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いき-さつ【経緯】🔗🔉

いき-さつ [0] 【経緯】 物事の経過。また,込み入った事情。「事件の―を説明する」

きょう【経】🔗🔉

きょう キヤウ [0] 【経】 □一□〔仏〕 〔梵 stra〕 (1)仏の教えを記した文章。仏の説いた言葉をそのまま伝えるという形式をとる。三蔵の一。契経(カイキヨウ)。 (2)十二分経の一。経のうち,散文で記された部分のこと。契経。 (3)仏教に関する文献の総称。{(1)}に論と律を加えたもの。 □二□仏教以外の宗教の聖典。

きょう-え【経衣】🔗🔉

きょう-え キヤウ― [1] 【経衣】 「経帷子(キヨウカタビラ)」に同じ。

きょう-おう【経王】🔗🔉

きょう-おう キヤウワウ [3] 【経王】 経典中最高のもの。多く法華経・大般若経・最勝王経をいう。

きょう-が-しま【経が島】🔗🔉

きょう-が-しま キヤウ― 【経が島】 〔平清盛が一切経を記した石を埋めて工事をしたことから〕 神戸市兵庫区にある,兵庫港築造の際防波堤として造った島。経の島。

きょう-がわら【経瓦】🔗🔉

きょう-がわら キヤウガハラ [3] 【経瓦】 経文を刻みつけて経塚に埋納する瓦。平安中期・末期のものが多い。瓦経。

きょう-かん【経巻】🔗🔉

きょう-かん キヤウクワン [0] 【経巻】 経文を書いた巻物。また,経典。

きょう-ぎょう【経行】🔗🔉

きょう-ぎょう キヤウギヤウ [0] 【経行】 〔仏〕 食後や修行の合間,疲れや眠けをとるために一定の場所をゆっくり歩くこと。禅宗では「きんひん」と読む。

きょう-ぎょう【経教】🔗🔉

きょう-ぎょう キヤウゲウ 【経教】 仏教の経典に示された教え。「仏の御名を唱へ,―の文を習ひ/盛衰記 48」

きょう-くよう【経供養】🔗🔉

きょう-くよう キヤウクヤウ [3] 【経供養】 (1)経を書写して仏前に供え,仏事を行うこと。「法花経千部いそぎて―し給ふ/源氏(御法)」 (2)陰暦三月二日,大阪四天王寺の太子夢殿において行われた法会。

きょう-づくえ【経机】🔗🔉

きょう-づくえ キヤウ― [3] 【経机】 読経(ドキヨウ)の際,経の本・経の巻き物を載せる机。経卓。経案。 経机 [図]

きょう-の-まき【経の巻】🔗🔉

きょう-の-まき キヤウ― 【経の巻】 棟飾りの獅子口(シシグチ)の上に三つあるいは五つ並べて置かれる,巻物に似た形の瓦。

きん-ひん【経行】🔗🔉

きん-ひん 【経行】 〔唐音〕 禅宗で,座禅中の疲れや,眠気をとるために一定の場所を歩くこと。きょうぎょう。「古往の聖人,おほく樹下露地に―す/正法眼蔵」

けい【経】🔗🔉

けい [1] 【経】 (1)織物の経(タテ)糸。また,縦。 (2)正しい筋道。正しい道理。 (3)経書(ケイシヨ)。経典(ケイテン)。

けい-い【経緯】🔗🔉

けい-い [1] 【経緯】 (名)スル (1)織物の経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸。たてとよこ。 (2)南北の方向と東西の方向。また,地球の経度と緯度。 (3)物事の入り組んだ事情。いきさつ。「事件の―を聞く」 (4)秩序を立てて治めること。治め整える根本となる道理。経営。「之を―するに官撰の議員を以てすべし/明六雑誌 29」

けいい-ぎ【経緯儀】🔗🔉

けいい-ぎ― [3] 【経緯儀】 望遠鏡を垂直および水平の二つの回転軸で支えた形式の角度測定装置。水準器を備え,かつ各回転軸に目盛りを刻んだもので,天体の位置測定や地上の測量に使用される。セオドライト。

