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さま・す【覚ます・醒ます】🔗🔉

さま・す [2] 【覚ます・醒ます】 (動サ五[四]) (1)眠っている状態から意識のある状態にもどす。眠りからさめさせる。「ベルの音で目を―・した」「眠気を―・す」 (2)酒に酔った状態から正常な状態にもどす。《醒》「酔いを―・す」 (3)心の迷いをなくさせて正常にする。「心の迷いを―・す」「世の曚昧(モウマイ)を―・さしたい者だて/安愚楽鍋(魯文)」 (4)悲しみや不安をしずめる。「思ひ慰まむかたありてこそ悲しさをも―・すものなれ/源氏(椎本)」 〔「さめる」に対する他動詞〕 [可能] さませる

さ・む【冷む・覚む・醒む・褪む】🔗🔉

さ・む 【冷む・覚む・醒む・褪む】 (動マ下二) ⇒さめる(冷) ⇒さめる(覚) ⇒さめる(褪)

さめ-ぎわ【覚め際・醒め際】🔗🔉

さめ-ぎわ ―ギハ [0] 【覚め際・醒め際】 眠りや酔いなどからさめるまぎわ。

さめ-やら-ぬ【覚め遣らぬ・醒め遣らぬ】🔗🔉

さめ-やら-ぬ 【覚め遣らぬ・醒め遣らぬ】 (連語) まだすっかり覚めていない。「夢―面持ち」

さ・める【覚める・醒める】🔗🔉

さ・める [2] 【覚める・醒める】 (動マ下一)[文]マ下二 さ・む (1)眠っている状態から意識のある状態にもどる。「夢から―・める」「眠気が―・めない」「寝ても―・めても」 (2)酒などに酔った状態から正気にもどる。「酔いが―・める」「麻酔から―・める」 (3)心の迷いがなくなる。「一時の迷いから―・める」 (4)(「さめた」「さめている」の形で)感情に動かされずに,冷静になる。「彼は―・めた目で世界を見ている」 (5)高ぶった感情がしずまる。また,興味が薄れる。「よろづのあはれも―・めぬべけれど/源氏(若菜下)」 〔「さます(覚・醒)」に対する自動詞〕

せい-かく【醒覚】🔗🔉

せい-かく [0] 【醒覚】 (名)スル 「かくせい(覚醒)」に同じ。「自由精神が心内に―してゐたから/復活(魯庵)」

せい-ご【醒悟】🔗🔉

せい-ご [1] 【醒悟】 (名)スル 迷いからさめて,悟ること。

せいすいしょう【醒睡笑】🔗🔉

せいすいしょう ―セウ 【醒睡笑】 咄本。八巻。安楽庵策伝編。1623年成立。28年京都所司代板倉重宗に献上された。一千余の笑話を四二項目に分類したもので咄本の祖といわれるが,刊行されたのは三百余話の抄録本。

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