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おがさわら【小笠原】🔗🔉

おがさわら ヲガサハラ 【小笠原】 「小笠原諸島」の略。

おがさわら-おおこうもり【小笠原大蝙蝠】🔗🔉

おがさわら-おおこうもり ヲガサハラオホカウモリ [8] 【小笠原大蝙蝠】 小笠原諸島から硫黄列島にかけて分布する,日本固有のオオコウモリ。頭胴長20〜25センチメートル。昼は樹上で休み,夕方から果実を求めて飛行する。バナナを食害したことなどから乱獲され,絶滅の危機に瀕している。天然記念物。

おがさわら-がびちょう【小笠原画眉鳥】🔗🔉

おがさわら-がびちょう ヲガサハラグワビテウ [7] 【小笠原画眉鳥】 スズメ目ツグミ科の鳥。頭から背は黒縦斑のある褐色,腰から尾は赤褐色。翼は褐色だが翼下面に白帯がある。腹部は淡褐色。小笠原諸島の固有種であったが絶滅。1828年に採集の四標本が残る。

おがさわら-からすばと【小笠原烏鳩】🔗🔉

おがさわら-からすばと ヲガサハラ― [9][8] 【小笠原烏鳩】 ハト目ハト科の日本特産種。1889年(明治22)に絶滅。カラスバトに比べて大きく,全体に淡色で金属光沢が強い。一九世紀に小笠原諸島の父島・媒(ナコウド)島で採集され,四標本が残る。

おがさわら-かわらひわ【小笠原河原鶸】🔗🔉

おがさわら-かわらひわ ヲガサハラカハラヒハ [9] 【小笠原河原鶸】 カワラヒワの亜種。カワラヒワに比べ,全体に緑色が強く,翼と尾の黄色部が小さい。小笠原諸島の母島列島および硫黄列島に留鳥として分布。絶滅危惧種。

おがさわら-きだん【小笠原気団】🔗🔉

おがさわら-きだん ヲガサハラ― [6] 【小笠原気団】 小笠原諸島方面に発現する高温・多湿の熱帯海洋気団。日本付近に安定した盛夏の晴天をもたらす。

おがさわら-こうきあつ【小笠原高気圧】🔗🔉

おがさわら-こうきあつ ヲガサハラカウ― [8] 【小笠原高気圧】 北太平洋の亜熱帯高気圧の西端部の称。夏季に発達し,日本に南よりの気流を送りこみ,夏の天候を支配する。

おがさわら-こくりつこうえん【小笠原国立公園】🔗🔉

おがさわら-こくりつこうえん ヲガサハラ―コウン 【小笠原国立公園】 小笠原諸島中の聟島(ムコジマ)・父島・母島を中心とする国立公園。海食地形が発達。動植物に小笠原の固有種が多い。

おがさわら-しょとう【小笠原諸島】🔗🔉

おがさわら-しょとう ヲガサハラ―タウ 【小笠原諸島】 東京の南方,太平洋上に点在する島群。聟島(ムコジマ)・父島・母島・硫黄列島からなる。1593年小笠原貞頼の発見といわれる。第二次大戦後アメリカが統治。1968年(昭和43)に復帰。全域が東京都小笠原村。

おがさわら-ましこ【小笠原猿子】🔗🔉

おがさわら-ましこ ヲガサハラ― [6] 【小笠原猿子】 スズメ目アトリ科の小鳥。スズメよりやや大きい。大きなくちばしをもち,雄は暗赤色,雌は暗褐色。1827年に発見した小笠原父島の固有種であったが,1854年以前に絶滅。数点の標本を残すのみ。

おがさわら【小笠原】🔗🔉

おがさわら ヲガサハラ 【小笠原】 姓氏の一。清和源氏流の信濃国の守護。甲斐小笠原村から起こる。代々弓馬の礼法に秀で,小笠原流をなす。

おがさわら-さだむね【小笠原貞宗】🔗🔉

おがさわら-さだむね ヲガサハラ― 【小笠原貞宗】 (1294-1347) 鎌倉末・南北朝期の武将。元弘の変で功をあげ信濃守護となり,小笠原一族隆盛のもとをつくった。

おがさわら-そうどう【小笠原騒動】🔗🔉

おがさわら-そうどう ヲガサハラサウ― 【小笠原騒動】 江戸後期,豊前(ブゼン)小倉藩小笠原家で起こったお家騒動。藩主忠固が家格引き上げ運動で財力を傾け,家老が二派に分かれて争った。1815年両派は処分され,藩主は逼塞。

おがさわら-ながきよ【小笠原長清】🔗🔉

おがさわら-ながきよ ヲガサハラ― 【小笠原長清】 (1162-1242) 鎌倉初期の武将。通称,加々美二郎。甲斐の人。源頼朝の臣。承久の変の功により阿波守護。小笠原流の祖とされる。

おがさわら-ながひで【小笠原長秀】🔗🔉

おがさわら-ながひで ヲガサハラ― 【小笠原長秀】 (?-1425) 室町中期の武将。兵庫助。弓馬をもって足利義満に仕え,武家の礼法を定めた。「三議一統」の撰者とされる。

おがさわら-ながみち【小笠原長行】🔗🔉

おがさわら-ながみち ヲガサハラ― 【小笠原長行】 (1822-1891) 幕末の幕臣。唐津藩世子。老中・外国事務総裁として,生麦事件処理・長州征伐・兵庫開港問題を担当。戊辰戦争では会津・箱館で官軍に抗戦した。

おがさわら-りゅう【小笠原流】🔗🔉

おがさわら-りゅう ヲガサハラリウ [0] 【小笠原流】 (1)諸礼および弓馬・騎射などの一派。小笠原長清を祖とし,その子孫貞宗が大成したといわれる。足利義満の時,貞宗の曾孫長秀が撰述して礼法書「三議一統」を著す。弓馬芸の故実を定めた「外向き」と,礼節・式法などを定めた「内向き」とがある。特に後者は,江戸時代に武家の礼式として重んじられ,明治初期には学校教育の礼法に採用され,礼儀作法の代名詞のようになった。 (2)(転じて俗に)堅苦しい礼儀作法をいう。

おがさわら【小笠原諸島】(和英)🔗🔉

おがさわら【小笠原諸島】 the Bonin Islands.

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