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ひも【紐】🔗⭐🔉
ひも [0] 【紐】
(1)物をくくったり,結んだり,しばりつけたりする細長いもの。糸より太く,綱より細いものをいう。ひぼ。「―を解く」「荷物に―を掛ける」
(2)女を働かせ金品をみつがせている情夫を俗にいう語。
(3)何らかの制限を加えて,自由を奪うもの。「―のついた融資」「―つき」
(4)〔その形状から〕
アカガイ・ホタテガイなどの外套膜。
ひ-も【氷面】🔗⭐🔉
ひ-も 【氷面】
氷の張った表面。歌では多く「紐(ヒモ)」にかけて用いられる。「あしひきの山井の水は凍れるをいかなる―の解くるなるらむ/枕草子 90」
ひ-もう【被毛】🔗⭐🔉
ひ-もう [0] 【被毛】
獣の体表面を覆う毛。「―の長い猫」
ひも-うち【紐打ち】🔗⭐🔉
ひも-うち [0][4] 【紐打ち】
糸をより合わせて組紐をつくること。
ひも-かがみ【氷面鏡】🔗⭐🔉
ひも-かがみ [3] 【氷面鏡】
氷の表面を鏡にたとえた語。[季]冬。《濃く淡く木々影落とす―/池内友次郎》
ひも-かがみ【紐鏡】🔗⭐🔉
ひも-かがみ 【紐鏡】
■一■ [3] (名)
(1)紐のついた,小さな鏡。
(2)本居宣長の著書「てにをは紐鏡」の略称。
■二■ (枕詞)
鏡の紐をとくなの意の「紐鏡な解き」との音の類似から地名「能登香(ノトカ)の山」にかかる。「―能登香の山の誰ゆゑか君来ませるに紐解かず寝む/万葉 2424」
ひもがた-どうぶつ【紐形動物】🔗⭐🔉
ひもがた-どうぶつ [5] 【紐形動物】
動物分類上の一門。ヒモムシの類。体は細長く扁平で紐状。長さは数センチメートルから数十センチメートル。体節はない。消化管の背面に吻をもち,吻鞘(フンシヨウ)に収められているのが特徴。雌雄異体。大部分は海産で,海岸の石の下や砂の中にすむ。日本にはカスリヒモムシ・ミドリヒモムシなど約一〇〇種が知られる。
ひも-かわ【紐革】🔗⭐🔉
ひも-かわ ―カハ [0] 【紐革】
「ひもかわうどん」の略。
ひもかわ-うどん【紐革饂飩】🔗⭐🔉
ひもかわ-うどん ―カハ― [5] 【紐革饂飩】
革ひものように平たく打ったうどん。きしめん。ひぼかわうどん。
ひ-もく【比目】🔗⭐🔉
ひ-もく [1][0] 【比目】
目を並べること。ひぼく。
ひもく-ぎょ【比目魚】🔗⭐🔉
ひもく-ぎょ [3] 【比目魚】
(1)目が一つしかなくて,二匹並んで泳ぐという想像上の魚。夫婦または友人の仲の良いたとえ。
(2)ヒラメ・カレイの異名。
ひもく-の-まくら【比目の枕】🔗⭐🔉
ひもく-の-まくら 【比目の枕】
枕を二つ並べて男女が共寝すること。また,夫婦の契りの深いこと。ひぼくのまくら。
ひ-もく【皮目】🔗⭐🔉
ひ-もく [1] 【皮目】
樹木の樹皮に形成され,気孔の代わりに植物体内外の通気を行う組織。コルク層の発達した部分に発達する。
ひ-もく【費目】🔗⭐🔉
ひ-もく [0] 【費目】
支出する費用の経理科目上の名目。「―ごとに伝票を整理する」
ひも-げいとう【紐鶏頭】🔗⭐🔉
ひも-げいとう [3] 【紐鶏頭】
ヒユ科の一年草。熱帯原産で,観賞用に栽培。高さ1メートル内外。夏から秋にかけて,茎頂と葉腋(ヨウエキ)に長さ30センチメートルに達する花穂を多数下げ,赤または白の小花を密生する。仙人穀(センニンコク)。
ひ-もじ【ひ文字】🔗⭐🔉
ひ-もじ 【ひ文字】 (名・形動ナリ)
〔「ひだるし」の文字詞。もと中世女性語〕
空腹であること。「―に見ゆる山寺の暮/犬筑波集」[日葡]
ひもじ・い🔗⭐🔉
ひもじ・い [3] (形)[文]シク ひも・じ
〔名詞「ひもじ」の形容詞化〕
腹がへっている。空腹である。「―・い思いをする」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
ひ-も-すがら【終日】🔗⭐🔉
ひ-も-すがら [0] 【終日】 (副)
一日じゅう。ひねもす。
⇔よもすがら
ひ-もち【日持ち・日保ち】🔗⭐🔉
ひ-もち [0] 【日持ち・日保ち】 (名)スル
食物が日数を経ても腐ったり変質したりしないこと。「―する菓子」
ひ-もち【火持ち・火保ち】🔗⭐🔉
ひ-もち [0][3] 【火持ち・火保ち】
火が立ち消えしたり,すぐ燃え尽きたりしないで,長くもつこと。「―のよい炭」
ひも-つき【紐付き】🔗⭐🔉
ひも-つき [0] 【紐付き】
(1)紐がついていること。「―の寝巻」
(2)女性に,情夫がついていること。情夫のある女。
