複数辞典一括検索+![]()
![]()
け-し【芥子・罌粟】🔗⭐🔉
け-し [0] 【芥子・罌粟】
(1)ケシ科の大形二年草。東ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は緑白色で基部は茎を抱く。初夏,茎頂に紅・紅紫・白などの大きな四弁花を単生し,球形の果実を結ぶ。種子は小さく黒または白で多数あり,芥子油をとるほか,パンや和菓子の飾りに用いる。未熟の果実から阿片がとれるので,一般の栽培は禁止されている。
〔「芥子の花」は [季]夏。《己れ毒と知らで咲きけり―の花/虚子》〕
(2)ケシ科ケシ属の草花の総称。ヒナゲシ・オニゲシなど。
(3)カラシナの古名。特に,その種子。食用・薬用とするほか,仏寺で護摩をたくのに用いる。
(4)「芥子玉(ケシダマ)」に同じ。
(5)鎧(ヨロイ)の飾り。こまかい鋲(ビヨウ)を飾りに打ちつけたもの。
(6)「芥子坊主(ケシボウズ){(2)}」に同じ。
(7)(名詞の上に付いて)きわめて小さいの意を添える。「―粒」「―本」
芥子(1)
[図]
[図]
けし-か【芥子科・罌粟科】🔗⭐🔉
けし-か ―クワ [0] 【芥子科・罌粟科】
双子葉植物離弁花類の一科。北半球の温帯に多く,世界に四七属約七〇〇種ある。草本で,しばしば乳汁をもつ。葉は互生。花は両性。果実は
果(サクカ)。コマクサ属・キケマン属は花に距(キヨ)または苞(ホウ)があり角果を結ぶので別科とすることがある。ケシ・ヒナゲシ・タケニグサ・クサノオウ・コマクサ・キケマンなど。
果(サクカ)。コマクサ属・キケマン属は花に距(キヨ)または苞(ホウ)があり角果を結ぶので別科とすることがある。ケシ・ヒナゲシ・タケニグサ・クサノオウ・コマクサ・キケマンなど。
大辞林に「罌」で始まるの検索結果 1-2。