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かく【核】🔗🔉

かく【核】 果実の中心にある種子を保護している堅い部分。さね。細胞核「原子核」の略。「―融合」凝結核(ぎようけつかく)核兵器のこと。「―癈絶」地球の中心部。深さ二九〇〇キロから中心までの部分。ニッケル・鉄などからなり、液体状の外核と高密度の固体である内核とに分かれる。地核。コア。環式化合物の環の部分。ベンゼン核など。真珠養殖で、母貝に入れる小片。物事の中心。核心。中核。「グループの―として活躍」

さ‐ね【△実・△核】🔗🔉

さ‐ね【実・核】 《「真(さ)(ね)」の意》果実の中心にある堅い部分。種。板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。陰核。障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。根本のもの。実体。「学問し候ふべき器量などのあるを後世者(ごせぢや)の―と申しあひて候ふなり」〈一言芳談〉

ざ‐ね【△実・△核】🔗🔉

ざ‐ね【実・核】 〔接尾〕《「さね」の音変化》名詞に付く。根本のもの、そのものとなる意を表す。「先に生(あ)れし三柱の女子(をみなご)は、物―汝(いまし)が物に因りて成れり」〈記・上〉その中の主となるものであること、特に重んじるものであることの意を表す。「上にありける左中弁藤原の良近(まさちか)といふをなむ、まらうど―にて」〈伊勢・一〇一〉

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[音]カク [訓]さね [部首]木 [総画数]10 [コード]区点    1943      JIS   334B      S‐JIS 8A6A [分類]常用漢字 [難読語] →うり‐ざね【瓜実・瓜核】くろ‐ざね【黒核】さな‐ご【核子】さねぶと‐なつめ【核太棗・酸棗】じょう‐かく【娘核・嬢核】へ‐の‐こ【陰核】

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