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ねぶた・い【眠たい】🔗🔉

ねぶた・い [0][3] 【眠たい】 (形)[文]ク ねぶた・し 〔「睡(ネブ)り甚(イタ)し」の転〕 「ねむたい」に同じ。[ヘボン]「―・きを念じてさぶらふに/枕草子 313」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねぶり【眠り・睡り】🔗🔉

ねぶり 【眠り・睡り】 「ねむり」の古形。「―をのみして,などもどかる/枕草子 7」

ねぶり-の-き【眠りの木・合歓木】🔗🔉

ねぶり-の-き 【眠りの木・合歓木】 ネムノキの異名。[和名抄]

ねぶり-め【眠り目】🔗🔉

ねぶり-め 【眠り目】 眠そうな目つき。また,つぶっている目。「目をも人に見あはせず,―にて,時々阿弥陀仏を申す/宇治拾遺 11」

ねぶ・る【眠る】🔗🔉

ねぶ・る 【眠る】 (動ラ四) (1)「ねむる{(1)}」に同じ。「夜居にさぶらひて―・りたる/源氏(総角)」 (2)「ねむる{(6)}」に同じ。「さばかり語らひつるが,さすがに覚えて―・りをり/竹取」

ねむ・い【眠い】🔗🔉

ねむ・い [0][2] 【眠い】 (形)[文]ク ねむ・し 眠ってしまいそうである。ねむたい。「―・いのをがまんして勉強する」[日葡] [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねむ-け【眠気】🔗🔉

ねむ-け [0] 【眠気】 眠いという感じ。「―がさす」

ねむけ-ざまし【眠気覚(ま)し】🔗🔉

ねむけ-ざまし [4] 【眠気覚(ま)し】 ねむけをなくすこと。また,その方法。「―に顔を洗う」

ねむけ-ざ・す【眠気ざす】🔗🔉

ねむけ-ざ・す [4] 【眠気ざす】 (動サ五[四]) ねむけをもよおす。「トロと―・します/真景累ヶ淵(円朝)」

ねむ・し【眠し】🔗🔉

ねむ・し 【眠し】 (形ク) ⇒ねむい

ねむた・い【眠たい】🔗🔉

ねむた・い [0][3] 【眠たい】 (形)[文]ク ねむた・し 〔「ねぶたし」の転か〕 「ねむい」に同じ。「春はいくら寝ても―・い」「我は只―・いほどに聞も入れず/中華若木詩抄」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねむら・す【眠らす】🔗🔉

ねむら・す [0] 【眠らす】 ■一■ (動サ五[四]) 「眠らせる」に同じ。「もう少し―・してくれ」 ■二■ (動サ下二) ⇒ねむらせる

ねむら・せる【眠らせる】🔗🔉

ねむら・せる [0] 【眠らせる】 (動サ下一)[文]サ下二 ねむら・す (1)眠るようにする。眠りにつかせる。「赤ん坊を―・せる」 (2)俗に,殺す。「抵抗するやつは―・せてしまえ」

ねむり【眠り・睡り】🔗🔉

ねむり [0] 【眠り・睡り】 (1)眠ること。睡眠。ねぶり。「―が浅い」 (2)活動を休んでいること。「火山が長い―からさめて活動を始める」 (3)死去・死亡のたとえ。「永い―につく」

ねむり-あな【眠り穴】🔗🔉

ねむり-あな [3] 【眠り穴】 洋服の,見せかけの飾り穴。

ねむり-ぐさ【眠り草・含羞草】🔗🔉

ねむり-ぐさ [3] 【眠り草・含羞草】 オジギソウの異名。[季]夏。

ねむり-ぐすり【眠り薬】🔗🔉

ねむり-ぐすり [4] 【眠り薬】 (1)睡眠剤。催眠薬。 (2)(全身性の)麻酔薬。「―をかがされる」

ねむり-こうせん【眠り口銭】🔗🔉

ねむり-こうせん [4] 【眠り口銭】 売買において仲介などの役務を提供することなく,従来からの商慣習・取り決めにより自動的に入る手数料。

ねむり-ながし【眠り流し】🔗🔉

ねむり-ながし [4] 【眠り流し】 祓(ハラエ)の形代(カタシロ)を流して夏の睡魔を払う行事。東北地方で盛んであるが,各地にみられる。七夕流しの行事として行われることが多い。おねんぶり。ねぶり流し。ねぶと流し。ねむった流し。

