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うちわ【団扇】🔗🔉

うちわ ウチハ [2] 【団扇】 〔「打ち羽」の意という〕 (1)あおいで風を起こす道具。普通は,細く削った竹の骨に,紙・絹などを張る。形は円形・角形などさまざま。もとは貴人が自分の顔を隠すために用いたものという。「―であおぐ」[季]夏。《月に柄をさしたらばよき―かな/宗鑑》 (2)「軍配団扇(グンバイウチワ)」の略。 (3)家紋の一。団扇を図案化したもの。{(1)}のほか軍配団扇・羽団扇がある。

うちわ=を上・げる🔗🔉

――を上・げる 「軍配(グンバイ)をあげる」に同じ。

うちわ-えび【団扇海老】🔗🔉

うちわ-えび ウチハ― [3] 【団扇海老】 海産のエビ。体長約17センチメートル。体は平たく頭胸甲は赤褐色で円く団扇形に広がり,周縁は鋸歯(キヨシ)状。浅海の泥底にすむ。日本の太平洋岸から東シナ海にかけて分布。

うちわ-だいこ【団扇太鼓】🔗🔉

うちわ-だいこ ウチハ― [4] 【団扇太鼓】 一枚皮を円く張って柄をつけた,団扇のような形の太鼓。法華宗(ホツケシユウ)の信者が,題目を唱えながらたたく。題目太鼓。 団扇太鼓 [図]

うちわ-ふぐ【団扇河豚】🔗🔉

うちわ-ふぐ ウチハ― [4] 【団扇河豚】 フグ目の海魚。体長40センチメートル程度。腹部は円盤状で側扁し,うちわに似る。歯は癒合してくちばし状となり大きい。食用。南日本から西太平洋・インド洋に分布。

うちわ-やんま【団扇やんま】🔗🔉

うちわ-やんま ウチハ― [4] 【団扇やんま】 サナエトンボ科の昆虫。体長約8センチメートル。雄の第八腹節にうちわ状の突起をもつのでこの名がある。雌の突起は小さい。青森県から鹿児島県までの沼や湖近辺でよくみられる。成虫は五〜八月頃現れ,棒や杭(クイ)の上で水平に静止している。

だん-せん【団扇】🔗🔉

だん-せん [0] 【団扇】 (1)うちわ。 (2)軍配うちわ。「千葉の介は鞭の役,土肥の遠平―持ち/浄瑠璃・五人兄弟」

うちわ【団扇】(和英)🔗🔉

うちわ【団扇】 a (round) fan.〜を使う fan oneself.

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