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け・り【着り・服り】🔗🔉

け・り 【着り・服り】 (動ラ変) 〔動詞「きる(着)」の連用形「き」に「あり」が付いた「きあり」の転〕 着ている。「我が背子が―・る衣(キヌ)薄し佐保風は/万葉 979」

はっとり【服部】🔗🔉

はっとり 【服部】 姓氏の一。

はっとり-うのきち【服部宇之吉】🔗🔉

はっとり-うのきち 【服部宇之吉】 (1867-1939) 中国哲学者。福島県生まれ。中国・ドイツに留学。三高・東京高師・東大教授などを歴任。西洋哲学の立場から中国思想の解明に努めた。主著「東洋倫理綱要」「孔子及孔子教」など。

はっとり-しそう【服部之総】🔗🔉

はっとり-しそう 【服部之総】 (1901-1956) 歴史学者。島根県生まれ。東大卒。1927年「マルクス主義講座」に「明治維新史」を執筆。「日本資本主義発達史講座」に参加。幕末・明治維新史研究の普及に尽くした。著「黒船前後」「維新史の方法論」など多数。

はっとり-しろう【服部四郎】🔗🔉

はっとり-しろう ―シラウ 【服部四郎】 (1908-1995) 言語学者。三重県生まれ。東大教授。日本語・モンゴル語を中心としたアルタイ諸言語の研究等,多くの業績を挙げた。著「音声学」「言語学の方法」など。

はっとり-とほう【服部土芳】🔗🔉

はっとり-とほう ―トハウ 【服部土芳】 (1657-1730) 江戸前・中期の俳人。伊賀上野の人。名は保英。通称,半左衛門。少時より松尾芭蕉と親しみ,藤堂藩を致仕し俳諧に専念。伊賀蕉門の中心的人物で居を蓑虫庵という。編著「三冊子」「横日記」「蕉翁句集」「蕉翁文集」など。

はっとり-なんかく【服部南郭】🔗🔉

はっとり-なんかく ―ナンクワク 【服部南郭】 (1683-1759) 江戸中期の儒者・詩人。京都の人。初め和歌と画で柳沢吉保に仕え,のち荻生徂徠に入門し擬古主義的漢詩文をよくした。著「南郭文集」など。

はっとり-はくひ【服部白賁】🔗🔉

はっとり-はくひ 【服部白賁】 (1714-1767) 江戸中期の漢詩人。摂津の人。名は元雄,字(アザナ)は仲英,白賁は号。服部南郭の婿養子。著「踏海集」

はっとり-らんせつ【服部嵐雪】🔗🔉

はっとり-らんせつ 【服部嵐雪】 (1654-1707) 江戸前期の俳人。別号を嵐亭治助・雪中庵など。芭蕉門古参の高弟。俳風は温雅で滋味がある。編著「若水」「其(ソノフクロ)」など。

はっとり-りょういち【服部良一】🔗🔉

はっとり-りょういち ―リヤウイチ 【服部良一】 (1907-1993) 作曲家。大阪府生まれ。ジャズを取り入れた日本のポップスを創始,多数のヒット曲を生む。代表作「別れのブルース」「東京ブギウギ」「青い山脈」

はっとり-タバコ【服部―】🔗🔉

はっとり-タバコ [5] 【服部―】 摂津国(今の大阪府)服部村から産した良質のタバコ。

はとり【服部・服織】🔗🔉

はとり 【服部・服織】 〔「はたおり」の転〕 機(ハタ)を織ること。また,それを業とする人。「―・麻績(オミ)の人等(ドモ)の常も仕へまつる/祝詞(伊勢大神宮)」

はとり-べ【服部】🔗🔉

はとり-べ [3] 【服部】 大化改新以前,機織りを業とした品部。はとり。

ふく【服】🔗🔉

ふく 【服】 ■一■ [2] (名) (1)身につける衣類。ころも。「―を着る」「―を脱ぐ」 (2)(和服を「着物」というのに対して)洋服のこと。「仕立てのいい―」 ■二■ (接尾) 助数詞。上にくる語によって「ぷく」となる。 (1)粉薬などの包みを数えるのに用いる。「食後に一―ずつ服用する」 (2)タバコ・茶などをのむ回数を数えるのに用いる。「一―のむ」

ぶく【服】🔗🔉

ぶく 【服】 (1)喪に服すること。また,その期間。喪。「故殿の御―のころ,六月つごもりの日/枕草子 161」 (2)喪服(モフク)。「更衣の―にてまゐれりけるをみ給ひて/新古今(哀傷詞)」