けいい-だい【経緯台】🔗🔉

けいい-だい― [3] 【経緯台】 望遠鏡を水平方向と上下方向に回転させる二軸を備えた,望遠鏡を載せる架台。 →赤道儀

けい-えい【経営】🔗🔉

けい-えい [0] 【経営】 (名)スル (1)方針を定め,組織を整えて,目的を達成するよう持続的に事を行うこと。特に,会社事業を営むこと。「会社を―する」「―不振」「植民地の―」「学級―」 (2)土地を測り,土台を据えて建築すること。「多日の―をむなしうして,片時の灰燼となりはてぬ/平家 7」 (3)行事の準備・人の接待などのために奔走すること。事をなしとげるために考え,実行すること。「傅(メノト)達―して養ひ君もてなすとて/とはずがたり 2」 (4)あわてること。急ぐこと。けいめい。「弓場殿の方に人々走り,―して案内を問ふ/御堂関白記」

けいえい-がく【経営学】🔗🔉

けいえい-がく [3] 【経営学】 企業活動の原理や構造,またその合理的な管理方法などを研究する学問。財務管理・生産管理・販売管理・労務管理などが含まれる。

けいえい-かんり【経営管理】🔗🔉

けいえい-かんり ―クワン― [5] 【経営管理】 企業における生産・販売・労務・財務などの管理を,総括的に効率よく調整するなどの全般的な管理。企業だけでなく組織集団全般についてもいう。

けいえい-きょうぎかい【経営協議会】🔗🔉

けいえい-きょうぎかい ―ケフギクワイ [7] 【経営協議会】 使用者と労働者の代表が,経営全般について協議するための機関。普通,労働協約に基づいて設置される。

けいえい-けん【経営権】🔗🔉

けいえい-けん [3] 【経営権】 企業の経営者が企業組織を管理し運営する権利。実定法上の概念ではない。

けいえい-さいこうせきにんしゃ【経営最高責任者】🔗🔉

けいえい-さいこうせきにんしゃ ―サイカウ― [11] 【経営最高責任者】 〔chief executive officer〕 アメリカの企業組織において,通常の職位呼称とは別に,実質的な最高実力者を示す肩書き。CEO 。

けいえい-さんか【経営参加】🔗🔉

けいえい-さんか [5][0] 【経営参加】 労働者または労働組合が何らかの形で経営に参加すること。

けいえい-しゃ【経営者】🔗🔉

けいえい-しゃ [3] 【経営者】 企業の最高管理職能の担当者。出資者である企業家・所有経営者と雇われた専門経営者とに大別される。

けいえい-しゃ-かくめい【経営者革命】🔗🔉

けいえい-しゃ-かくめい [6] 【経営者革命】 1941年にアメリカのバーナム(James Burnham (1905- ))が発表した近代的資本主義国家論。資本主義社会の次には,経営者が支配階級として君臨する経営者社会が到来すると主張した。

けいえい-しゃ-しはい【経営者支配】🔗🔉

けいえい-しゃ-しはい [6] 【経営者支配】 企業の所有と経営とが完全に分離した結果,専門経営者が支配権を掌握した状況。

けいえい-じょうほう【経営情報】🔗🔉

けいえい-じょうほう ―ジヤウ― [5] 【経営情報】 企業経営に必要な情報。政治経済・金融・技術・他社など企業を取り巻く情報や,その企業の生産・在庫・労務の状況など,企業が意思決定や管理を行うのに必要な情報群。

けいえい-ぶんせき【経営分析】🔗🔉

けいえい-ぶんせき [5] 【経営分析】 貸借対照表・損益計算書などの財務諸表や企業内外の諸情報を資料として,企業の経営効率・経営成績・財政状態などを分析・判断すること。

けい-か【経過】🔗🔉

けい-か ―クワ [0] 【経過】 (名)スル (1)時間が過ぎて行くこと。「歳月が―する」 (2)ある段階・過程を通って次の段階・過程に移ること。また,その変化するありさま。「手術後の―は良好」「十和田湖に遊びて,四通りの路を―したり/十和田湖(桂月)」

けいか-おん【経過音】🔗🔉

けいか-おん ―クワ― [3] 【経過音】 〔音〕 非和声音の一。二つの和声音の間にあって両者を順次進行で継ぐ役目をもつ。

けいか-きてい【経過規定】🔗🔉

けいか-きてい ―クワ― [4] 【経過規定】 法令の制定改廃によってそれまでの法律状態から新しい法律状態に変化するとき,その過程を円滑に進めるために必要な措置を定めた規定。例えば,新法の適用開始時や旧法の効力の存続期間に関する規定など。経過法。

