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あらが・う【抗う・争う・諍う】🔗⭐🔉
あらが・う アラガフ [3] 【抗う・争う・諍う】 (動ワ五[ハ四])
(1)さからう。抵抗する。「権力に―・う」
(2)相手の言うことを否定して言い争う。「わがため面目あるやうに言はれぬるそらごとは,人いたく―・はず/徒然 73」
[可能] あらがえる
こう【抗】🔗⭐🔉
こう カウ [1] 【抗】
名詞の上について,「…に抵抗する」「…をおさえる」などの意で複合語を作る。「―ヒスタミン剤」「―貧血作用」
こうウイルス-ざい【抗―剤】🔗⭐🔉
こうウイルス-ざい カウ― [6] 【抗―剤】
体内に侵入したウイルスに働きかけて,その作用を弱めたり消滅させたりする薬剤。インターフェロン・免疫グロブリン製剤など。
こううつ-やく【抗鬱薬】🔗⭐🔉
こううつ-やく カウ― [4] 【抗鬱薬】
向精神薬の一。また,鬱病の治療に用いられる薬剤の総称。鬱状態の除去,気分の高揚などが主な作用。
こうか-せき【抗火石】🔗⭐🔉
こうか-せき カウクワ― [3] 【抗火石】
伊豆七島の新島に産する石材の名。流紋岩質の多孔質溶岩で,白色または淡紅色。きわめて軽く,加工が容易。建築材・耐火材・保温材に利用。
こうがん-ざい【抗癌剤】🔗⭐🔉
こうがん-ざい カウガン― [3][0] 【抗癌剤】
制癌剤。
こう-ぎ【抗議】🔗⭐🔉
こう-ぎ カウ― [1] 【抗議】 (名)スル
相手の行動や処置の仕方などに,反対の意見や苦情を述べること。また,その意見や苦情。「判定に―する」
こう-きょ【抗拒】🔗⭐🔉
こう-きょ カウ― [1] 【抗拒】 (名)スル
抵抗し拒否すること。「改革に猶―する者多きに/明六雑誌 7」
こう-きん【抗菌】🔗⭐🔉
こう-きん カウ― [0] 【抗菌】
細菌の増殖を抑えること。
こうきん-スペクトル【抗菌―】🔗⭐🔉
こうきん-スペクトル カウ― [6] 【抗菌―】
抗生物質や化学療法剤が効力を及ぼす病原微生物の範囲とそれらの作用強度を表す語。作用スペクトル。
こうきん-せい【抗菌性】🔗⭐🔉
こうきん-せい カウ― [0] 【抗菌性】
細菌,特に病原菌の増殖を阻止する性質。
こうきん-せい-ぶっしつ【抗菌性物質】🔗⭐🔉
こうきん-せい-ぶっしつ カウ― [7] 【抗菌性物質】
抗菌性を持つ物質。抗生物質やサルファ剤など。
こう-けっせい【抗血清】🔗⭐🔉
こう-けっせい カウ― [3] 【抗血清】
抗原を動物に接種して得られる抗体を含む血清。治療や実験に用いる。免疫血清。
こう-げん【抗言】🔗⭐🔉
こう-げん カウ― [0] 【抗言】 (名)スル
相手にさからって言うこと。また,その言葉。「主筆に―する/社会百面相(魯庵)」
こう-げん【抗原】🔗⭐🔉
こう-げん カウ― [0] 【抗原】
生体内に侵入して抗体をつくらせ,その抗体とだけ結合して反応する物質。細菌毒素・菌体成分や多くの異種タンパク質がこれに該当する。アンチゲン。
→抗体
こうげん-こうたい-はんのう【抗原抗体反応】🔗⭐🔉
こうげん-こうたい-はんのう カウ―カウタイハンオウ [9] 【抗原抗体反応】
抗原とそれに対応する抗体との特異的な結合によって起こる反応。生体では免疫・アナフィラキシー・溶血などの現象として現れる。
こうこうけつあつ-やく【抗高血圧薬】🔗⭐🔉
こうこうけつあつ-やく カウカウケツアツ― [8] 【抗高血圧薬】
⇒血圧降下薬(ケツアツコウカヤク)
こう-こく【抗告】🔗⭐🔉
こう-こく カウ― [0] 【抗告】 (名)スル
下級裁判所の決定・命令を不服として,上級裁判所に異議を申し立てること。普通抗告・即時抗告・再抗告などがある。
こうこく-さいばんしょ【抗告裁判所】🔗⭐🔉
