目。↔県召あがためしの除目 ⇒つかさ【官・司・寮】

つかさ‐やつこ【官奴・孥】🔗🔉

つかさ‐やつこ官奴・孥】 官有の奴婢。かんぬ。神功紀「妻子を没おさめて―とせり」

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