けいか-ほう【経過法】🔗🔉

けいか-ほう ―クワハフ [0] 【経過法】 ⇒経過規定(ケイカキテイ)

けいか-りし【経過利子】🔗🔉

けいか-りし ―クワ― [4] 【経過利子】 利付き債券の売買で,前回利子支払い日以後,売買受け渡し日までの経過日数に応じて日割り計算して,買い手が売り手に支払う利子。

けい-かい【経回】🔗🔉

けい-かい ―クワイ 【経回】 (名)スル (1)めぐり歩くこと。「京・大坂等の所を―して帰り参りしのち/折たく柴の記」 (2)生きて月日を経ること。「頼朝世に―せば,御方に奉公仕りて/盛衰記 41」

けい-かい【境界・経界】🔗🔉

けい-かい [0] 【境界・経界】 さかい。しきり。きょうかい。

けい-かく【経画】🔗🔉

けい-かく ―クワク [0] 【経画】 (名)スル (1)たてに線を引くこと。また,その線。 (2)組み立てておしはかること。 (3)「計画(ケイカク)」に同じ。「新聞を出さうとの―もあつた/思出の記(蘆花)」

けい-がく【経学】🔗🔉

けい-がく [0][1] 【経学】 四書・五経など経書を研究する学問。

けい-かん【経巻】🔗🔉

けい-かん ―クワン [0] 【経巻】 経書。経典。きょうかん。

けい-き【経紀】🔗🔉

けい-き [1][0] 【経紀】 (名)スル (1)国などを治める大本の法則。綱紀。 (2)経営。運営。

けい-けつ【経穴】🔗🔉

けい-けつ [0] 【経穴】 そこに鍼(ハリ)や灸(キユウ)をすると効果がある身体の部分。つぼ。特に経絡に属するつぼをいう。

けい-けん【経験】🔗🔉

けい-けん [0] 【経験】 (名)スル (1)直接触れたり,見たり,実際にやってみたりすること。また,そのようにして得た知識や技術。「はじめての―」「この痛さは―しなければわからない」「―を積む」「―が浅い」 (2)実験。「蒸気の力を―する器具を製せしが/西国立志編(正直)」 (3)〔哲〕 〔experience〕 理念・思考や想像・記憶によってではなく,感覚や知覚によって直接に与えられ体験されるものごと。

けいけん-かがく【経験科学】🔗🔉

けいけん-かがく ―クワ― [5] 【経験科学】 純粋に理論を探究する科学に対し,経験的事実を対象として実証的に諸法則を探究する科学。実証科学。

けいけん-がくしゅう【経験学習】🔗🔉

けいけん-がくしゅう ―シフ [5] 【経験学習】 生活経験そのものを素材として展開される学習。経験上の問題解決を通して学習を進める。 →系統学習

けいけん-しゃ【経験者】🔗🔉

けいけん-しゃ [3] 【経験者】 あるものごとを深く経験した人。「―は語る」

けいけん-しゅぎ【経験主義】🔗🔉

けいけん-しゅぎ [5] 【経験主義】 (1)「経験論」に同じ。 (2)理論的認識によらずもっぱら自己の具体的な経験のみを重んずる態度。 ⇔合理主義

けいけん-そく【経験則】🔗🔉

けいけん-そく [3] 【経験則】 法則としての因果的必然性がまだ明らかになっておらず,経験上そう言えるというだけの規則。

けいけん-てき【経験的】🔗🔉

けいけん-てき [0] 【経験的】 (形動) 経験によって得られるさま。また,経験によって得た知識や感覚を重視するさま。「昔の船乗りは嵐の前兆を―に知っていた」

けいけん-てき-がいねん【経験的概念】🔗🔉

けいけん-てき-がいねん [7] 【経験的概念】 経験に由来して形成される概念。例えば,人・犬・動物など。

けいけん-ひはんろん【経験批判論】🔗🔉

けいけん-ひはんろん [6] 【経験批判論】 アベナリウスらによって,一九世紀後半に唱えられた実証主義的哲学。経験内容から形而上学的仮定や個人的要素を除去して主客未分の純粋経験をもとめ,それに基づいて世界像を構成しようとする立場。唯物論と観念論の対立を超えると主張するが,レーニンはこれを一種の主観的観念論であるとして批判する。