こうこく-さいばんしょ カウ― [0][9] 【抗告裁判所】
抗告の申し立てを受理し,審理する裁判所。
こうこく-しん【抗告審】🔗⭐🔉
こうこく-しん カウ― [4][3] 【抗告審】
抗告裁判所が行う抗告の当否についての審理。
こうこく-そしょう【抗告訴訟】🔗⭐🔉
こうこく-そしょう カウ― [5] 【抗告訴訟】
行政事件訴訟の一種で,行政庁の公権力の行使または不行使によって生じた違法状態の除去を目的としてなされる不服申し立ての訴訟。
こうコリン-ざい【抗―剤】🔗⭐🔉
こうコリン-ざい カウ― [4] 【抗―剤】
副交感神経に対し遮断的に作用する薬物の総称。アトロピンなど。胃・十二指腸潰瘍,緑内障の治療や鎮痙に用いられる。口の渇き,眠気,散瞳などの副作用を伴う。
こうさんか-ざい【抗酸化剤】🔗⭐🔉
こうさんか-ざい カウサンクワ― [5] 【抗酸化剤】
医薬品などが空気中の酸素に触れて酸化し,変質することを防ぐために添加される物質。
こうさん-きん【抗酸菌】🔗⭐🔉
こうさん-きん カウサン― [0] 【抗酸菌】
表面に脂質・蝋質(ロウシツ)を含むため,一度染色されると酸などで脱色されにくい一群の細菌。結核菌,非定型抗酸菌など。
こうしんきん-ざい【抗真菌剤】🔗⭐🔉
こうしんきん-ざい カウシンキン― [5] 【抗真菌剤】
水虫,田虫の治療や,薬剤の副作用で抵抗力の弱った場合の内臓における真菌類の感染症の治療に用いられる薬剤。
こう・する【抗する】🔗⭐🔉
こう・する カウ― [3] 【抗する】 (動サ変)[文]サ変 かう・す
抵抗する。さからう。あらがう。「時流に―・する」
こうせい-ぶっしつ【抗生物質】🔗⭐🔉
こうせい-ぶっしつ カウセイ― [5] 【抗生物質】
〔antibiotics〕
カビ・放線菌などの微生物によってつくられ,他の微生物や細胞の発育または機能を阻害する物質。ペニシリンなど。
こう-せん【抗戦】🔗⭐🔉
こう-せん カウ― [0] 【抗戦】 (名)スル
抵抗して戦うこと。「徹底―を主張する」「独立の為に―すべし/経国美談(竜渓)」
こう-そう【抗争】🔗⭐🔉
こう-そう カウサウ [0] 【抗争】 (名)スル
(1)抵抗して争うこと。張り合って争うこと。「派閥―」「暴力団が―する」
(2)〔心〕「葛藤(カツトウ){(2)}」に同じ。
こうそ-うんどう【抗租運動】🔗⭐🔉
こうそ-うんどう カウソ― [4] 【抗租運動】
中国で,佃租(デンソ)(地代)問題をめぐって佃戸(デンコ)(小作人)が地主との間に起こした闘争。明末清初以降,河南や江南で特に著しかった。
こう-たい【抗体】🔗⭐🔉
こう-たい カウ― [0] 【抗体】
抗原の侵入を受けた生体がその刺激で作り出すタンパク質の総称。その抗原だけに結合する性質があり,結合によって抗原である細菌などを溶解したり,毒素を中和するなどして生体を防御する。免疫グロブリンに属する。免疫体。
→抗原
こうたい-さんせいきのう【抗体産生機能】🔗⭐🔉
こうたい-さんせいきのう カウ― [9] 【抗体産生機能】
生体に侵入した細菌などの抗原を処理して,再度同様な状況が起きたときに対応できるようにリンパ組織が抗体を産生する機能。
こうちょう-りょく【抗張力】🔗⭐🔉
こうちょう-りょく カウチヤウ― 【抗張力】
⇒引(ヒ)っ張(パ)り強(ツヨ)さ
こう-てい【抗抵】🔗⭐🔉
こう-てい カウ― [0] 【抗抵】 (名)スル
手向かうこと。抵抗。「敵するものには―すれども/舞姫(鴎外)」
こう-てき【抗敵】🔗⭐🔉
こう-てき カウ― [0] 【抗敵】 (名)スル
敵対して手向かうこと。「恩人に―すべき暴客/八十日間世界一周(忠之助)」
こうどく-そ【抗毒素】🔗⭐🔉
こうどく-そ カウドク― [3][4] 【抗毒素】
〔antitoxin〕
特定の毒素と特異的に結合して,それを無毒にする抗体。
