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かき‐のぼ・る【×掻き登る】🔗⭐🔉
かき‐のぼ・る【×掻き登る】
[動ラ五(四)]物に手をかけて登る。「杉林のところから―・って来たのよ」〈康成・雪国〉
がき‐の‐めし【餓鬼の飯】🔗⭐🔉
がき‐の‐めし【餓鬼の飯】
盂蘭盆に無縁仏に供える食物。
かき‐のめ・す【×掻きのめす】🔗⭐🔉
かき‐のめ・す【×掻きのめす】
[動サ四]うまく言いくるめて相手の心を迷わす。「多三郎を―・させ、息子を深みへ引き込む魂胆」〈伎・色読販〉
かきのもと‐じんじゃ【柿本神社】🔗⭐🔉
かきのもと‐じんじゃ【柿本神社】
柿本人麻呂を祭神とする神社。終焉の地とされる島根県益田市と兵庫県明石市の二か所にある。人丸神社。
かきのもと‐の‐しゅう【×柿の本の衆】🔗⭐🔉
かきのもと‐の‐しゅう【×柿の本の衆】
和歌的な優雅な連歌を作った人々の称。有心連歌衆。有心衆。「よき連歌を―と名づけられ、わろきをば栗の本の衆とて、別座に着きて」〈筑波問答〉→栗の本の衆
かきのもと‐の‐ひとまろ【柿本人麻呂】🔗⭐🔉
かきのもと‐の‐ひとまろ【柿本人麻呂】
万葉集の代表的歌人。三十六歌仙の一人。持統・文武両天皇に仕えた。長歌の形式を完成するとともに、短歌も数多く残し、後世、歌聖としてあがめられた。生没年未詳。
かき‐のれん【×柿△暖×簾】🔗⭐🔉
かき‐のれん【×柿△暖×簾】
柿色に染めたのれん。特に、江戸初期、下級の遊女屋で用いた。転じて、下級の遊女の異称。かきのうれん。
かぎ‐ばな【×鉤鼻】🔗⭐🔉
かき‐はら・う【×掻き払う】‐はらふ🔗⭐🔉
かき‐はら・う【×掻き払う】‐はらふ
[動ワ五(ハ四)]
勢いよく横に打ち振る。「白い薄雲が刷毛先(はけさき)で―・った痕(あと)の様に」〈漱石・三四郎〉
じゃまなものを除き去る。また、手で払う。払いのける。「涙のこぼるるを―・ひ給へる御手つき」〈源・須磨〉
掃き清める。「きたなき所は、―・ひかきのごはすとて」〈宇津保・祭の使〉
(連用形を副詞的に用いて)一つも残らないようにする。残らず全部。すっかり。「西の宮は、流され給ひて三日といふに―・ひ焼けにしかば」〈かげろふ・中〉




大辞泉 ページ 2672。