けいけん-めいだい【経験命題】🔗🔉

けいけん-めいだい [5] 【経験命題】 経験によって真偽を確かめることのできる命題。

けいけん-ろん【経験論】🔗🔉

けいけん-ろん [3] 【経験論】 〔empiricism〕 知識の源泉は理性ではなく,もっぱら感覚的経験にあるとする哲学上の立場。生得観念を否定した一七,八世紀イギリス経験論( F =ベーコン・ロック・バークリー・ヒューム)が代表的。経験主義。経験哲学。

けい-こう【経口】🔗🔉

けい-こう [0] 【経口】 口から身体に入ること。

けいこう-かんせん【経口感染】🔗🔉

けいこう-かんせん [5] 【経口感染】 病原体が口を通って消化管から侵入するような感染のしかた。

けいこう-はんすう-ちしりょう【経口半数致死量】🔗🔉

けいこう-はんすう-ちしりょう ―チシリヤウ [10] 【経口半数致死量】 化学物質・薬などの毒性の指標の一。口腔を通じて投与したとき,投与された実験動物の半数が死亡する薬剤の量。 →LD

けいこう-ひにんやく【経口避妊薬】🔗🔉

けいこう-ひにんやく [6] 【経口避妊薬】 婦人用の内服避妊薬。ホルモン剤で,主として排卵を抑制して避妊の目的を達する。ピル。

けいこう-めんえき【経口免疫】🔗🔉

けいこう-めんえき [5] 【経口免疫】 抗原が経口的に体内に入って抗体がつくられ,免疫が得られること。ポリオの生ワクチンなどで利用される。

けいこう-やく【経口薬】🔗🔉

けいこう-やく [3] 【経口薬】 口から飲む薬。内服薬。内用薬。飲み薬。

けい-こく【経国】🔗🔉

けい-こく [0] 【経国】 国家を経営すること。国を治めること。「―の事業」

けいこく-さいみん【経国済民】🔗🔉

けいこく-さいみん [0] 【経国済民】 国を治め民の生活を安定させること。経世済民。

けいこく-たいてん【経国大典】🔗🔉

けいこく-たいてん 【経国大典】 李氏朝鮮の基本法令集。世祖の命によって編纂事業が始められ,1485年完成。全六巻。吏・戸・礼・兵・刑・工の六典からなる。

けいこくしゅう【経国集】🔗🔉

けいこくしゅう ―シフ 【経国集】 勅撰漢詩文集。二〇巻。現存六巻。淳和天皇の命を受け,良岑(ヨシミネ)安世が滋野貞主・菅原清公らと撰。827年成立。嵯峨天皇・石上宅嗣(イソノカミノヤカツグ)・淡海三船(オウミノミフネ)・空海らの詩文を収める。六朝(リクチヨウ)詩・唐詩の影響を受け,平安時代詩文の隆盛を示す。

けいこくびだん【経国美談】🔗🔉

けいこくびだん 【経国美談】 小説。矢野竜渓作。1883(明治16)〜84年刊。古代ギリシャ勃興期のテーベを描き,日本の民権と国権の伸長を図った政治小説。

けい-ざい【経済】🔗🔉

けい-ざい [1] 【経済】 (名)スル 〔「経世済民」から〕 (1)〔economy〕 物資の生産・流通・交換・分配とその消費・蓄積の全過程,およびその中で営まれる社会的諸関係の総体。 (2)世を治め,民の生活を安定させること。「男児の事業を為して天下を―するは/花柳春話(純一郎)」 (3)金銭の出入りに関すること。やりくり。「我が家の―は火の車だ」 (4)費用や手間が少なくてすむこと。節約。「電話ですむなら時間が―だ」

けいざい-あんぜんほしょう【経済安全保障】🔗🔉

けいざい-あんぜんほしょう ―ホシヤウ [9] 【経済安全保障】 他国で政治的・経済的な混乱が生じても国内の経済活動が不安定にならないよう,事前に制度的側面においても物的側面においても対応できるように準備しておくこと。後者は食料や石油の備蓄などをいう。

けいざい-あんていきゅうげんそく【経済安定九原則】🔗🔉

けいざい-あんていきゅうげんそく ―キウゲンソク 【経済安定九原則】 1948年(昭和23)12月,占領軍が日本の経済安定・インフレ収束のために指令した経済政策。経費節減,均衡予算,賃金・物価の統制,為替の管理強化など九項目からなる。