ねむり-の-き【眠りの木・合歓の木】🔗🔉

ねむり-の-き [5] 【眠りの木・合歓の木】 ネムノキの別名。

ねむり-ひめ【眠り姫】🔗🔉

ねむり-ひめ [3] 【眠り姫】 ヨーロッパの昔話。呪(ノロ)いで100年の眠りにおちた眠り姫が,100年後に訪れた王子の接吻(セツプン)で目覚める。姫とともに眠りについていた城の人々も目覚めて,二人は結婚するというもの。フランスのペロー,ドイツのグリムなどの童話集にあるが,オリエント起源の話といわれる。チャイコフスキーが「眠りの森の美女」の名でバレエ化。いばら姫。

ねむり-びょう【眠り病】🔗🔉

ねむり-びょう ―ビヤウ [0] 【眠り病】 うとうと状態あるいは催眠・嗜眠(シミン)状態を主症状とする病気の俗称。アフリカ嗜眠病・嗜眠性脳炎など。

ねむり-め【眠り目・睡り目】🔗🔉

ねむり-め [3] 【眠り目・睡り目】 (1)ねむそうな目。ねぶり目。 (2)文楽人形のかしらで,目が開閉する仕掛けのあるもの。

ねむり-めじ【眠り目地】🔗🔉

ねむり-めじ ―ヂ [4] 【眠り目地】 部材どうしを,すきまをあけずに接して取り付けて目立たなくした目地。盲目地。

ねむり-こ・ける【眠りこける】🔗🔉

ねむり-こ・ける [5] 【眠りこける】 (動カ下一) 〔「こける」は接尾語〕 ぐっすりと眠る。「地震も知らないで―・ける」

ねむり-こ・む【眠り込む】🔗🔉

ねむり-こ・む [4] 【眠り込む】 (動マ五[四]) よく寝入る。「ひなたで―・む」

ねむ・る【眠る】🔗🔉

ねむ・る [0] 【眠る】 (動ラ五[四]) 〔「ねぶる」の転〕 (1)心身の活動が一時的に休止し,目をとじて無意識の状態になる。ねる。「ぐっすり―・る」「子供たちはもう―・った」「ふつとゐながら―・るぞ/中華若木詩抄」 (2)死ぬ。また,死んで埋葬されている。「父母の―・るふるさと」 (3)(能力・価値などが)活用されない状態である。「海底に―・る資源」 (4)活動をやめて静かである。「草木も―・る丑(ウシ)三つ時」 (5)蚕が脱皮前に一時活動をやめ,桑の葉を食べない状態になる。 (6)目をつむる。目を閉じる。「文三は眼を―・つて黙つてゐる/浮雲(四迷)」 [可能] ねむれる

眠れる獅子(シシ)🔗🔉

眠れる獅子(シシ) すばらしい実力をもちながら,まだ十分に力を出しきっていない人や国をたとえていう。

みん【眠】🔗🔉

みん [1] 【眠】 蚕が,桑を食わないで脱皮の前しばらくの間静止している状態。また,その期間。休み。ねむり。一眠・二眠…と回数を数える。 →眠性

みん-ざい【眠剤】🔗🔉

みん-ざい [0] 【眠剤】 催眠薬。

みん-しょく【眠食】🔗🔉

みん-しょく [0] 【眠食】 (名)スル 眠ることと食べること。寝食。また,起居。「夫妻睦じく―するは/福翁百話(諭吉)」

みん-せい【眠性】🔗🔉

みん-せい [0] 【眠性】 蚕が,孵化(フカ)してから繭になるまでの間に,脱皮のために活動を停止する(眠る)性質。普通の蚕は四眠性である。

ねむい【眠い】(和英)🔗🔉

ねむい【眠い】 be[feel]sleepy[drowsy].

ねむけ【眠気】(和英)🔗🔉

ねむけ【眠気】 sleepiness.〜がさす feel sleepy.〜をさます shake off sleepiness.〜さましに to keepawake.

ねむそう【眠そうな】(和英)🔗🔉

ねむそう【眠そうな】 sleepy;→英和 drowsy.→英和 〜に見える look sleepy.

ねむり【眠り】(和英)🔗🔉

ねむり【眠り】 (a) sleep;→英和 a nap (うたたね);→英和 a doze (居眠り).→英和 浅い(深い)〜 a light (deep) sleep.〜が足りない do not have enough sleep.〜につく ⇒寝入る.‖眠り薬 a sleeping pill[drug].眠り病 sleeping sickness.

ねむる【眠る】(和英)🔗🔉

ねむる【眠る】 sleep;→英和 take a nap (うたたね);→英和 doze (居眠る);→英和 lie (地下に);→英和 lie idle (資源などが).よく〜 sleep well;have a good sleep.

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