ぷく【服】🔗🔉

ぷく 【服】 (接尾) ⇒ふく(服)■二■

ふく-えき【服役】🔗🔉

ふく-えき [0] 【服役】 (名)スル (1)懲役に服すること。 (2)兵役に服すること。 (3)夫役(ブヤク)に服すること。

ふく-かげん【服加減】🔗🔉

ふく-かげん [3] 【服加減】 茶の練り加減・たて加減。お服加減。

ぶく-き【服忌】🔗🔉

ぶく-き [2][0] 【服忌】 ⇒ぶっき(服忌)

ぶく-げ【服解】🔗🔉

ぶく-げ [2] 【服解】 律令制で,父母の喪に服している間,官吏がその官職を解任されること。 →復任

ふく-さ【袱紗・帛紗・服紗】🔗🔉

ふく-さ [0][3] 【袱紗・帛紗・服紗】 (1)一枚物または表裏二枚合わせの方形の絹布。進物の上にかけたり物を包んだりする。 (2)(「帛紗」と書く)茶の湯で,道具をぬぐったり盆・茶托の代用として器物の下に敷いたりする絹布。羽二重(ハブタエ)・塩瀬(シオゼ)などを用い,縦横を九寸(約27センチメートル)と九寸五分(約29センチメートル)ほどに作る。 (3)柔らかい絹。「狩衣は…白き―/枕草子 282」 (4)本式でないもの。多く他の語に冠して用いる。[貞丈雑記]

ふく-ざい【服罪】🔗🔉

ふく-ざい [0] 【服罪】 (名)スル 刑に服すること。「弁護士を頼む力もないから,―すると申して居りましたが/良人の自白(尚江)」

ふく-じ【伏侍・服侍】🔗🔉

ふく-じ [0] 【伏侍・服侍】 (名)スル かしずき,世話をすること。「以前(ムカシ)に倍する熱心もて―するあり/不如帰(蘆花)」

ふく-じ【服仕・服事】🔗🔉

ふく-じ [2] 【服仕・服事】 (名)スル 服従し仕えること。また,従事すること。「我に―する人の為ならず/西国立志編(正直)」

ふく-じ【服地】🔗🔉

ふく-じ ―ヂ [0] 【服地】 洋服にする布地。

ふく-じゅう【服従】🔗🔉

ふく-じゅう [0] 【服従】 (名)スル 他の支配・権力につき従うこと。「主君に―する」

ふく-しょく【服飾】🔗🔉

ふく-しょく [0] 【服飾】 衣服とその飾り。また,装身具。

ふくしょく-ひん【服飾品】🔗🔉

ふくしょく-ひん [0] 【服飾品】 服装を引き立たせるための付属品。装飾的なイヤリング・指輪などと,実用性をもったベルト・ハンドバッグなどがある。

ふく・す【服す】🔗🔉

ふく・す [2] 【服す】 ■一■ (動サ五) 〔サ変動詞「服する」の五段化〕 「服する」に同じ。「兵役に―・す」「喪に―・す」「茶を―・す」 ■二■ (動サ変) ⇒ふくする

ぶく・す【服す】🔗🔉

ぶく・す 【服す】 (動サ変) 〔「ぶく」は呉音〕 (1)喪服を着る。「娘のなくなりたりしに―・すとて/赤染衛門集」 (2)茶・薬などを飲む。服する。「極熱の草薬を―・して/源氏(帚木)」

ふく・する【服する】🔗🔉

ふく・する [3] 【服する】 (動サ変)[文]サ変 ふく・す □一□(自動詞) (1)他に従う。やむなく,または納得して従う。服従する。「命令に―・する」「間違つた説には―・せない/社会百面相(魯庵)」 (2)ある事に従う。「兵役に―・する」「喪に―・する」「起行し得る毎に公事に―・した/伊沢蘭軒(鴎外)」 □二□(他動詞) (1)従わせる。「弁舌水の流るる如く,よく衆心を―・せしかば/慨世士伝(逍遥)」 (2)衣服を身につける。着る。「身に洋服を―・し,口に洋食を食し/福翁百話(諭吉)」 (3)薬や茶などを飲む。服用する。「懐中薬など―・して後,心地復りぬ/金色夜叉(紅葉)」

