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いず-れ【何れ・孰れ】🔗⭐🔉
いず-れ イヅ― [0] 【何れ・孰れ】
■一■ (代)
不定称の指示代名詞。二つあるいはそれ以上ある物,場所,時などの中から一つを選ぶときに使う語。どれ。どちら。どっち。「―が勝つか」「―へ行こうとも捜し出す」
■二■ (副)
(1)どんな成り行きになるとしても。どっちみち。どうせ。「―わかることだ」
(2)そう遠くない将来において。そのうちに。「―またお目にかかりましょう」
いずれ=菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)🔗⭐🔉
――菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)
〔アヤメもカキツバタも同科の花〕
どれも美しくて優劣をつけがたい。選択に迷う。
いずれ=劣らぬ🔗⭐🔉
――劣らぬ
どれもみな優れていて,互いにひけをとらない。「―美人ぞろい」
いずれ=ともなく🔗⭐🔉
――ともなく
どこへともなく。どこかへ。「―立ち去る」
いずれ=にしても🔗⭐🔉
――にしても
どの方法を選ぶにしても。いずれにせよ。
いずれ=にせよ🔗⭐🔉
――にせよ
どちらにしても。いずれにしても。
いずれ-か【何れか】🔗⭐🔉
いずれ-か イヅ― [0] 【何れか】 (連語)
(1)疑問を表す。どちらが…か。どれが…か。「雲もみな浪とぞ見ゆる海士もがな―海と問ひて知るべく/土左」
(2)反語を表す。いったいどれが。「生きとし生ける物,―歌をよまざりける/古今(仮名序)」
いずれ-も【何れも】🔗⭐🔉
いずれ-も イヅ― 【何れも】
■一■ (連語)
どれも。どちらも。「甲乙丙―完全ではない」
■二■ (代)
〔中世・近世の語〕
複数の人をさす。
(1)三人称。皆。「某も明日は―を御茶で申入うと存ずる/狂言・清水(虎寛本)」
(2)二人称。あなたがた。「―はお気が付きますまい/浮世草子・織留 4」
いずれ-も-がた【何れも方】🔗⭐🔉
いずれ-も-がた イヅ― 【何れも方】 (代)
〔近世語〕
二人称。皆さんがた。「今日は―の幸の参会でござるゆゑ/歌舞伎・幼稚子敵討」
いずれ-も-さま【何れも様】🔗⭐🔉
いずれ-も-さま イヅ― 【何れも様】 (代)
二人称。皆様。みなみな様。「是は―近頃御苦労に存じまする/狂言・右近左近(虎寛本)」
どれ【何れ】🔗⭐🔉
どれ [1] 【何れ】
〔「いづれ」の転〕
■一■ (代)
(1)不定称の指示代名詞。(ア)複数,特に三つ以上の限られた範囲のものの中から,不特定の一つあるいはいくつかのものをさす。「たくさんありすぎて,―がいいかわからない」「―が好きか」(イ)不特定の場所をさす。どこ。「『比叡の山は―より』 『桜本より』と申す/義経記 3」
(2)不定称の人代名詞。(ア)複数,特に三人以上の限られた範囲の人の中から,不特定の一人あるいはいく人かの人をさす。どの人。「この中の―が君の息子かね」(イ)不特定の人をさす。だれ。「―ぞ,おともしやれ/洒落本・遊子方言」
〔(1)(ア),(2)(ア)で,二つのもの,あるいは二人の人の中から選ぶときは「どちら」を用いる〕
■二■ (感)
動作を始めようとしたり,人の注意を促すときに発する言葉。「―,始めよう」「―,貸してごらん」
どれ-か【何れか】🔗⭐🔉
どれ-か 【何れか】 (連語)
不定の事物,はっきりしない物事を指し示す。「自分の靴が―わからなくなってしまった」「本物は―教えてください」
どれ-だけ【何れ丈】🔗⭐🔉
どれ-だけ [1][0] 【何れ丈】
(1)どのくらい。「―欲しいのか」
(2)どんなに多く。多く副詞的に用いる。「―心配したか」
どれ-ほど【何れ程】🔗⭐🔉
どれ-ほど [0][1] 【何れ程】
(1)どのくらい。いくらほど。「値段は―ですか」「―うれしかったか,君にはわかるまい」
(2)どんなに多く。多く副詞的に用いる。「―本を読んでも,自分の頭で考えなくては意味がない」
どれ-も【何れも】🔗⭐🔉
どれ-も 【何れも】 (連語)
いくつかある,そのそれぞれをひとまとめにして指す語。「―欲しくない」「―これも役に立たない」
いずれ【何れ】(和英)🔗⭐🔉
大辞林に「何れ」で始まるの検索結果 1-16。