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どう‐ぐ【道具】ダウ‥🔗🔉

どう‐ぐ道具ダウ‥ ①仏道修行の用具。仏具。正法眼蔵随聞記6「貧にして―調ととのへがたしと」 ②物を作り、また事を行うのに用いる器具の総称。調度。什具じゅうぐ。「家財―」「大工―」 ③武器。太刀・刀・弓矢・槍・鉄砲の類。世間胸算用1「人の大事の―を何とて投げて損ひけるぞ」 ④舞台用の装置類。大道具・小道具。 ⑤その物に備わっている諸種のものの称。「顔の―がいい」 ⑥他の目的に利用されるもの。材料。方便。手段。「取引の―にする」 ⇒どうぐ‐いち【道具市】 ⇒どうぐ‐えらみ【道具選み】 ⇒どうぐ‐おとし【道具落し】 ⇒どうぐ‐かた【道具方】 ⇒どうぐ‐くらべ【道具競べ】 ⇒どうぐ‐しゅう【道具衆】 ⇒どうぐ‐しゅぎ【道具主義】 ⇒どうぐ‐じょうるり【道具浄瑠璃】 ⇒どうぐ‐だたみ【道具畳】 ⇒どうぐ‐だて【道具立て】 ⇒どうぐ‐ちょう【道具帳】 ⇒どうぐてき‐じょうけんづけ【道具的条件付け】 ⇒どうぐてき‐りせい【道具的理性】 ⇒どうぐ‐どめ【道具止】 ⇒どうぐ‐の‐としとり【道具の年取】 ⇒どうぐ‐ばこ【道具箱】 ⇒どうぐ‐もち【道具持】 ⇒どうぐ‐や【道具屋】 ⇒どうぐや‐ぶし【道具屋節】

どうぐ‐いち【道具市】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐いち道具市ダウ‥ 古道具を売る市。根無草「錦の戸帳は―にひるがへり」 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐えらみ【道具選み】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐えらみ道具選みダウ‥ 道具のえりごのみをすること。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐おとし【道具落し】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐おとし道具落しダウ‥ ①相手の槍を巻き落とすこと。また、そのための武器。 ②仕掛わな。おとしあな。傾城禁短気「女郎の―は是れなり」 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐かた【道具方】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐かた道具方ダウ‥ 演劇などで、舞台用の道具に関する事に当たる人。特に、大道具を扱う者をいう。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐くらべ【道具競べ】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐くらべ道具競べダウ‥ 物合ものあわせの一種。愛玩の道具を互いに出し合ってその優劣を判じ、勝負を競う遊び。狂言、粟田口「此間のあなたこなたの御―は、おびただしい事で御座る」 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐しゅう【道具衆】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐しゅう道具衆ダウ‥ 戦国時代から江戸初期にかけて、諸家に置いた武家の職名。槍奉行に属し、戦時には長柄の槍を執って出陣した騎馬の武士。長柄組ながえぐみ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐じょうるり【道具浄瑠璃】ダウ‥ジヤウ‥🔗🔉

どうぐ‐じょうるり道具浄瑠璃ダウ‥ジヤウ‥ (太夫が道具に使われる意)三味線弾ひきを座頭ざがしらとする素語すがたり一座の浄瑠璃。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐だたみ【道具畳】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐だたみ道具畳ダウ‥ 茶室で、道具を置き主人が点茶をする場所の畳。手前畳。亭主畳。→茶室(図)⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐だて【道具立て】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐だて道具立てダウ‥ ①必要な道具を整え並べること。また、それらのもの。 ②諸種の準備。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐ちょう【道具帳】ダウ‥チヤウ🔗🔉

どうぐ‐ちょう道具帳ダウ‥チヤウ 歌舞伎芝居などの舞台装置の原図。客席の中央から舞台を見た図を舞台美術家が彩色などして描く。もと狂言作者が半紙に線描きしてとじていた。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐてき‐じょうけんづけ【道具的条件付け】ダウ‥デウ‥🔗🔉

どうぐてき‐じょうけんづけ道具的条件付けダウ‥デウ‥ 動物が環境に対して特定の反応をした時、それに餌を伴わせる(強化)と、次第にその反応が生起しやすくなる。このような条件反応は餌をもらうための道具となっているので、これをパヴロフの古典的条件付けと区別して呼ぶ用語。オペラント条件付け。→条件反射⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐてき‐りせい【道具的理性】ダウ‥🔗🔉

どうぐてき‐りせい道具的理性ダウ‥ (instrumentellen Vernunft ドイツ)ホルクハイマーの批判理論の中心的概念。啓蒙期以降、理性が科学的合理性と同一視され、自然のみならず社会の支配と搾取に用いられる道具となったことを指す。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐どめ【道具止】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐どめ道具止ダウ‥ 江戸時代、そこより奥へ槍・長刀を持って入ることを禁止したこと。また、その所。また、その標しるし⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐の‐としとり【道具の年取】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐の‐としとり道具の年取ダウ‥ 小正月の前日の正月14日、道具類をよく洗い、供え物をして年をとらせる習俗。鍋釜の年取。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐ばこ【道具箱】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐ばこ道具箱ダウ‥ 道具を入れておく箱。特に、大工道具を入れておく箱。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐もち【道具持】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐もち道具持ダウ‥ ①武家で、槍持の称。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「―の槌右衛門、一人残つて台所のぞき」 ②消防で、纏持まといもちの称。 ③多くの道具を所有すること。また、その人。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐ‐や【道具屋】ダウ‥🔗🔉

どうぐ‐や道具屋ダウ‥ ①古道具類を商う店。また、その人。 ②道具屋節の略。 ⇒どう‐ぐ【道具】

どうぐや‐ぶし【道具屋節】ダウ‥🔗🔉

どうぐや‐ぶし道具屋節ダウ‥ 古浄瑠璃の一派。井上播磨掾門下の道具屋吉左衛門が大坂で語り出し、寛文・延宝(1661〜1681)頃に盛行。播磨節を多く襲用したという。 ⇒どう‐ぐ【道具】

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