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広辞苑の検索結果 (31)

ねぶと‐ながし【眠と流し】🔗🔉

ねぶと‐ながし眠と流し】 (ネブリナガシの転)7月7日、川で水を浴びる行事。 ○根太は敵に押させよねぶとはかたきにおさせよ 根太は無慈悲に強く押して膿うみをとるのがよい。 ⇒ね‐ぶと【根太】

ねぶり【眠り・睡】🔗🔉

ねぶり眠り・睡】 ねむること。ねむり。枕草子7「―をのみして、などもどかる」 ⇒ねぶり‐ごえ【眠り声】 ⇒ねぶり‐ざまし【眠り覚し】 ⇒ねぶり‐びと【眠り人】 ⇒ねぶり‐め【眠り目】

ねぶり‐ごえ【眠り声】‥ゴヱ🔗🔉

ねぶり‐ごえ眠り声‥ゴヱ ねむそうな声。ねぼけ声。枕草子28「ゐるままにすなはち―なる」 ⇒ねぶり【眠り・睡】

ねぶり‐ざまし【眠り覚し】🔗🔉

ねぶり‐ざまし眠り覚し】 ねむけざまし。栄華物語花山「こよひの―はなからまし」 ⇒ねぶり【眠り・睡】

ねぶり‐びと【眠り人】🔗🔉

ねぶり‐びと眠り人】 よく眠る人。ねぼう。古今著聞集18「極めたる―にて」 ⇒ねぶり【眠り・睡】

ねぶり‐め【眠り目】🔗🔉

ねぶり‐め眠り目】 ねむそうな目。また、つぶっている目。宇治拾遺物語11「目をも人に見合はせず、―にて時々阿弥陀仏を申す」 ⇒ねぶり【眠り・睡】

ねぶ・る【眠る】🔗🔉

ねぶ・る眠る】 〔自四〕 ①ねむる。徒然草「かく危ふき枝の上にて、安き心ありて―・るらむよ」 ②目をつぶる。竹取物語「竹取の翁、さばかり語らひつるがさすがに覚えて、―・りをり」 ③死ぬ。

ねむ・い【眠い】🔗🔉

ねむ・い眠い】 〔形〕[文]ねむ・し(ク) ねむりたい気持である。ねむたい。「―・い目をこする」

ねむ‐け【眠気・睡気】🔗🔉

ねむ‐け眠気・睡気】 ねむい感じ。今にも眠りに入りそうな気持。「―を催す」「―に襲われる」 ⇒ねむけ‐ざまし【眠気覚し】

ねむけ‐ざまし【眠気覚し】🔗🔉

ねむけ‐ざまし眠気覚し】 ねむけをさますこと。また、そのための手段。ねむりざまし。 ⇒ねむ‐け【眠気・睡気】

ねむた・い【眠たい】🔗🔉

ねむた・い眠たい】 〔形〕[文]ねむた・し(ク) ねむい。「―・い陽気」

ねむら・す【眠らす】🔗🔉

ねむら・す眠らす】 〔他五〕 ①ねむりにつかせる。ねむらせる。 ②俗に、殺す。

ねむら・せる【眠らせる】🔗🔉

ねむら・せる眠らせる】 〔他下一〕 (→)「ねむらす」に同じ。

ねむり‐い・る【眠り入る】🔗🔉

ねむり‐い・る眠り入る】 〔自五〕 寝入る。〈日葡辞書〉

ねむり‐ぐさ【眠り草・含羞草】🔗🔉

ねむり‐ぐさ眠り草・含羞草(→)オジギソウの異称。〈[季]夏〉 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐ぐすり【眠り薬】🔗🔉

ねむり‐ぐすり眠り薬】 ①催眠剤さいみんざい。 ②麻酔剤ますいざい⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐ごえ【眠り声】‥ゴヱ🔗🔉

ねむり‐ごえ眠り声‥ゴヱ ねむそうな声。 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐こ・ける【眠りこける】🔗🔉

