複数辞典一括検索+
らい-ごう【来迎】🔗⭐🔉
らい-ごう ―ガウ [0] 【来迎】
〔「らいこう」とも〕
(1)浄土教で,人が死ぬ際に一心に念仏すると,阿弥陀仏や菩薩が迎えにやって来ることをいう。
→臨終正念
(2)
⇒御来迎(ゴライゴウ)(3)
らいごう-いんじょう【来迎引接】🔗⭐🔉
らいごう-いんじょう ―ガウ―ゼフ [0] 【来迎引接】
阿弥陀仏や菩薩が来迎し,衆生(シユジヨウ)を極楽へ導き,救済すること。
らいごう-え【来迎会】🔗⭐🔉
らいごう-え ―ガウ
[3] 【来迎会】
〔仏〕 浄土信仰で,阿弥陀仏が死者を救済するために来迎する様を演ずる法会。迎え講。
→練(ネ)り供養(クヨウ)

らいごう-かべ【来迎壁】🔗⭐🔉
らいごう-かべ ―ガウ― [3] 【来迎壁】
仏堂で,本尊を安置する須弥壇(シユミダン)の後ろにある壁。
らいごう-ず【来迎図】🔗⭐🔉
らいごう-ず ―ガウヅ [3] 【来迎図】
平安中期の浄土信仰に基づく仏画。主に阿弥陀仏が諸菩薩を従えて衆生(シユジヨウ)を極楽浄土に救うため,人間世界へ迎えに下降して来る姿を描いたもの。
らいごう-の-さんぞん【来迎の三尊】🔗⭐🔉
らいごう-の-さんぞん ―ガウ― 【来迎の三尊】
浄土から来迎した姿をとった阿弥陀三尊。
らいごう-ばしら【来迎柱】🔗⭐🔉
らいごう-ばしら ―ガウ― [5] 【来迎柱】
仏堂で,来迎壁の左右にある柱。古くは須弥壇の四隅にあった柱をいった。
らいごう-わさん【来迎和讃】🔗⭐🔉
らいごう-わさん ―ガウ― [5] 【来迎和讃】
三尊の来迎を讃談し,念仏を勧めた和讃。源信の作と伝える。
らいごう-いん【来迎院】🔗⭐🔉
らいごう-いん ライガウ
ン 【来迎院】
京都市左京区大原にある天台宗の寺。山号,魚山。仁寿年間(851-854)円仁の開創。1095年良忍の中興。梵唄(ボンバイ)声明の発祥地として有名。

らいごう-じ【来迎寺】🔗⭐🔉
らいごう-じ ライガウ― 【来迎寺】
大津市下坂本にある天台宗の寺。山号,紫雲山。790年最澄が開創した地蔵教院に始まる。1001年源信が当寺で水想観により聖衆来迎(シヨウジユライゴウ)を感得し現寺名に改称。以後,専修念仏道場として栄えた。聖衆来迎寺。
大辞林に「来迎」で始まるの検索結果 1-10。