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うらしま‐せつわ【浦島説話】🔗⭐🔉
うらしま‐せつわ【浦島説話】
伝説「浦島太郎」の原型となる説話。古く雄略紀・逸文丹後国風土記・万葉集・続日本紀(しよくにほんぎ)にみえ、平安時代以後も「浦島子伝」など多くの文献がある。大筋は「浦島太郎」と同じであるが、「浦島の子」は釣った亀の化した女性に従って仙境に至り、夫婦になって三年を過ごしたという形になっている。仙郷滞留説話の一つで、同類型は世界的に分布。
うらしま‐そう【浦島草】‐サウ🔗⭐🔉
うらしま‐そう【浦島草】‐サウ
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは四〇〜五〇センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた軸に、多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫黒色で長い糸状に伸びる。名は、これを浦島太郎の釣り糸に見立てたもの。有毒。《季 夏》「蜑(あま)が家(や)の簾(すだれ)の下の―/青邨」
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは四〇〜五〇センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた軸に、多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫黒色で長い糸状に伸びる。名は、これを浦島太郎の釣り糸に見立てたもの。有毒。《季 夏》「蜑(あま)が家(や)の簾(すだれ)の下の―/青邨」
うらしま‐たろう【浦島太郎】‐タラウ🔗⭐🔉
うらしま‐たろう【浦島太郎】‐タラウ
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫の歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地上ではすでに三〇〇年が過ぎていたので、厳禁されていた玉手箱を開けてしまうと、白い煙とともにたちまち老翁となってしまう。
御伽草子。一巻。作者未詳。室町時代の成立か。浦島説話を題材にしたもの。浦島が老翁となったあと鶴と化し、乙姫が化した亀と夫婦の明神になる。
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫の歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地上ではすでに三〇〇年が過ぎていたので、厳禁されていた玉手箱を開けてしまうと、白い煙とともにたちまち老翁となってしまう。
御伽草子。一巻。作者未詳。室町時代の成立か。浦島説話を題材にしたもの。浦島が老翁となったあと鶴と化し、乙姫が化した亀と夫婦の明神になる。
うらしま‐つつじ【裏×縞躑=躅】🔗⭐🔉
うらしま‐つつじ【裏×縞躑=躅】
ツツジ科の落葉小低木。高山に群生。茎に、枯れた葉柄の残りがうろこ状につき、地をはい、その先が上向いて、倒卵形の小さい葉が密につく。葉の裏面に縞模様がある。六月ごろ、壺形の黄白色の花が咲く。実は熟すと黒紫色。くまこけもも。
ウラジミルツォフ【Boris Yakovlevich Vladimirtsov】🔗⭐🔉
ウラジミルツォフ【Boris Yakovlevich Vladimirtsov】
[一八八四〜一九三一]ソ連の東洋語学者。モンゴルの言語・歴史研究に貢献。著「チンギス‐ハン伝」「モンゴル文語とハルハ方言との比較文法」など。
大辞泉 ページ 1525。