(3)見返り条件がついて,人の言動や物の機能が制約をうけていること。「―の金」
ひもつき-ゆうし【紐付き融資】🔗⭐🔉
ひもつき-ゆうし [5] 【紐付き融資】
条件や資金の使途に制約がついた融資。
ひ-もと【火元】🔗⭐🔉
ひ-もと [3][0] 【火元】
(1)火事を起こしたところ。火事を出した家。
(2)火のあるところ。火のもと。
(3)うわさや流行などの出どころ。
(4)(「火本・火下」とも書く)香元(コウモト)。
ひもと-み【火元見】🔗⭐🔉
ひもと-み 【火元見】
江戸時代,将軍や藩主の命をうけ,火災の火元を見とどけて報告する使者。
ひも-とおし【紐通し】🔗⭐🔉
ひも-とおし ―トホシ [3] 【紐通し】
(1)紐を通す穴。
(2)紐を通す道具。
(3)紐を通すこと。
ひも-とき【紐解き】🔗⭐🔉
ひも-とき [4][0] 【紐解き】
「帯解(オビト)き」に同じ。[季]冬。
ひも-と・く【繙く・紐解く】🔗⭐🔉
ひも-と・く [3] 【繙く・紐解く】 (動カ五[四])
(1)〔巻物のひもをほどいて広げる意〕
書物を読む。ひもどく。《繙》「史書を―・く」
(2)衣の下紐(シタヒモ)を解く。男女が共寝する。「にこ草の花つ妻なれや―・かず寝む/万葉 3370」
(3)つぼみが開く。「御前の梅,やうやう―・きて/源氏(初音)」
ひ-もの【干物・乾物】🔗⭐🔉
ひ-もの [3][0] 【干物・乾物】
(1)干からびたもの。
(2)魚介類を,生のまま,または塩をふったりして干したもの。
ひ-もの【檜物】🔗⭐🔉
ひ-もの [1] 【檜物】
檜(ヒノキ)の薄板で作ったわげもの。また,のちにはわげものの総称。
ひもの-ざ【檜物座】🔗⭐🔉
ひもの-ざ [0] 【檜物座】
鎌倉・室町時代,檜物を作って売った店。
ひもの-ざいく【檜物細工】🔗⭐🔉
ひもの-ざいく [4] 【檜物細工】
檜や杉などの薄板を曲げて器物を作る細工。
ひもの-し【檜物師】🔗⭐🔉
ひもの-し [3] 【檜物師】
檜物を作る職人。
ひも-の-お【紐の緒】🔗⭐🔉
ひも-の-お ―ヲ 【紐の緒】
衣に付けた紐。また,下紐(シタヒモ)。「嬉しみと―解きて家のごと解けてそ遊ぶ/万葉 1753」
ひものお-の【紐の緒の】🔗⭐🔉
ひものお-の ―ヲ― 【紐の緒の】 (枕詞)
(1)紐を結ぶのに,一方を輪にして他方をその中にいれるところから,「心に入る」にかかる。「何故(ナニユエ)か思はずあらむ―心に入りて恋しきものを/万葉 2977」
(2)紐の緒をつなぐことから,比喩的に「いつがる」にかかる。「―いつがりあひて/万葉 4106」
ひ-もも【緋桃】🔗⭐🔉
ひ-もも [0] 【緋桃】
花が濃い紅色の桃。ひとう。
ひもろぎ【神籬・胙・膰】🔗⭐🔉
ひもろぎ [0] 【神籬・胙・膰】
〔古くは「ひもろき」〕
(1)神事をとりおこなう際,臨時に神を招請するため,室内や庭に立てた榊(サカキ)。しめ縄を張って神聖なところとする。古くは,祭りなどの際に,周囲に常磐木(トキワギ)を植えて神座とした場所をいい,のちには神社をもいう。神座。ひぼろぎ。《神籬》「神なびに―立てていはへども/万葉 2657」
(2)神にそなえる米・餅・肉などの供物。ひぼろぎ。ひぼろけ。ひもろけ。《胙・膰》
神籬(1)
[図]
[図]
ひ-もん【樋門】🔗⭐🔉
ひ-もん [1][0] 【樋門】
堤防の下を通り抜ける,排水・灌漑用の水路。
ひ-もん【秘文】🔗⭐🔉
ひ-もん [0] 【秘文】
秘密の呪文。
ひ-もん【秘紋】🔗⭐🔉
ひ-もん [0] 【秘紋】
「隠(カク)し紋」に同じ。
ひもんじ【緋文字】🔗⭐🔉
ひもんじ 【緋文字】
〔原題 The Scarlet Letter〕
ホーソンの長編小説。1850年刊。姦通の罪により緋色の A の文字を胸につけさせられて暮らす人妻と,苦悶しつつ,ついには告白して死んでいく相手の牧師とをめぐる人間関係を通して,愛と悪と信仰の問題を追求する。
ひもん-めじ【氷文目地】🔗⭐🔉
ひもん-めじ ―メヂ [4] 【氷文目地】
書院式露地で用いられる寄せ石敷の意匠。目地が氷の割れたような姿をしているところからの名。
ひも【紐】(和英)🔗⭐🔉
ひもじい(和英)🔗⭐🔉
ひもじい
be hungry.
ひもと【火元】(和英)🔗⭐🔉
ひもと【火元】
the origin of a fire.→英和
〜は…だ The fire started in….
ひもの【干物】(和英)🔗⭐🔉
ひもの【干物】
dried fish.
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