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おう-が【枉駕】🔗⭐🔉
おう-が ワウ― [1] 【枉駕】 (名)スル
〔乗り物の方向をわざわざ曲げて来る意から〕
人の来訪を敬っていう語。枉車。御来駕。枉顧。
おう-ぎゃく【横逆・枉逆】🔗⭐🔉
おう-ぎゃく ワウ― [0] 【横逆・枉逆】
道理にはずれていること。わがままなこと。「かくの如き―の事に逢へども/西国立志編(正直)」
おう-くつ【枉屈】🔗⭐🔉
おう-くつ ワウ― [0] 【枉屈】 (名)スル
道理をまげて人を押さえつけること。「倏(タチマチ)婦人の権利を―するとか,イヤ公道に背くとか/蜃中楼(柳浪)」
おう-こ【枉顧】🔗⭐🔉
おう-こ ワウ― [1] 【枉顧】
〔貴人がわざわざ乗り物の方向を変えて自分の方を顧みる意から〕
他人の来訪を敬っていう語。枉駕(オウガ)。
おう-しゃ【枉車】🔗⭐🔉
おう-しゃ ワウ― [1] 【枉車】
「枉駕(オウガ)」に同じ。
おう-だん【枉断】🔗⭐🔉
おう-だん ワウ― [0] 【枉断】 (名)スル
法をまげて不正な裁きを下すこと。
おう-ほう【枉法】🔗⭐🔉
おう-ほう ワウハフ [0] 【枉法】
法をまげて解釈すること。都合のよいように法をまげて適用すること。
おう-わく【枉惑・横惑】🔗⭐🔉
おう-わく ワウ― 【枉惑・横惑】 (名・形動ナリ)
ごまかしだます・こと(さま)。「何(イカ)なる―の奴(ヤツコ),人謀(タバカ)りて物取らむとて/今昔 14」
まげ【曲げ・枉げ】🔗⭐🔉
まげ [0] 【曲げ・枉げ】
棒や板を曲げたときに生じる変形。
まげ-て【曲げて・枉げて】🔗⭐🔉
まげ-て [0] 【曲げて・枉げて】 (副)
〔「理をまげて」の意〕
そこをなんとか。むりでも。是が非でも。相手に願うときに使う。「この件,―御承知下さい」
ま・げる【曲げる・枉げる】🔗⭐🔉
ま・げる [0] 【曲げる・枉げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 ま・ぐ
(1)まっすぐな物・平らな物を,まがった状態にする。《曲》「針金を―・げる」「ひざを―・げる」「アルミ板を直角に―・げる」
(2)ある意図に基づいて,事実や規則をゆがめる。「事実を―・げて報道する」「法を―・げる」
(3)自分の主義・主張をむりに変える。気持ちなどを抑える。「彼は金のために主義・主張を―・げるような男ではない」「自説を―・げる」「勿論(モチロン)節操を―・げて呉れといふては無理になるが/社会百面相(魯庵)」「母具したる者は…といふままに―・げられて/落窪 3」
(4)(「駕(ガ)を枉げる」の形で)貴人がわざわざ来訪する。「宮殿に駕を―・げて,民を安んじ/麒麟(潤一郎)」
(5)〔「質(シチ)」と発音が同じ「七」の第二画がまがっていることからか〕
品物を質に入れる。「当分いらぬ夏綺羅―・げて七十両/浮世草子・好色旅日記」
〔「曲がる」に対する他動詞〕
[慣用] 冠を―・旋毛(ツムジ)を―・臍(ヘソ)を―
わ-わく【枉惑】🔗⭐🔉
わ-わく 【枉惑】
〔「おうわく(枉惑)」の転〕
「おうわく(枉惑)」に同じ。「或は目たれを見,或は―心のみ侍る程に/竹馬抄」
大辞林に「枉」で始まるの検索結果 1-12。