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お【△男・△夫】を🔗🔉

お【男・夫】 《「雄(お)」と同語源。「女(め)」に対する語》おとこ。男子。「吾が大国主汝(な)こそは―にいませば」〈記・上・歌謡〉おっと。「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば、汝(な)を置(き)て―はなし」〈記・上・歌謡〉(「雄」「牡」とも書く)他の語の上または下に付いて複合語をつくる。男性、または動植物のおすを表す。「―牛」「―花」「益荒(ますら)―」一対の物のうち、大きいもの、または男性的と思われるほうのものを表す。「―岳」「―竹」おおしい、勇ましい意を表す。「―たけび」「―心」

おと‐こ【男】をと‐🔗🔉

おと‐こ【男】をと‐ 《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。「おとめ」に対する語》人間の性別で、子を産ませる能力と器官をもつほう。男性。男子。女。人以外の動植物で雄性のもの。おす。「―馬」成熟した男性。子供を産ませる力を持つようになった男性。また、一人前の男子。「―になる」強いとかたくましいとか、一般にが備えていると考えられる性質をもっている人。「―たるもの初志を貫徹せよ」男子としての面目、体面。また、男ぶり。「―が立つ」「―をあげる」情夫。情人。愛人。「―ができる」男子の奉公人。下男。「―を何人も使って商売をやる」(接頭語的に名詞の上に付いて)一対のもののうち、大きいほうのもの、険しいほうのものなどを表す。「―坂」(上代、少女(おとめ)に対して)未婚の若い男子。「あなにやし、え―を」〈記・上〉夫婦関係にある男子。夫。「乳母なる人は、―なども無くなして」〈更級〉出家していない男子。「西行法師―なりける時」〈十訓抄・八〉元服した男子。「汝七歳にならば―になして」〈平家・二〉男色。若道(にやくどう)。「順礼にはあらぬ―修行の君」〈浮・三代男・二〉 [類語]男性・男子(特にの意で)男児・おのこ・壮丁(そうてい)・壮夫・士(し)・ますらお・丈夫(じようふ)・紳士・殿方・ジェントルマン

お‐の‐こ【△男の子・△男】を‐🔗🔉

お‐の‐こ【男の子・男】を‐ 成人の男子。おとこ。「―やも空しくあるべき万代(よろづよ)に語り継ぐべき名は立てずして」〈万・九七八〉(め)の子。男の子。むすこ。「すべて―をば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ」〈徒然・一〇七〉殿上(てんじよう)に奉仕する男子。殿上人(てんじようびと)。「何にても―どもに賜はせぬべからん賭物(のりもの)」〈増鏡・おどろの下〉召使いの男。下男。「あの―こちよれ」〈更級〉目下の男子の名の下に付けて、親しみの意を表す語。「又五郎―を」〈徒然・一〇二〉

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[音]ダン    ナン [訓]おとこ [部首]田 [総画数]7 [コード]区点    3543      JIS   434B      S‐JIS 926A [分類]常用漢字 [難読語] →うわつつのお‐の‐みこと【表筒男命】え‐おとこ【愛男】おが【男鹿】お‐がき【男餓鬼】お‐がわら【牡瓦・男瓦】お‐ぎ【男木・雄木】お‐ぐな【童男】お‐だけ【雄竹・男竹】お‐どき【男時】おとこえし【男郎花】おとこ‐こうぶり【男冠】おとこ‐しゅう【男主】おとこめし【男郎花】おとこ‐やもめ【男鰥】おとこ‐よもぎ【男艾・牡蒿】お‐なみ【男波・男浪】お‐はせ【男茎】お‐びな【男雛】こと‐おとこ【異男】さつ‐お【猟男・猟夫】しこ‐お【醜男】しず‐お【賤男】せい‐のう【細男・才男】たけ‐お【猛男・猛夫・丈夫】なましな【男信】なんたい‐さん【男体山】ぶ‐おとこ【醜男】ま‐おとこ【間男・密男】ますら‐お【益荒男・丈夫】みな‐の‐がわ【男女川・水無川】め‐お【女男・妻夫】もころ‐お【如己男】やさ‐おとこ【優男】やも‐お【鰥夫・寡男】わ‐おとこ【我男・吾男・和男】

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