けいざい-あんてい-ほんぶ【経済安定本部】🔗🔉

けいざい-あんてい-ほんぶ 【経済安定本部】 1946年(昭和21)戦後経済復興のため設置された,経済施策の企画立案・事務調整を行う行政機関。52年経済審議庁,55年経済企画庁に改組。安本(アンポン)。

けいざい-か【経済家】🔗🔉

けいざい-か [0] 【経済家】 (1)経済の事に明るい人。 (2)お金を上手に使って,少しの費用ですませる人。節約家。また,けちな人。

けいざい-かい【経済界】🔗🔉

けいざい-かい [3] 【経済界】 (1)社会の中で経済的活動の行われる範囲。 (2)実業家や金融業者の社会。財界。「―の実力者」

けいざい-がいてき-きょうせい【経済外的強制】🔗🔉

けいざい-がいてき-きょうせい ―グワイテキキヤウセイ [9] 【経済外的強制】 農民に対する封建領主の収奪が経済法則や経済システムを通じてなされるのではなく,強制力によってなされること。社会的・身分的拘束,農民の土地への緊縛などの形態を通じて行われた。

けいざい-かいはつ【経済開発】🔗🔉

けいざい-かいはつ [5] 【経済開発】 国や地域で,工業を中心とした各種産業の発展と所得増大を図ること。

けいざい-かいはつく【経済開発区】🔗🔉

けいざい-かいはつく [8] 【経済開発区】 経済特別区についで,1984年中国で設立された対外経済開放区。大連・秦皇島・天津・煙台・青島・連雲港・南通・上海・寧波(ニンポー)・温州・福州・広州・湛江・北海など一四の沿岸都市と海南島が指定され,外資の国内への開放を認めている。

けいざい-がく【経済学】🔗🔉

けいざい-がく [3] 【経済学】 〔economics; political economy〕 人間社会の経済現象,特に,財貨・サービスの生産・交換・消費の法則を研究する学問。法則を抽出する理論経済学,理論の応用である政策学,経済現象を史的に捉える経済史学に大別される。

けいざい-ブロック【経済―】🔗🔉

けいざい-ブロック [6] 【経済―】 複数の国が共通の目的を達成するためにつくる排他的な政治的経済的連合。

けい-めい【経営】🔗🔉

けい-めい 【経営】 〔「けいえい」の転〕 (1)「けいえい(経営){(3)}」に同じ。「いまこの―すぐして参らむよ,とて帰る/蜻蛉(下)」 (2)接待。もてなし。「けふは院の御―にて…檜破子やうの物,色々にいときよらに調じて/増鏡(草枕)」

た・つ【経つ】🔗🔉

た・つ [1] 【経つ】 (動タ五[四]) 〔「立つ」と同源〕 時・時間が経過する。「時が―・つ」「時間が―・つ」「もう少し―・ってから…」

たて【縦・竪・経】🔗🔉

たて [1] 【縦・竪・経】 (1)(水平に対して)上下の方向。垂直の方向。また,その長さ。「―に線を引く」「―長」 (2)(左右に対して)前後への方向。また,その長さ。「―に並ぶ」 (3)(比喩的に)同僚との関係ではなく,上司と部下との関係。「―の人間関係」 (4)南北の方向。また,その距離。 (5)「経(タテ)糸」に同じ。「―もなく緯(ヌキ)も定めず娘子(オトメ)らが織るもみち葉に霜な降りそね/万葉 1512」 ⇔横

たて-いと【経糸・経】🔗🔉

たて-いと [0] 【経糸・経】 織物の縦の方向に通っている糸。 ⇔緯(ヨコ)糸

たて-にしき【経錦】🔗🔉

たて-にしき [3] 【経錦】 たて糸に数種の色糸を用いた錦。中国では漢代から見られる技法。ほぼ三色で,織り方も複雑なため,緯(ヌキ)錦の発達によって衰えた。けいきん。