→血清
こうにち-うんどう【抗日運動】🔗⭐🔉
こうにち-うんどう カウ― [5] 【抗日運動】
日本の侵略に対する中国国民の抵抗運動。1915年の二十一箇条要求後本格化,五・四運動や山東出兵などの際に高まりを見せた。満州事変後は武力闘争に発展し,36年の西安事件を契機に抗日民族統一戦線が結成された。排日運動。
こうヒスタミン-ざい【抗―剤】🔗⭐🔉
こうヒスタミン-ざい カウ― [6] 【抗―剤】
体内に発生するヒスタミンの作用を軽減する薬剤。蕁麻疹(ジンマシン)・鼻炎など各種アレルギー性疾患の治療に用いられる。感冒・乗り物酔いにも効果がある。
こう-べん【抗弁】🔗⭐🔉
こう-べん カウ― [1][0] 【抗弁】 (名)スル
(1)相手の主張ややり方に反対して弁ずること。口答えすること。「婆さん等は―するやうにいつた/土(節)」
(2)民事訴訟法上,相手方の申し立てまたは主張を単に否認するのではなく,その排斥を求めてそれと相いれない別の事項を主張すること。
こうべん-けん【抗弁権】🔗⭐🔉
こうべん-けん カウ― [3] 【抗弁権】
相手方の請求権の行使に対し,それを阻止(ソシ)し,請求を拒絶することのできる当事者の権利。同時履行・催告・検索などの抗弁権がある。
こう-めい【抗命】🔗⭐🔉
こう-めい カウ― [0] 【抗命】 (名)スル
命令にさからうこと。
こう-りにょうホルモン【抗利尿―】🔗⭐🔉
こう-りにょうホルモン カウリネウ― [6] 【抗利尿―】
排出器官系の水の再吸収を促進して,水の排出を減らす作用をもつホルモン。ヒトでは下垂体後葉から分泌され,腎臓の細尿管に作用する。子宮収縮をきたす作用もある。バソプレッシン。ADH 。
こうリューマチ-ざい【抗―剤】🔗⭐🔉
こうリューマチ-ざい カウ― [6] 【抗―剤】
リューマチの原因となる酵素などのタンパクの生成を抑制することにより,症状を緩和する薬剤。
こう-りょく【抗力】🔗⭐🔉
こう-りょく カウ― [1] 【抗力】
(1)物体が接触面に力を及ぼすとき,面から物体に働く力。面に垂直に働く成分と平行に働く成分とがあり後者は摩擦力という。
(2)流体中を運動する物体に働く抵抗。多く航空力学で用いる。
こう-ろん【抗論】🔗⭐🔉
こう-ろん カウ― [0][1] 【抗論】 (名)スル
相手の言に逆らって議論すること。反論。「母親と―する理由(イワレ)もない/浮雲(四迷)」
こうアレルギー【抗アレルギー(の)】(和英)🔗⭐🔉
こうアレルギー【抗アレルギー(の)】
antiallergic.
こうがん【抗癌(の)】(和英)🔗⭐🔉
こうがん【抗癌(の)】
anticancer.→英和
こうぎ【抗議】(和英)🔗⭐🔉
こうげん【抗原】(和英)🔗⭐🔉
こうげん【抗原】
an antigen.→英和
こうこく【抗告】(和英)🔗⭐🔉
こうせいぶっしつ【抗生物質】(和英)🔗⭐🔉
こうせいぶっしつ【抗生物質】
《医》an antibiotic.→英和
こうせん【抗戦する】(和英)🔗⭐🔉
こうせん【抗戦する】
offer resistance;resist.→英和
こうそう【抗争】(和英)🔗⭐🔉
こうたい【抗体】(和英)🔗⭐🔉
こうたい【抗体】
an antibody.→英和
こうどくそ【抗毒素】(和英)🔗⭐🔉
こうどくそ【抗毒素】
an antitoxin.→英和
こうにち【抗日運動】(和英)🔗⭐🔉
こうにち【抗日運動】
an anti-Japanese movement.
こうヒスタミン【抗ヒスタミン(の)】(和英)🔗⭐🔉
こうヒスタミン【抗ヒスタミン(の)】
antihistaminic.抗ヒスタミン剤 an antihistamine (agent).→英和
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