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ぜん【漸】🔗⭐🔉
ぜん [1] 【漸】
物事が徐々に進むこと。「且つ聴き且つ記し―にして積りて巻を成す/経国美談(竜渓)」
ぜん-きょう【漸教】🔗⭐🔉
ぜん-きょう ―ケウ [0] 【漸教】
〔仏〕 学びやすい教えから高度な教えへと順に導いていく教法。また,修行を積み重ねることによって悟りへ至らしめる教え。
⇔頓教(トンギヨウ)
ぜんきん-せん【漸近線】🔗⭐🔉
ぜんきん-せん [0] 【漸近線】
曲線において,その上の一点が原点から無限に遠ざかっていくとき,その点からの距離が限りなく 0 に近づくような直線。例えば
=1/x の漸近線は
軸(
=0)と
軸(
=0)。
=1/x の漸近線は
軸(
=0)と
軸(
=0)。
ぜん-じ【漸次】🔗⭐🔉
ぜん-じ [1] 【漸次】 (副)
だんだん。しだいに。「―東へ移動しつつある」
ぜん-しん【漸進】🔗⭐🔉
ぜん-しん [0] 【漸進】 (名)スル
順を追って少しずつ進んでいくこと。「学力が―する」
ぜんしん-しゅぎ【漸進主義】🔗⭐🔉
ぜんしん-しゅぎ [5] 【漸進主義】
急激な手段を避け,順を追って徐々に進もうとする態度・立場。
⇔急進主義
ぜんしん-てき【漸進的】🔗⭐🔉
ぜんしん-てき [0] 【漸進的】 (形動)
順を追って徐々に目的を実現しようとするさま。「―な改革」
ぜんしん-せい【漸新世】🔗⭐🔉
ぜんしん-せい [3] 【漸新世】
新生代古第三紀を三つに区分した場合の最後の時期。約三八〇〇万年前から二四〇〇万年前までの期間。
ぜん-ぜん【漸漸】🔗⭐🔉
ぜん-ぜん [0] 【漸漸】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
次第に進んでいくさま。「火焔は―と位置を変ずる/浮城物語(竜渓)」
■二■ (副)
次第次第に。だんだんに。順次に。「強毅質直の気は―に衰減し/明六雑誌 3」
ぜんそう-ほう【漸層法】🔗⭐🔉
ぜんそう-ほう ―ハフ [0][3] 【漸層法】
修辞法の一。語句を次々に重ねて意味を強めていき,最後に最大の効果がもたらされるようにする表現法。
ぜん-ばつ【漸伐】🔗⭐🔉
ぜん-ばつ [0] 【漸伐】
造林法の一。広域の森林を,傘伐(サンバツ)・画伐(カクバツ)などの数回の伐採によって更新を図る方法。
ぜん-めつ【漸滅】🔗⭐🔉
ぜん-めつ [0] 【漸滅】
次第にほろびること。
やく-やく【漸漸】🔗⭐🔉
やく-やく 【漸漸】 (副)
〔「ようやく」の古形〕
次第に。だんだん。「沖つ梶―しぶを見まく欲り/万葉 1205」
やや【稍・漸】🔗⭐🔉
やや [1] 【稍・漸】 (副)
〔副詞「や」を重ねた語〕
(1)分量・程度がわずかであるさま。「―右寄り」「―大きめ」「―不機嫌そう」
(2)しばらくの間。「―待つうちに」
(3)次第に程度が増すさま。一層。「年は―さだ過ぎ行くに/更級」
ようやく【漸く】🔗⭐🔉
ようやく ヤウヤク [0] 【漸く】 (副)
〔「ややく(稍)」または「やくやく(漸漸)」の転かという。漢文訓読に多く用いられた語〕
(1)なかなか実現しなかったことが,待った末に実現するさま。ようよう。やっと。「―試験が終わった」「―のこと楽になる」
(2)危ないところをかろうじて。やっとのことで。ようよう。「―終電に間に合う」
(3)だんだん。しだいに。「寒さも―ゆるんできた」
ようよう【漸う】🔗⭐🔉
ようよう ヤウヤウ 【漸う】 (副)
〔「ようやく」の転〕
(1)しだいに。だんだん。「かくて翁―豊かになり行く/竹取」
(2)かろうじて。やっと。「―として,穴の口までは出でたれども/宇治拾遺 13」
(3)おもむろに。しずしずと。「普賢菩薩,象に乗りて―おはして/宇治拾遺 8」
(4)まさしく。もはや。「女を,―あきがたにや思ひけむ/伊勢 123」
ぜんげん【漸減】(和英)🔗⭐🔉
ぜんげん【漸減】
gradual decrease.〜する decrease[diminish]gradually.
ぜんじ【漸次】(和英)🔗⭐🔉
ぜんじ【漸次】
gradually;little by little;by degrees.
ぜんしん【漸進】(和英)🔗⭐🔉
ぜんぞう【漸増】(和英)🔗⭐🔉
ぜんぞう【漸増】
a gradual increase.
ようやく【漸く】(和英)🔗⭐🔉
ようやく【漸く】
[だんだんに]gradually;[遂に]at last;finally;[かろうじて]barely;→英和
with difficulty.
大辞林に「漸」で始まるの検索結果 1-26。