ねむり‐こ・ける眠りこける】 〔自下一〕 正体なく眠り込む。

ねむり‐こ・む【眠り込む】🔗🔉

ねむり‐こ・む眠り込む】 〔自五〕 よく寝入る。ぐっすり眠る。

ねむり‐ざまし【眠り覚し】🔗🔉

ねむり‐ざまし眠り覚し】 ねむけざまし。 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐ながし【眠り流し】🔗🔉

ねむり‐ながし眠り流し】 七夕たなばたの行事。藁わらで造った船形・灯籠・人形や飾り竹などを海川に流す。睡魔を払うという。東北地方で盛んだが、九州まで行われる。おねんぶり。ねぶとながし。 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐びょう【眠り病】‥ビヤウ🔗🔉

ねむり‐びょう眠り病‥ビヤウ (→)エコノモ脳炎に同じ。 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむり‐め【眠り目】🔗🔉

ねむり‐め眠り目】 ねむそうな目。ねぶりめ。 ⇒ねむり【眠り・睡り】

ねむ・る【眠る・睡る】🔗🔉

ねむ・る眠る・睡る】 〔自五〕 (ネブルの転) ①心身の活動が休止し、目を閉じて無意識の状態に入る。天草本伊曾保物語「日が既に暮るれば、雞は梢に上り、犬はその木のもとに―・つた」。「ぐっすり―・る」 ②(比喩的に)一時、活動をやめた状態になったり、活用されずにある。「草木も―・る丑うし三つ時」「才能を―・らせる」「地下に―・る資源」 ③死ぬ。「異国に―・る戦友」

ねむれる‐しし【眠れる獅子】🔗🔉

ねむれる‐しし眠れる獅子】 (日清戦争の頃の中国を称した語から)現在はじっと何もしないでいるが、本来は強い力のある恐ろしい人物や国家。「―を起こす」

みん【眠】🔗🔉

みん】 昆虫、特に蚕が、脱皮を行うために静止して桑を食わない状態。また、その時期。眠期。→眠性みんせい

みん‐しょく【眠食】🔗🔉

みん‐しょく眠食】 睡眠と食事。寝食。起居。

みん‐せい【眠性】🔗🔉

みん‐せい眠性】 昆虫、特に蚕が孵化して繭を作るまでに何回か食桑を止めて脱皮する性質。三眠蚕・四眠蚕・五眠蚕がある。

めん‐ぞう【眠蔵】‥ザウ🔗🔉

めん‐ぞう眠蔵‥ザウ (メンは呉音)禅家で、寝室。納戸なんど。謡曲、熊坂「―に入ると見えつるが」

[漢]眠🔗🔉

 字形  筆順 〔目部5画/10画/常用/4418・4C32〕 〔音〕ミン(慣) メン(呉) 〔訓〕ねむる・ねむい [意味] 目をとじてねむる。「睡眠すいみん・すいめん・安眠・冬眠・休眠」 [解字] 形声。「目」+音符「民」。 [下ツキ 安眠・永眠・仮眠・休眠・傾眠・催眠・嗜眠・就眠・熟眠・春眠・睡眠・惰眠・冬眠・不眠

大辞林の検索結果 (37)

ねぶた・い【眠たい】🔗🔉

ねぶた・い [0][3] 【眠たい】 (形)[文]ク ねぶた・し 〔「睡(ネブ)り甚(イタ)し」の転〕 「ねむたい」に同じ。[ヘボン]「―・きを念じてさぶらふに/枕草子 313」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねぶり【眠り・睡り】🔗🔉

ねぶり 【眠り・睡り】 「ねむり」の古形。「―をのみして,などもどかる/枕草子 7」

ねぶり-の-き【眠りの木・合歓木】🔗🔉

ねぶり-の-き 【眠りの木・合歓木】 ネムノキの異名。[和名抄]

ねぶり-め【眠り目】🔗🔉

ねぶり-め 【眠り目】 眠そうな目つき。また,つぶっている目。「目をも人に見あはせず,―にて,時々阿弥陀仏を申す/宇治拾遺 11」

ねぶ・る【眠る】🔗🔉

ねぶ・る 【眠る】 (動ラ四) (1)「ねむる{(1)}」に同じ。「夜居にさぶらひて―・りたる/源氏(総角)」 (2)「ねむる{(6)}」に同じ。「さばかり語らひつるが,さすがに覚えて―・りをり/竹取」

