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ろんご【論語】🔗🔉

ろんご 【論語】 中国,春秋時代の思想家孔子とその弟子たちの言行録。四書の一。二〇編。戦国時代初期から編纂(ヘンサン)が始まり漢代になって成立。「仁」を中心とする孔子およびその一門の思想が語られ,儒家の中心経典として中国伝統思想の根幹となった。日本へは応神天皇の代に伝来したといわれ,早くから学問の中心とされた。

ろんご=読みの論語知らず🔗🔉

――読みの論語知らず 書物の内容を頭で理解するだけで,それを社会生活の中でどのように実践すべきかに思い至らないことのたとえ。

ろんご-しっかい【論語集解】🔗🔉

ろんご-しっかい 【論語集解】 「論語」についての漢・魏(ギ)の注釈を総合した注釈書。一〇巻。三国時代の何晏(カアン)(?-249)らの編。論語古注のうちで,まとまったものとしては最古。これをさらに解説したものが梁の皇侃(オウガン)の「論語義疏」で,のちに宋の(ケイヘイ)(930-1012)が改定して「論語正義」となった。

ろんご-しっちゅう【論語集注】🔗🔉

ろんご-しっちゅう 【論語集注】 「論語」の注釈書。一〇巻。宋の朱熹著。従来の字句の解釈とは違って新しい儒教哲学の体系から注釈・解説を施したもの。「論語正義」(古注)に対して新注と呼ばれた。日本には鎌倉時代に伝えられ,室町・江戸時代に広く学ばれた。

ろんご-よみ【論語読み】🔗🔉

ろんご-よみ [3][5] 【論語読み】 論語を読むこと。また,論語を読む人。儒者。学者。「店(タナ)ちんで言い込められる―/柳多留 5」

ろんご【論語】(和英)🔗🔉

ろんご【論語】 the Analects of Confucius.論語読みの論語知らず a learned fool.

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