複数辞典一括検索+

あらわし-ごろも【著し衣】🔗🔉

あらわし-ごろも アラハシ― 【著し衣】 〔喪中であることを示す衣の意〕 喪服。あらわしぎぬ。「この御―の色なくは,えこそ思ひ給へわくまじかりけれ/源氏(藤袴)」

あらわ・す【著す(著わす)】🔗🔉

あらわ・す アラハス [3] 【著す(著わす)】 (動サ五[四]) 〔「表す」と同源〕 書物を書いて世に出す。書いて出版する。「郷土史の本を―・す」

いち-じる・し【著し】🔗🔉

いち-じる・し 【著し】 〔「いち」は接頭語。中世以前は「いちしるし」〕 ■一■ (形ク) 「いちじるしい」に同じ。「例の所ならぬ所にて,ことにまた―・からぬ人の声聞きつけたるはことわり/枕草子 150」 ■二■ (形シク) ⇒いちじるしい

いち-じるし・い【著しい】🔗🔉

いち-じるし・い [5] 【著しい】 (形)[文]シク いちじる・し 〔古くはク活用。シク活用は中世以降〕 際立っていて目立つさま。はっきりとわかるさま。めざましい。明らかだ。「成績が―・く向上する」「科学技術の―・い進歩」 →いちじるし [派生] ――さ(名)

いち-しろ・し【著し】🔗🔉

いち-しろ・し 【著し】 (形ク) 〔「いちじるし」の古形〕 「いちじるし」に同じ。「天霧らし雪もふらぬか―・くこのいつ柴に降らまくを見む/万葉 1643」

しゃ-が【射干・著莪】🔗🔉

しゃ-が [1] 【射干・著莪】 アヤメ科の多年草。山野の日陰の斜面に群生し,また庭園などに植えられる。葉は剣形。五月頃,高さ約50センチメートルの花茎が出て枝を分かち,中心が黄色い淡紫色の花をつける。結実しない。胡蝶花。[季]夏。 射干 [図]

じゃく-ご【著語】🔗🔉

じゃく-ご ヂヤク― [0] 【著語】 〔仏〕 禅の語録の本則や頌(ジユ)などの語句に評言を付すこと。また,その評言。短い語句で自己の宗教的理解を端的に示す。下語(アギヨ)。

しる・し【著し】🔗🔉

しる・し 【著し】 (形ク) (1)はっきりしている。きわだっている。「梅の花匂ふ春べはくらぶ山闇にこゆれど―・くぞありける/古今(春上)」 (2)思ったこと,効果を期待していたことなどが,具体的な形をとって現れるさま。「宣ひしも―・く,十六夜の月のをかしき程におはしたり/源氏(末摘花)」

しろ・し【著し】🔗🔉

しろ・し 【著し】 (形ク) 「しるし(著)」に同じ。「やうやう―・くなり行く山ぎはすこしあかりて/枕草子 1」

ちゃく-しん【着心・著心】🔗🔉

ちゃく-しん 【着心・著心】 〔「じゃくしん」とも〕 執着心。執念。「人間に―の深かりし咎(トガ)/太平記 35」

ちょ【著】🔗🔉

ちょ [1] 【著】 (1)書物を書くこと。また,書物。著作。「森鴎外の―」 (2)明らかであること。顕著。

ちょ-げん【著減】🔗🔉

ちょ-げん [0] 【著減】 (名)スル いちじるしくへること。激減。 ⇔著増

ちょ-さく【著作】🔗🔉

ちょ-さく [0] 【著作】 (名)スル (1)書物などをあらわすこと。また,その書きあらわしたもの。著述。「―集」 (2)「著作郎」の略。

ちょさく-か【著作家】🔗🔉

ちょさく-か [0] 【著作家】 著作を職業とする人。著述家。

ちょさく-けん【著作権】🔗🔉

ちょさく-けん [3][2] 【著作権】 著作者が自己の著作物の複製・発刊・翻訳・興行・上映・放送などに関し,独占的に支配し利益をうける排他的な権利。著作権法によって保護される無体財産権の一種。原則として著作者の死後50年間存続する。

ちょさく-けん-ほう【著作権法】🔗🔉

ちょさく-けん-ほう ―ハフ 【著作権法】 著作者の権利およびこれに隣接する権利を定め,著作の権利の保護を図ることを目的とする法律。現行のものは1970年(昭和45)制定。

ちょさく-しゃ【著作者】🔗🔉

ちょさく-しゃ [3][2] 【著作者】 著作物の作成者。

ちょさく-しゃ-じんかくけん【著作者人格権】🔗🔉

ちょさく-しゃ-じんかくけん [8][7] 【著作者人格権】 著作者が自身の著作物について有する人格的利益を守る権利。著作物の公表,著作物への氏名表示,著作物の同一性保持を内容とする。

