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こうあん【康安】🔗🔉

こうあん カウアン 【康安】 北朝の年号(1361.3.29-1362.9.23)。延文の後,貞治の前。後光厳(ゴコウゴン)天皇の代。

こうえい【康永】🔗🔉

こうえい カウエイ 【康永】 北朝の年号(1342.4.27-1345.10.21)。暦応の後,貞和の前。光明(コウミヨウ)天皇の代。

こうえん【康円】🔗🔉

こうえん カウン 【康円】 (1207-?) 〔「康縁」「幸縁」とも書く〕 鎌倉時代の仏師。小仏師として湛慶を助け,のち大仏師となる。運慶の流れをくみ,特に怒物(イカリモノ)を得意とし,白毫寺炎魔十王像・神護寺愛染明王像などを制作。

こうおう【康応】🔗🔉

こうおう カウオウ 【康応】 北朝の年号(1389.2.9-1390.3.26)。嘉慶の後,明徳の前。後小松天皇の代。

こうき【康煕】🔗🔉

こうき カウキ 【康煕】 中国,清の聖祖(康煕帝)の年号(1662-1722)。

こうき-じてん【康煕字典】🔗🔉

こうき-じてん カウキ― 【康煕字典】 字書。一二集四二巻。康煕帝の勅命により,張玉書・陳廷敬らが編纂。1716年刊。「説文」「玉篇」「正字通」など歴代の字書を集大成し,約四万七千の漢字を二一四の部首に分けて部首画数順に配列する。以後の辞書の漢字配列の規準となった。

こうき-てい【康煕帝】🔗🔉

こうき-てい カウキ― 【康煕帝】 (1654-1722) 中国,清の第四代皇帝(在位 1661-1722)。名は玄(ゲンヨウ)。廟号(ビヨウゴウ)は聖祖。三藩の乱を平定し,台湾の鄭氏を討ち,ロシアとはネルチンスク条約を結んで国境を画定。学術を奨励して清朝全盛期の基礎を確立した。

こうき-とじ【康煕綴じ】🔗🔉

こうき-とじ カウキトヂ [1] 【康煕綴じ】 和本の綴じ方の一。袋綴じの一種。四つ目綴じの上下端の穴と,上下の右角との間にもう一つずつ穴をあけ,糸を通して角のまくれを押さえるようにした綴じ方。

こうきょ【康居】🔗🔉

こうきょ カウキヨ 【康居】 中国,漢・魏(ギ)時代の史書にみえるシルダリア下流域のトルコ系遊牧民。

こう-きょう【康強】🔗🔉

こう-きょう カウキヤウ [0] 【康強】 (名・形動)[文]ナリ 心身がすこやかである・こと(さま)。「甚はだ―なる少年なりしとなり/西国立志編(正直)」

こう-く【康衢】🔗🔉

こう-く カウ― [1] 【康衢】 〔「康」は五方,「衢」は四方に通じる道〕 にぎやかな大通り。「遠雷の如き―の車声/日乗(荷風)」

こうけい【康慶】🔗🔉

こうけい カウケイ 【康慶】 鎌倉前期の仏師。運慶の父。東大寺・興福寺の造仏に一門を率いて参加,慶派発展の基礎を築いた。興福寺南円堂の不空羂索(フクウケンジヤク)観音・四天王・法相六祖像などを制作。東大寺の伎楽面には康慶の作銘がある。生没年未詳。

こう-けん【康健】🔗🔉

こう-けん カウ― [0] 【康健】 (名・形動)[文]ナリ 「健康」に同じ。「身体を運動し,―ならしめ/西国立志編(正直)」

こうげん【康元】🔗🔉

こうげん カウゲン 【康元】 年号(1256.10.5-1257.3.14)。建長の後,正嘉の前。後深草天皇の代。

こう-こく【康国】🔗🔉

こう-こく カウ― 【康国】 隋唐時代,中国でサマルカンドを呼んだ称。のちにはソグディアナをも指す。

こうじ【康治】🔗🔉

こうじ カウヂ 【康治】 年号(1142.4.28-1144.2.23)。永治の後,天養の前。近衛天皇の代。こうち。

こうしょう【康正】🔗🔉

こうしょう カウシヤウ 【康正】 年号(1455.7.25-1457.9.28)。享徳の後,長禄の前。後花園天皇の代。

こうしょう【康尚】🔗🔉

こうしょう カウシヤウ 【康尚】 平安中期の仏師。寄木造り法を創始。東福寺同聚院不動明王座像はその作と推定される。生没年未詳。

こうてい【康定】🔗🔉

こうてい カウテイ 【康定】 中国,四川省西部の都市。付近で薬種・毛皮を産する。漢族とチベット族の交易の地。もと西康省の省都。旧名,打箭炉(ダセンロ)。カンティン。

こう-ねい【康寧】🔗🔉

こう-ねい カウ― [0] 【康寧】 (名・形動)[文]ナリ 安らかなこと。平穏無事であること。また,そのさま。安寧。「安楽―」

こう-ふく【康福】🔗🔉

こう-ふく カウ― [0] 【康福】 すこやかで幸せなこと。

こうへい【康平】🔗🔉

こうへい カウヘイ 【康平】 年号(1058.8.29-1065.8.2)。天喜の後,治暦の前。後冷泉(ゴレイゼイ)天皇の代。

こうほう【康保】🔗🔉

こうほう カウホウ 【康保】 年号(964.7.10-968.8.13)。応和の後,安和の前。村上・冷泉(レイゼイ)天皇の代。

こう-ゆうい【康有為】🔗🔉

こう-ゆうい カウイウ 【康有為】 (1858-1927) 中国の学者・政治家。号は長素。広東省の人。変法自強を唱え,光緒帝に認められ革新政治を断行したが,失敗して日本に亡命。辛亥(シンガイ)革命後は清朝回復・儒教振興をはかった。公羊学(クヨウガク)を大成。著「大同書」「孔子改制考」など。カン=ユーウェイ。

こうらくじ-りゅう【康楽寺流】🔗🔉

こうらくじ-りゅう カウラクジリウ 【康楽寺流】 絵仏師の一流派。室町時代,信濃国康楽寺の住職浄賀を祖とする。浄土真宗の仏画などを多く描いた。

こうりゃく【康暦】🔗🔉

こうりゃく カウリヤク 【康暦】 北朝の年号(1379.3.22-1381.2.24)。永和の後,永徳の前。後円融天皇の代。

こうわ【康和】🔗🔉

こうわ カウワ 【康和】 年号(1099.8.28-1104.2.10)。承徳の後,長治の前。堀河天皇の代。

やすつぐ【康継】🔗🔉

やすつぐ 【康継】 (?-1621) 安土桃山末・江戸初期の刀工。近江の人。本名,下坂市左衛門。結城秀康に従い越前福井に移住。家康より康の字と葵紋を拝領し,葵下坂と呼ばれる。隔年に参府し鍛刀。以後代々徳川家の御用鍛冶。

やすとみき【康富記】🔗🔉

やすとみき 【康富記】 室町時代の権大外記中原康富(1399-1457)の日記。1415年から55年までが現存,うち24年間分が欠落。父英隆の首巻を含み九三巻。政治・経済・文化・風俗・雑事など広範囲にわたる。中原康富記。康富御記。

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