たて-ぬき【経緯】🔗🔉

たて-ぬき [0][2] 【経緯】 (1)織機のたて糸とよこ糸。 (2)たてと横。 (3)くわしい事情・経緯。

たて-まき【経巻(き)】🔗🔉

たて-まき [0] 【経巻(き)】 経(タテ)糸を整えて織機の(チキリ)に巻きつけること。織物製造の準備工程として行う。

たて-よこ【縦横・経緯】🔗🔉

たて-よこ [1] 【縦横・経緯】 (1)たてとよこ。じゅうおう。「―十文字」 (2)たて糸とよこ糸。たてぬき。

たてよこ-がすり【経緯絣】🔗🔉

たてよこ-がすり [5] 【経緯絣】 経(タテ)糸・緯(ヨコ)糸ともにくくり糸を用いた絣。高度の技術を要する。十字絣・井げた絣など。

たてよこ-ちりめん【経緯縮緬】🔗🔉

たてよこ-ちりめん [5] 【経緯縮緬】 経緯ともに強撚糸を用いた縮緬。ジョーゼット。

ふ【経】🔗🔉

【経】 (動ハ下二) ⇒へる

へ-めぐ・る【経回る】🔗🔉

へ-めぐ・る [3][0] 【経回る】 (動ラ五[四]) あちこちをめぐり歩く。遍歴する。「諸所を―・る」「かの君と共に国々を―・りて/即興詩人(鴎外)」

へる【経る】🔗🔉

へる [1] 【経る】 (動ハ下一)[文]ハ下二 ふ 〔「綜(フ)」と同源〕 (1)ある場所を順次通って行く。経由する。「京都を〈へ〉て大阪へ行く」「何人もの手を〈へ〉て今の持ち主のものとなった」 (2)時がたつ。年月がすぎる。「多くの年月を〈へる〉」「なんでもかたちは猿のかうらを〈へ〉たのだぜ/西洋道中膝栗毛(魯文)」 (3)ある過程・段階などを通る。経過する。「審査を〈へ〉て採用される」「紆余(ウヨ)曲折を〈へ〉て結ばれた」 (4)歳月を過ごす。「なほ世に〈ふ〉まじき心地しければ/大和 150」

いきさつ【経緯】(和英)🔗🔉

いきさつ【経緯】 circumstances (事情);particulars[details](詳細);trouble(s) (もめごと).→英和

きょう【経】(和英)🔗🔉

きょう【経】 a sutra.→英和

けいい【経緯】(和英)🔗🔉

けいい【経緯】 (1) warp and woof (縦糸と横糸). (2)[いきさつ]details;circumstances.

けいえい【経営】(和英)🔗🔉

けいえい【経営】 management;→英和 administration;→英和 operation (運営).→英和 〜する manage;→英和 run;→英和 keep;→英和 operate.→英和 ‖経営学(部) (the faculty[department]of) business administration.経営合理化 streamlining of management.経営コンサルタント a management consultant.経営工学 management engineering.経営者 a manager.経営者(側)と労働者(側) (the) management and (the) labor.経営難に陥る fall into financial difficulties.

けいか【経過】(和英)🔗🔉

けいか【経過】 (1) progress;→英和 development.→英和 (2) lapse;→英和 expiration (期限の).→英和 〜する pass;→英和 go by;expire (期限が).→英和

けいけん【経験】(和英)🔗🔉

けいけん【経験】 (an) experience.→英和 〜する experience;go through.〜のある(ない) (in)experienced.→英和 …の〜がある have experience in.〜を積む gainexperience.‖経験科学 an empirical science.経験者 a man of experience;a veteran (老練家).経験談 a story of one's personal experience.経験論 empiricism.

けいこう【経口感染】(和英)🔗🔉

けいこう【経口感染】 oral infection.経口避妊薬 an oral contraceptive;the pill.→英和

けいざい【経済】(和英)🔗🔉

けいざい【経済】 economy;→英和 finance (財政).→英和 〜の economic.→英和 〜的な(に) economical(ly).→英和 ‖経済援助 financial support.経済界 the economic world;financial circles.経済開発 economic development.経済学(部) (the faculty[department]of) economics.経済観念 a sense of economy.経済企画庁 the Economic Planning Agency.経済記事(欄) financial news (columns).経済状態 economic conditions;the state of one's finances (個人の).経済成長率 the rate of economic growth.経済大国 a great economic power.経済封鎖 an economic blockade.経済問題(危機,白書) an economic problem (crisis,white paper).

たつ【経つ】(和英)🔗🔉

たつ【経つ】 [時が]pass (by,away);→英和 go by;fly (速く);→英和 drag on (遅く).もう少し (2 日)経ってから a little (two days) later.10分経ったら in ten minutes.

へて【経て】(和英)🔗🔉

へて【経て】 (1)[時]after.→英和 (2)[通って]through;→英和 by way of.

へる【経る】(和英)🔗🔉

へる【経る】 (1)[時間が]pass;→英和 go by.(2)[出会う]go through. ⇒経て.

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