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どう-ぐ【道具】🔗⭐🔉
どう-ぐ ダウ― [3] 【道具】
(1)物を作り出すため,あるいは仕事をはかどらせるため,また生活の便のために用いる器具の総称。「大工―」「家財―」
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。「他人を―に使う」
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具など。
(4)刀剣・弓矢・槍などの武具。
(5)芝居の大道具,小道具。
(6)顔や身体の種々のつくり。また,その部分をいう称。「顔の―,手足まで,母(カカ)は斯うは産み付ぬ/浄瑠璃・丹波与作(上)」
どうぐ-いち【道具市】🔗⭐🔉
どうぐ-いち ダウ― [3] 【道具市】
古道具を売る市。
どうぐ-おとし【道具落(と)し】🔗⭐🔉
どうぐ-おとし ダウ― [4] 【道具落(と)し】
(1)戦場で敵の槍(ヤリ)を巻き落とす武具。
(2)相手の武器を封じてしまうもの。「義経が雷でも秀平が鬼神でも,院宣と云ふ―に出会つてはいごく物ではおりない/浄瑠璃・
静胎内
」
(3)弱点。苦手。「されば人間死ぬるといふ―,是に勝つ男達(オトコダテ)もなし/浮世草子・置土産 3」


どうぐ-かた【道具方】🔗⭐🔉
どうぐ-かた ダウ― [0] 【道具方】
演劇で,舞台の道具,特に大道具を取り扱う者。
どうぐ-じょうるり【道具浄瑠璃】🔗⭐🔉
どうぐ-じょうるり ダウ―ジヤウ― [4] 【道具浄瑠璃】
〔太夫を道具に使うことから〕
三味線弾きを座頭にした素語り一座の浄瑠璃。
どうぐ-だたみ【道具畳】🔗⭐🔉
どうぐ-だたみ ダウ― [4] 【道具畳】
⇒点前畳(テマエダタミ)
どうぐ-だて【道具立て】🔗⭐🔉
どうぐ-だて ダウ― [0] 【道具立て】
(1)必要とする道具を取りそろえておくこと。また,その道具。
(2)物事をするに当たっての準備。「―に着手する」
(3)身体に備わっている部分。顔などのつくり。「顔の―がいい」
どうぐ-てき-じょうけんづけ【道具的条件付け】🔗⭐🔉
どうぐ-てき-じょうけんづけ ダウ―デウケンヅケ [0] 【道具的条件付け】
自発行動がなされたときに正の強化刺激が与えられるか,負の強化刺激が取り去られると,その行動の生起頻度が高まる現象。オペラント条件付け。
⇔古典的条件付け
どうぐ-てき-りせい【道具的理性】🔗⭐🔉
どうぐ-てき-りせい ダウ― [7] 【道具的理性】
〔(ドイツ)instrumentale Vernunft〕
フランクフルト学派の用語。啓蒙(ケイモウ)思想が科学的認識によって自然を支配し,宗教の拘束から脱しようとするとき,理性は実は自然と社会とを搾取する道具として働いているとする。
→批判理論
どうぐ-の-としとり【道具の年取り】🔗⭐🔉
どうぐ-の-としとり ダウ― [7][8] 【道具の年取り】
正月一四日,仕事道具に供え物をして年取りを祝う行事。道具の正月。
どうぐ-ばこ【道具箱】🔗⭐🔉
どうぐ-ばこ ダウ― [3][0] 【道具箱】
道具一式を入れておく箱。特に,大工道具を入れておく箱。
どうぐ-まく【道具幕】🔗⭐🔉
どうぐ-まく ダウ― [3] 【道具幕】
歌舞伎で,浪・山・街道・網代(アジロ)塀などをかいた幕。舞台転換のつなぎのためのもの。
どうぐ-もち【道具持(ち)】🔗⭐🔉
どうぐ-もち ダウ― [3] 【道具持(ち)】
(1)道具をたくさん持っていること。また,その人。
(2)武家で,槍持ちのこと。
(3)火消しで,纏(マトイ)持ちのこと。
どうぐ-や【道具屋】🔗⭐🔉
どうぐ-や ダウ― [0] 【道具屋】
(1)古道具を商う店。また,その人。
(2)「道具屋節((独立項目))」の略。
どうぐや-ぶし【道具屋節】🔗⭐🔉
どうぐや-ぶし ダウグヤ― 【道具屋節】
上方浄瑠璃の一。寛文(1661-1673)・延宝(1673-1681)頃,大坂の道具屋吉左衛門が語り始めた。播磨節の影響が強く,曲風は豪壮味に富む。彼一代で絶えたが,義太夫節に取り入れられる。道具屋。
どうぐ【道具】(和英)🔗⭐🔉
どうぐだて【道具立】(和英)🔗⭐🔉
どうぐだて【道具立】
(1)[劇場の](stage) setting.→英和
(2)[準備]preparations[arrangements].
〜は出来ている be prepared.
大辞林に「道具」で始まるの検索結果 1-17。