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いず‐れ【△何れ・×孰れ】いづ‐🔗🔉

いず‐れ【何れ・×孰れ】いづ‐ [代]不定称の指示代名詞。どれ。どちら。どっち。「―の物も名品ぞろいだ」「合否―の場合も通知します」[副]いろいろな過程を経たうえでの結果をいう。いずれにしても。結局。「その場はごまかせても―ばれるに決まっている」あまり遠くない将来をいう。そのうちに。近々。「―改めて伺います」

何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)🔗🔉

何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 《アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから》どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。

何れ劣らぬ🔗🔉

何れ劣らぬ どれもこれも優れていて、見劣りするものがない。「―強豪ぞろい」

何れともな・し🔗🔉

何れともな・し 比較してどちらがどうということがない。取り立てて優劣はない。いずれとなし。「おほかたの秋に心は寄せしかど花見るときは―・し」〈拾遺・雑下〉

何れにしても🔗🔉

何れにしても どちらを選ぶにしても。事情がどうであろうとも。どっちみち。いずれにせよ。「―、今日中に納入するのは無理だ」

いずれ‐か【△何れか】いづれ‐🔗🔉

いずれ‐か【何れか】いづれ‐ 〔連語〕(打消しの述語で応じ、反語の意で結ぶことが多い)多くある中で、どれが…か。どちらが…か。「生きとし生けるもの、―歌を詠まざりける」〈古今・仮名序〉どれもこれも。どちらも。「―愚かなるはひとりもなし」〈浮・織留・三〉

いずれ‐も【△何れも】いづれ‐🔗🔉

いずれ‐も【何れも】いづれ‐ 〔連語〕どれも。だれも。それぞれ。「―すぐれた短編を集める」[代]三人称複数の人代名詞。みんな。みなみな。御一同。「某も明日は―を御茶で申し入れうと存ずる」〈虎寛狂・清水〉二人称複数の人代名詞。あなたがた。みなさん。「―はお気が付きますまい」〈浮・織留・四〉

いずれも‐さま【△何れも様】いづれも‐🔗🔉

いずれも‐さま【何れも様】いづれも‐ [代]二人称複数の人代名詞。みなさま。「これは―、近ごろ御苦労に存じまする」〈虎寛狂・右近左近〉

どれ【△何れ】🔗🔉

どれ【何れ】 [代]不定称の指示代名詞。限定されたものの中から選び出すものをさす。どのこと。どのもの。「テーマを―にしようか迷う」「―でも好きなのを選びなさい」不明・不特定の場所をさす。どこ。「―から―への御出でござあるぞ」〈虎清狂・禁野〉不特定の人をさす。だれ。「―ぞおともしやれ」〈洒・遊子方言〉[感]相手の呼びかけに応じるときに発する語。どら。「『この字何て読むの』『―、見せてごらん』」自分で行動を起こそうとするときに発する語。どら。「―、そろそろ出かけるとするか」どうれ」に同じ。「『物申(ものまう)』『―』」〈咄・軽口御前男・四〉

どれ‐どれ【△何れ△何れ】🔗🔉

どれ‐どれ【何れ何れ】 [代]《代名詞「どれ」を重ねて強めた語》不特定の事物をさす。「―と言ってもらえば、それをお出しします」(「どれどれも」の形で)すべての者。みんな。「―もことのほか成人いたして」〈狂言記拾遺・鐘の音〉[感]感動詞「どれ」を重ねて強めた語。「―、貸してごらん」

どれ‐ほど【△何れ程】🔗🔉

どれ‐ほど【何れ程】 数量・程度などについての疑問を表す。どのくらい。いかほど。「被害の程度は―ですか」限度がわからないほど多い量。また、程度の大きさ。どんなにたくさん。多く副詞的に用いる。「―がんばってもたかがしれている」

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