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つかさ【官・司・長・首】🔗🔉

つかさ【官・司・長・首】 (「つかさ(阜)」からの派生で、高い位置にある者の意) 1 (長・首)おもだったもの。主要なもの。また、主要な人物。首長。おさ。*万葉‐四一二二「古よ今の現(をつつ)に万調(よろづつき)奉る都可佐(ツカサ)と」 2 役所。官庁。大宝令の制では、省・台・職・坊・寮・署・監・府・使・庁などの名称がつく役所の総称。*竹取「日暮れぬれば、かのつかさにおはして見たまふに」 3 朝廷につかえている人。官人。役人。つかさびと。*源氏‐須磨「ちかき所所の御圧のつかさめして」 4 朝廷から任じられる官職。また、単に、役目、つとめ。*竹取「かしこき玉の枝作らせ給ひて、つかさも給はんとおほせ給ひき」 ●官の長官(かみ) 役所の長官。 ●官の尉(じょう・ぞう) 役所の三等官。特に近衛府の将監。 ●官の次官(すけ) 役所の次官。特に近衛府の中・少将。

つかさ【阜・司】🔗🔉

つかさ【阜・司】 (「つか」は「塚」という)土地が小高くなった部分。小高い丘。*古事記‐下・歌謡「小高(こだか)る市の都加佐(ツカサ)」

つかさ‐うま【官馬】🔗🔉

つかさ‐うま【官馬】 朝廷または国の所有の馬。

つかさ‐くらい【官位】(‥くらゐ)🔗🔉

つかさ‐くらい【官位】(‥くらゐ) 官職と位階。かんい。*宇津保‐俊蔭「つかさくらいも辞して」

つかさ‐こうぶり【官冠・官爵】(‥かうぶり)🔗🔉

つかさ‐こうぶり【官冠・官爵】(‥かうぶり) 1 官職と位階。官位。かんしゃく。*源氏‐乙女「たかき家の子として、つかさかうぶり、心にかなひ」 2 年官(ねんかん)と年爵(ねんしゃく)。*源氏‐薄雲「もとよりのたから物、得給ふべきつかさかうぶり」

つかさ‐ごと【官事】🔗🔉

つかさ‐ごと【官事】 担当の職務、また役目。

つかさ‐ど・る【掌る・司る】🔗🔉

つかさ‐ど・る【掌る・司る】 〔他ラ五(四)〕(「官(つかさ)取る」の意) 1 その官の職分として行う。役目としてその事にあたる。担当する。*源氏‐行幸「おほやけざまにて、さる所の事をつかさどり」 2 支配する。統轄する。管理する。「人の生死をつかさどる」*漢書楊雄伝天暦二年点「廼ち、虞人に詔して沢を典(ツカサトラ)しめ」

つかさ‐な【官名】🔗🔉

つかさ‐な【官名】 官公庁の役職の名。役名。かんめい。*能因本枕‐八六「殿上にもつかさ名をばいはで」

つかさ‐びと【官人】🔗🔉

つかさ‐びと【官人】 1 官職にある人。朝廷につかえている役人。官吏。かんにん。 2 宦官(かんがん)の異称。

つかさ‐まさり【官まさり】🔗🔉

つかさ‐まさり【官まさり】 官位が昇進すること。

つかさ‐めし【司召】🔗🔉

つかさ‐めし【司召】 1 官吏を任命すること。 2 「つかさめし(司召)の除目」の略。⇔県召(あがためし) ●司召の除目(じもく) 律令制で、在京諸官庁の大臣を除く官吏を任命するための儀式。ただし、地方官の任命も行う。古くは春、平安中期から、秋に行われるようになった。京官の除目。秋の除目。つかさめし。⇔県召(あがためし)の除目

つかさ‐やつこ【官奴】🔗🔉

つかさ‐やつこ【官奴】 =かんぬひ(官奴婢)

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