ねむ・い【眠い】🔗🔉

ねむ・い [0][2] 【眠い】 (形)[文]ク ねむ・し 眠ってしまいそうである。ねむたい。「―・いのをがまんして勉強する」[日葡] [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねむ-け【眠気】🔗🔉

ねむ-け [0] 【眠気】 眠いという感じ。「―がさす」

ねむけ-ざまし【眠気覚(ま)し】🔗🔉

ねむけ-ざまし [4] 【眠気覚(ま)し】 ねむけをなくすこと。また,その方法。「―に顔を洗う」

ねむけ-ざ・す【眠気ざす】🔗🔉

ねむけ-ざ・す [4] 【眠気ざす】 (動サ五[四]) ねむけをもよおす。「トロと―・します/真景累ヶ淵(円朝)」

ねむ・し【眠し】🔗🔉

ねむ・し 【眠し】 (形ク) ⇒ねむい

ねむた・い【眠たい】🔗🔉

ねむた・い [0][3] 【眠たい】 (形)[文]ク ねむた・し 〔「ねぶたし」の転か〕 「ねむい」に同じ。「春はいくら寝ても―・い」「我は只―・いほどに聞も入れず/中華若木詩抄」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

ねむら・す【眠らす】🔗🔉

ねむら・す [0] 【眠らす】 ■一■ (動サ五[四]) 「眠らせる」に同じ。「もう少し―・してくれ」 ■二■ (動サ下二) ⇒ねむらせる

ねむら・せる【眠らせる】🔗🔉

ねむら・せる [0] 【眠らせる】 (動サ下一)[文]サ下二 ねむら・す (1)眠るようにする。眠りにつかせる。「赤ん坊を―・せる」 (2)俗に,殺す。「抵抗するやつは―・せてしまえ」

ねむり【眠り・睡り】🔗🔉

ねむり [0] 【眠り・睡り】 (1)眠ること。睡眠。ねぶり。「―が浅い」 (2)活動を休んでいること。「火山が長い―からさめて活動を始める」 (3)死去・死亡のたとえ。「永い―につく」

ねむり-あな【眠り穴】🔗🔉

ねむり-あな [3] 【眠り穴】 洋服の,見せかけの飾り穴。

ねむり-ぐさ【眠り草・含羞草】🔗🔉

ねむり-ぐさ [3] 【眠り草・含羞草】 オジギソウの異名。[季]夏。

ねむり-ぐすり【眠り薬】🔗🔉

ねむり-ぐすり [4] 【眠り薬】 (1)睡眠剤。催眠薬。 (2)(全身性の)麻酔薬。「―をかがされる」

ねむり-こうせん【眠り口銭】🔗🔉

ねむり-こうせん [4] 【眠り口銭】 売買において仲介などの役務を提供することなく,従来からの商慣習・取り決めにより自動的に入る手数料。

ねむり-ながし【眠り流し】🔗🔉

ねむり-ながし [4] 【眠り流し】 祓(ハラエ)の形代(カタシロ)を流して夏の睡魔を払う行事。東北地方で盛んであるが,各地にみられる。七夕流しの行事として行われることが多い。おねんぶり。ねぶり流し。ねぶと流し。ねむった流し。

ねむり-の-き【眠りの木・合歓の木】🔗🔉

ねむり-の-き [5] 【眠りの木・合歓の木】 ネムノキの別名。

ねむり-ひめ【眠り姫】🔗🔉

ねむり-ひめ [3] 【眠り姫】 ヨーロッパの昔話。呪(ノロ)いで100年の眠りにおちた眠り姫が,100年後に訪れた王子の接吻(セツプン)で目覚める。姫とともに眠りについていた城の人々も目覚めて,二人は結婚するというもの。フランスのペロー,ドイツのグリムなどの童話集にあるが,オリエント起源の話といわれる。チャイコフスキーが「眠りの森の美女」の名でバレエ化。いばら姫。