ちょさく-ぶつ【著作物】🔗🔉

ちょさく-ぶつ [3] 【著作物】 (1)著作によって作られたもの。思想や感情を文章に表出し,これを印刷して発行したもの。著作。 (2)著作権法上,思想または感情を創作的に表現したもので,文芸・学術・美術または音楽の範囲に属するもの。

ちょさく-りんせつけん【著作隣接権】🔗🔉

ちょさく-りんせつけん [7][6] 【著作隣接権】 実演家・レコード製作者・放送事業者に認められる著作権に準ずる権利。録音・録画・複製などを専有しうる権利。

ちょさく-ろう【著作郎】🔗🔉

ちょさく-ろう ―ラウ 【著作郎】 内記(ナイキ)の唐名。

ちょ-しゃ【著者】🔗🔉

ちょ-しゃ [1] 【著者】 その書物を書きあらわした人。著作者。著述者。筆者。

ちょ-じゅつ【著述】🔗🔉

ちょ-じゅつ [0] 【著述】 (名)スル 書物・文章に書いてのべること。書物を書きあらわすこと。また,書きあらわしたもの。著作。「日々多数の小説や随筆などが―されている」

ちょじゅつ-か【著述家】🔗🔉

ちょじゅつ-か [0] 【著述家】 著述を職業とする人。著作家。

ちょじゅつ-ぎょう【著述業】🔗🔉

ちょじゅつ-ぎょう ―ゲフ [3] 【著述業】 文を書く職業。

ちょ-しょ【著書】🔗🔉

ちょ-しょ [1] 【著書】 書物を書きあらわすこと。また,書きあらわした書物。著作。

ちょ-ぞう【著増】🔗🔉

ちょ-ぞう [0] 【著増】 (名)スル いちじるしくふえること。「海外旅行に行く学生が―している」

ちょ-だい【著大】🔗🔉

ちょ-だい [0] 【著大】 (名・形動)[文]ナリ いちじるしく大きいこと。ひときわ大きいこと。また,そのさま。「漸く四方に延蔓し其数―に至り/明六雑誌 26」

ちょ-ぶん【著聞】🔗🔉

ちょ-ぶん [0] 【著聞】 〔「ちょもん」とも〕 世間によく知られること。

ちょ-めい【著名】🔗🔉

ちょ-めい [0] 【著名】 (名・形動)[文]ナリ 世間に名前がよく知られている・こと(さま)。有名。「各界の―な人たち」「―人」 [派生] ――さ(名)

ちょ-めい【著明】🔗🔉

ちょ-めい [0] 【著明】 (名・形動)[文]ナリ はっきりしていて確かなこと。よく知れわたっていること。また,そのさま。「突然なんの―な動機もなく/青年(鴎外)」

ちょ-もん【著聞】🔗🔉

ちょ-もん [0] 【著聞】 「ちょぶん(著聞)」に同じ。

ちょもんじゅう【著聞集】🔗🔉

ちょもんじゅう チヨモンジフ 【著聞集】 ⇒古今著聞集(ココンチヨモンジユウ)

ちょ-ろく【著録】🔗🔉

ちょ-ろく [0] 【著録】 (名)スル 帳簿に記録すること。書きしるすこと。

チョロ-けん【―絹・著羅絹】🔗🔉

チョロ-けん [0] 【―絹・著羅絹】 〔チョロはチャウルの転という〕 近世,オランダ船などで輸入された絹織物。インドのチャウル産,あるいは中国広東産で甲斐絹(カイキ)に似た地質という。

あらわす【著わす】(和英)🔗🔉

あらわす【著わす】 write;→英和 publish.→英和

いちじるしい【著しい(く)】(和英)🔗🔉

いちじるしい【著しい(く)】 remarkable(-bly);→英和 marked(ly).→英和

ちょさく【著作】(和英)🔗🔉

ちょさく【著作】 writing;→英和 literary work;[著書]⇒著書.‖著作権(のある本) copyright (a copyright book).著作権の侵害(を侵害する) piracy (pirate).著作者 ⇒著者.

ちょしゃ【著者】(和英)🔗🔉

ちょしゃ【著者】 a writer;an author.→英和 〜不明の anonymous.→英和

ちょじゅつ【著述】(和英)🔗🔉

ちょじゅつ【著述】 ⇒著作.‖著述家 a writer;an author.著述業 the literary profession.

ちょしょ【著書】(和英)🔗🔉

ちょしょ【著書】 a book[work].→英和

ちょめい【著名な】(和英)🔗🔉

ちょめい【著名な】 ⇒有名.

大辞林で始まるの検索結果 1-43