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かく【核】🔗🔉

かく】 ①果実の内果皮が硬化して、内部の種子を保護するもの。さね。モモの種子の類。 ②一般に物や現象の中心となるもの。「チームの―となる」 ③〔生〕細胞核のこと。真核生物の細胞の中にある球形の小体。核膜に包まれ、内部に遺伝情報を担うDNAを含む。一般には各細胞に1個。1ないし数個の核小体を有する。→細胞(図)。 ④㋐原子核の略。 ㋑核兵器の略。「―の持ちこみ」 ⑤〔地〕地球の中心核。深さ2900キロメートル以深から中心まで。外核と内核に分ける。コア。

さ‐ね【核・実】🔗🔉

さ‐ね核・実】 (「真根さね」の意) [一]〔名〕 ①果実の中心にある固い所。 ②板をはぎ合わせるために、片方の板の接合側面に作る細長い突起。→実接ぎ。 ③陰核。 ④骨。壁下地。続詞花和歌集物名「大垣は―ばかりこそ残りけれ」 ⑤根本の物。実体。仁賢紀「文稍に異なりと雖も其の―一なり」→ざね(実)。 [二]〔副〕 真実。まことに。ほんとうに。万葉集9「逢はねども―忘らえずおもかげにして」

[漢]核🔗🔉

 字形  筆順 〔木部6画/10画/常用/1943・334B〕 〔音〕カク(漢) 〔訓〕さね [意味] ①さね。果実の内果皮が硬化したもの。「核果」 ②物事の中心。かなめ。「核心・中核」 ③生体・物体などの中にある球形・粒状のかたまり。「地核・痔核じかく・結核」。特に、 ㋐細胞核。「核膜」 ㋑原子核。「核反応・核爆発」。核兵器。「核戦争・反核運動」 [解字] 形声。「木」+音符「亥」(=ぶたのかたい骨組み)。木の実のかたいしんの意。

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