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どう‐ぐ【道具】ダウ‐🔗🔉

どう‐ぐ【道具】ダウ‐ 物を作ったり、何かをしたりするために用いる器具の総称。「大工―」「家財―」他の目的のために利用されるもの。また、他人に利用される人。手段。「取引の―にする」身体に備わっている種々の部分。「身体中の―が一時に動作(はたらき)を止めて」〈藤村・破戒〉芝居の大道具、小道具。武家で、槍その他の武具。三衣一鉢(さんえいつぱつ)などの、仏道修行のための必要品。 [用法]道具・器具・用具――「道具(器具・用具)は全部そろっている」のように、ある事を行うために使用する物の意では相通じて用いられる。◇「道具」は「大工道具」「台所道具」「勉強道具」など、主に日常生活で、多くは手に持って使う物を指す。◇「器具」は家庭電化用品、ガスこんろ、ストーブなど、構造・操作の簡単な機器を指すほか、試験管やビーカーを「実験用の器具」というように、あることを行う種々の道具類についてもいう。◇「用具」は実質的には「道具」「器具」と重なる場合が多いが、用途を限定した場合に用いる。「スキー用具」「運動用具」「筆記用具」

どうぐ‐いち【道具市】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐いち【道具市】ダウグ‐ 古道具を売る市。

どうぐ‐おとし【道具落(と)し】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐おとし【道具落(と)し】ダウグ‐ 戦場で敵の槍を巻き落とすこと。また、そのための武具。わな。おとしあな。「女郎の―は是ぞかし」〈浮・諸艶大鑑・八〉

どうぐ‐かた【道具方】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐かた【道具方】ダウグ‐ 演劇・映画などで、舞台・撮影に必要な道具、特に大道具に関することを受け持つ人。

どうぐ‐しゅう【道具衆】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐しゅう【道具衆】ダウグ‐ 戦国時代から江戸初期にかけての武家の職名。槍奉行の配下で、戦時には長柄(ながえ)の槍を持って出陣した騎馬武者。長柄組。

どうぐ‐だたみ【道具畳】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐だたみ【道具畳】ダウグ‐ 手前畳(てまえだたみ)

どうぐ‐だて【道具立て】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐だて【道具立て】ダウグ‐ 必要な道具をそろえておくこと。また、その道具。物事の準備をすること。用意。したく。「会の―を整える」必要な要素や部分。また、それが備わっていること。特に俳優の顔などについていう。「―が備わった二枚目役者」

どうぐてき‐じょうけんづけ【道具的条件付け】ダウグテキデウケンづけ🔗🔉

どうぐてき‐じょうけんづけ【道具的条件付け】ダウグテキデウケンづけ 動物が特定の反応を起こしたときだけにえさを与えると、この反応を強化することができる。このような条件反応が条件づけの道具となっていることから、パブロフの条件反射でいう古典的条件づけに対して用いられる語。オペラント条件づけ。

どうぐ‐の‐としとり【道具の年取り】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐の‐としとり【道具の年取り】ダウグ‐ 正月一四日、道具も年を取るとして、農具など日常使っている道具類に供え物をして年取りを祝う習俗。

どうぐ‐ばこ【道具箱】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐ばこ【道具箱】ダウグ‐ 工作道具や大工道具を入れておく箱。

どうぐ‐まく【道具幕】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐まく【道具幕】ダウグ‐ 歌舞伎の大道具で、引き幕の内側につり、開幕直後や舞台転換のつなぎなどに用いる幕。山・波などが描かれる。

どうぐ‐もち【道具持(ち)】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐もち【道具持(ち)】ダウグ‐ 道具を多く持っていること。また、その人。武家で、槍持ちのこと。火消しのうち、纏(まとい)持ちのこと。

どうぐ‐や【道具屋】ダウグ‐🔗🔉

どうぐ‐や【道具屋】ダウグ‐ 古道具を売る店。また、その人。

どうぐや‐ぶし【道具屋節】ダウグヤ‐🔗🔉

どうぐや‐ぶし【道具屋節】ダウグヤ‐ 古浄瑠璃の一。寛文〜貞享(一六六一〜一六八八)ごろ、道具屋吉左衛門が大坂を中心に語ったもの。播磨節の影響が強く、その旋律は義太夫節にも取り入れられている。

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