うわ-え ウハ [0] 【上絵】 （１）白く染め抜いた部分に紋を描き入れること。 （２）釉(ウワグスリ)をかけて焼いた陶磁器の上に描く模様や字など。 （３）地塗りの絵の具や下染めの上に，重ねて描いた絵や模様。

うわえ-かき ウハ― [3][0] 【上絵書き】 染め物の上絵をかくこと。また，それを業とする人。上絵師。上絵屋。

うわえ-ぐすり ウハ― [4] 【上絵釉】 「上(ウワ)絵の具」に同じ。

うわえ-つけ ウハ― [0] 【上絵付け】 本焼きした陶磁器の釉(ウワグスリ)の上に顔料で文様を描き焼成すること。

うわえ-や ウハ― [0] 【上絵屋】 染め物の上絵を描く店。また，その職人。上絵師。

うわ-えのぐ ウハノグ [3] 【上絵の具】 陶磁器の上絵を描くための絵の具。顔料の粉末を融剤とまぜたもので，焼く温度が低いため（摂氏約八〇〇度），多彩な色の顔料に利用できる。上絵釉(ウワエグスリ)。 ⇔下絵の具

うわえ【上絵(をかく)】 (touch up) dyed[printed]figures.