ねむり-びょう【眠り病】🔗🔉

ねむり-びょう ―ビヤウ [0] 【眠り病】 うとうと状態あるいは催眠・嗜眠(シミン)状態を主症状とする病気の俗称。アフリカ嗜眠病・嗜眠性脳炎など。

ねむり-め【眠り目・睡り目】🔗🔉

ねむり-め [3] 【眠り目・睡り目】 (1)ねむそうな目。ねぶり目。 (2)文楽人形のかしらで,目が開閉する仕掛けのあるもの。

ねむり-めじ【眠り目地】🔗🔉

ねむり-めじ ―ヂ [4] 【眠り目地】 部材どうしを,すきまをあけずに接して取り付けて目立たなくした目地。盲目地。

ねむり-こ・ける【眠りこける】🔗🔉

ねむり-こ・ける [5] 【眠りこける】 (動カ下一) 〔「こける」は接尾語〕 ぐっすりと眠る。「地震も知らないで―・ける」

ねむり-こ・む【眠り込む】🔗🔉

ねむり-こ・む [4] 【眠り込む】 (動マ五[四]) よく寝入る。「ひなたで―・む」

ねむ・る【眠る】🔗🔉

ねむ・る [0] 【眠る】 (動ラ五[四]) 〔「ねぶる」の転〕 (1)心身の活動が一時的に休止し,目をとじて無意識の状態になる。ねる。「ぐっすり―・る」「子供たちはもう―・った」「ふつとゐながら―・るぞ/中華若木詩抄」 (2)死ぬ。また,死んで埋葬されている。「父母の―・るふるさと」 (3)(能力・価値などが)活用されない状態である。「海底に―・る資源」 (4)活動をやめて静かである。「草木も―・る丑(ウシ)三つ時」 (5)蚕が脱皮前に一時活動をやめ,桑の葉を食べない状態になる。 (6)目をつむる。目を閉じる。「文三は眼を―・つて黙つてゐる/浮雲(四迷)」 [可能] ねむれる

眠れる獅子(シシ)🔗🔉

眠れる獅子(シシ) すばらしい実力をもちながら,まだ十分に力を出しきっていない人や国をたとえていう。

みん【眠】🔗🔉

みん [1] 【眠】 蚕が,桑を食わないで脱皮の前しばらくの間静止している状態。また,その期間。休み。ねむり。一眠・二眠…と回数を数える。 →眠性

みん-ざい【眠剤】🔗🔉

みん-ざい [0] 【眠剤】 催眠薬。

みん-しょく【眠食】🔗🔉

みん-しょく [0] 【眠食】 (名)スル 眠ることと食べること。寝食。また,起居。「夫妻睦じく―するは/福翁百話(諭吉)」

みん-せい【眠性】🔗🔉

みん-せい [0] 【眠性】 蚕が,孵化(フカ)してから繭になるまでの間に,脱皮のために活動を停止する(眠る)性質。普通の蚕は四眠性である。

ねむい【眠い】(和英)🔗🔉

ねむい【眠い】 be[feel]sleepy[drowsy].

ねむけ【眠気】(和英)🔗🔉

ねむけ【眠気】 sleepiness.〜がさす feel sleepy.〜をさます shake off sleepiness.〜さましに to keepawake.

ねむそう【眠そうな】(和英)🔗🔉

ねむそう【眠そうな】 sleepy;→英和 drowsy.→英和 〜に見える look sleepy.

ねむり【眠り】(和英)🔗🔉

ねむり【眠り】 (a) sleep;→英和 a nap (うたたね);→英和 a doze (居眠り).→英和 浅い(深い)〜 a light (deep) sleep.〜が足りない do not have enough sleep.〜につく ⇒寝入る.‖眠り薬 a sleeping pill[drug].眠り病 sleeping sickness.

ねむる【眠る】(和英)🔗🔉

ねむる【眠る】 sleep;→英和 take a nap (うたたね);→英和 doze (居眠る);→英和 lie (地下に);→英和 lie idle (資源などが).よく〜 sleep well;have a good sleep.

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