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あ‐ち【△彼△方】🔗⭐🔉
あ‐ち【△彼△方】
[代]遠称の指示代名詞。あっち。あちら。「畠主、―へまはり、こちへまはりして」〈虎明狂・竹の子〉
あち‐ら【△彼△方】🔗⭐🔉
あち‐ら【△彼△方】
[代]
遠称の指示代名詞。話し手・聞き手から離れた方向・場所・物をさす。
あの方向。むこう。「皆さま、―をごらんください」「―からだれか来る」
遠く離れた場所。外国、特に、欧米諸国。「―には五年ほどおりました」「―仕込みの流暢(りゆうちよう)な英語」
あの物。あれ。「それとも―になさいますか」
三人称の人代名詞。あの人。あのかた。「―の御都合を伺ってから決めます」「―がお父さまですか」
遠称の指示代名詞。話し手・聞き手から離れた方向・場所・物をさす。
あの方向。むこう。「皆さま、―をごらんください」「―からだれか来る」
遠く離れた場所。外国、特に、欧米諸国。「―には五年ほどおりました」「―仕込みの流暢(りゆうちよう)な英語」
あの物。あれ。「それとも―になさいますか」
三人称の人代名詞。あの人。あのかた。「―の御都合を伺ってから決めます」「―がお父さまですか」
あっ‐ち【△彼△方】🔗⭐🔉
あっ‐ち【△彼△方】
[代]《「あち」の音変化》遠称の指示代名詞。「あちら」よりもくだけた感じの語。「―を見てごらん」
あ‐な‐た【△彼△方】🔗⭐🔉
あ‐な‐た【△彼△方】
[代]
遠称の指示代名詞。
離れた場所・方向などをさす。向こう。あちら。「山の―の空遠く」〈上田敏訳・山のあなた〉「北の障子の―に人の気配するを」〈源・帚木〉
以前。昔。「昨日今日とおぼすほどに、三年(みとせ)の―にもなりにける世かな」〈源・朝顔〉
三人称の人代名詞。対等または上位者に用いる。あちらのかた。あのかた。「―にも語らひのたまひければ」〈源・藤裏葉〉◆
から
を経て、近世中期に上位者に用いる二人称人代名詞「あなた(貴方)」の用法が生まれた。
遠称の指示代名詞。
離れた場所・方向などをさす。向こう。あちら。「山の―の空遠く」〈上田敏訳・山のあなた〉「北の障子の―に人の気配するを」〈源・帚木〉
以前。昔。「昨日今日とおぼすほどに、三年(みとせ)の―にもなりにける世かな」〈源・朝顔〉
三人称の人代名詞。対等または上位者に用いる。あちらのかた。あのかた。「―にも語らひのたまひければ」〈源・藤裏葉〉◆
から
を経て、近世中期に上位者に用いる二人称人代名詞「あなた(貴方)」の用法が生まれた。
おち【△遠・彼=方】をち🔗⭐🔉
おち【△遠・彼=方】をち
遠い所。遠方。「川より―にいと広くおもしろくてあるに」〈源・椎本〉
現在から隔たった時。
以前。昔。「昨日より―をば知らずももとせの春の始めは今日にぞありける」〈拾遺・雑賀〉
以後。将来。「このころは恋ひつつもあらむ玉くしげ明けて―よりすべなかるべし」〈万・三七二六〉◆元来、遠く隔たった向こうの意。代名詞的に、「かなた」「あちら」の意にも用いる。
遠い所。遠方。「川より―にいと広くおもしろくてあるに」〈源・椎本〉
現在から隔たった時。
以前。昔。「昨日より―をば知らずももとせの春の始めは今日にぞありける」〈拾遺・雑賀〉
以後。将来。「このころは恋ひつつもあらむ玉くしげ明けて―よりすべなかるべし」〈万・三七二六〉◆元来、遠く隔たった向こうの意。代名詞的に、「かなた」「あちら」の意にも用いる。
おと【△遠・彼=方】をと🔗⭐🔉
おと【△遠・彼=方】をと
「おち(遠)」の音変化。「大宮の―つ端手(はたで)」〈記・下〉◆現代語の「おととし(一昨年)」「おととい(一昨日)」の「おと」もこの語にもとづき、時間的に遠いことの意を表す。
か‐な‐た【△彼△方】🔗⭐🔉
か‐な‐た【△彼△方】
[代]遠称の指示代名詞。
話し手・聞き手の双方から離れた場所・方向をさす。また、現在から遠く離れた過去・未来を示す。あちら。あっち。「―の山」「忘却の―」
ある物に隔てられて見えない場所・側などをさす。向こうがわ。「山の―」「海の―の国」
話し手・聞き手の双方から離れた場所・方向をさす。また、現在から遠く離れた過去・未来を示す。あちら。あっち。「―の山」「忘却の―」
ある物に隔てられて見えない場所・側などをさす。向こうがわ。「山の―」「海の―の国」
大辞泉に「彼方」で完全一致するの検索結果 1-7。