ふく-せい【服制】🔗🔉

ふく-せい [0] 【服制】 衣服について定めた規則。

ふく-そう【服装】🔗🔉

ふく-そう ―サウ [0] 【服装】 衣服を身につけ,よそおった様子。また,身につけた衣服や装身具。身なり。「派手な―」

ふく-ぞく【服属】🔗🔉

ふく-ぞく [0] 【服属】 (名)スル つき従うこと。従属。「大国に―する小国」

ふく-どく【服毒】🔗🔉

ふく-どく [0] 【服毒】 (名)スル 毒をのむこと。「―自殺」

ふく-む【服務】🔗🔉

ふく-む [2] 【服務】 (名)スル 職務に服すること。仕事につくこと。「終日―する」

ふくむ-きりつ【服務規律】🔗🔉

ふくむ-きりつ [4] 【服務規律】 職務についている者が守るべき規則。服務規程。

ふく-も【服喪】🔗🔉

ふく-も [0][2] 【服喪】 (名)スル 喪に服すること。近親者の死後,一定期間外出などを控え身を慎むこと。

ふく-やく【服薬】🔗🔉

ふく-やく [0] 【服薬】 (名)スル 薬をのむこと。服用。「終日氷もて冷やし―す/欺かざるの記(独歩)」

ふく-よう【服用】🔗🔉

ふく-よう [0] 【服用】 (名)スル (1)薬をのむこと。服薬。「毎食後―する」 (2)衣服などを身につけること。「婦女,父夫の蔭に依て―するも,亦之れを聴(ユル)す/続紀(霊亀一)」

ふく-よう【服膺】🔗🔉

ふく-よう [0] 【服膺】 (名)スル 〔「膺」は胸の意〕 常に心にとどめて忘れないこと。「拳々(ケンケン)―する」「其の御意見は厚く―するよ/緑簑談(南翠)」

ぶっ-き【服忌】🔗🔉

ぶっ-き ブク― [1][0] 【服忌】 喪に服すること。また,その期間。服紀。

ぶっき-りょう【服忌令】🔗🔉

ぶっき-りょう ブク―リヤウ [3] 【服忌令】 江戸幕府が制定した喪に関する法令。喪に服する親族の範囲およびその軽重を定めた。古来の制をもとにして1684年に制定し,のち数回にわたり改訂,明治の太政官布告にも受け継がれた。

ふっ-こう【服行】🔗🔉

ふっ-こう フクカウ [0] 【服行】 (名)スル おこなうこと。「或は事業に―して是を得/万国公法(周)」

まつらう【服ふ・順ふ】🔗🔉

まつら ―フ 【服ふ・順ふ】 (連語) 〔動詞「奉(マツ)る」の未然形に継続の助動詞「ふ」の付いた語〕 「まつろう(服)」に同じ。「はふむしも大君に―ふ/日本書紀(雄略)」

まつろ・う【服ふ・順ふ】🔗🔉

まつろ・う マツロフ 【服ふ・順ふ】 (動ハ四) 〔「まつらふ(服)」の転〕 服従する。付き従う。「其の―・はぬ人等を和平(ヤワ)さしめたまひき/古事記(中)」

ふく【服[衣服]】(和英)🔗🔉

ふく【服[衣服]】 clothes;→英和 a dress;→英和 a suit;→英和 a uniform (制服).→英和

ふくえき【服役する】(和英)🔗🔉

ふくえき【服役する】 serve in the army[navy](兵役に);→英和 serve one's term (懲役で).⇒兵役,懲役.‖服役期間 a prison term (懲役);a term of service (兵役).

ふくじ【服地】(和英)🔗🔉

ふくじ【服地】 cloth.→英和

ふくじゅう【服従】(和英)🔗🔉

ふくじゅう【服従】 obedience;→英和 submission.→英和 〜する obey;→英和 submit.→英和

ふくしょく【服飾】(和英)🔗🔉

ふくしょく【服飾】 dress;→英和 dressing.→英和

ふくする【服する】(和英)🔗🔉

ふくする【服する】 (1) obey;→英和 submit.→英和 (2) ⇒服役,従事.

ふくそう【服装】(和英)🔗🔉

ふくそう【服装】 dress;→英和 clothes.→英和 りっぱな(みすぼらしい)〜をしている be well (poorly) dressed.…の〜をしている be dressed as….‖服装随意<注意書き>Dress optional.

ふくどく【服毒する】(和英)🔗🔉

ふくどく【服毒する】 take poison.

ふくむ【服務】(和英)🔗🔉

ふくむ【服務】 service.→英和 〜する serve.→英和 ‖服務規律 the service regulations.服務時間 business hours.服務年限 the term of service.

ふくよう【服用する】(和英)🔗🔉

ふくよう【服用する】 take (薬を).→英和 服用量 a dosage;a dose (一回分).→英和

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