複数辞典一括検索+

きく‐きり【菊×桐】🔗🔉

きく‐きり【菊×桐】 菊と桐の紋章。特に、一六弁の菊と五七(ごしち)の桐の日本国皇室の紋章。

きく‐きん【×麹菌】🔗🔉

きく‐きん【×麹菌】 麹黴(こうじかび)

きく‐くよう【菊供養】‐クヤウ🔗🔉

きく‐くよう【菊供養】‐クヤウ 東京浅草の浅草寺で、一〇月一八日(もとは陰暦九月九日の重陽(ちようよう)の日)に行われる法会。参詣人は菊の花を供え、すでに供えてあったのを持ち帰り、諸病、災難よけとする。《季 秋》「ひざまづく童女の髪や―/秋桜子」

きく‐ごぼう【菊×蒡】‐ゴバウ🔗🔉

きく‐ごぼう【菊×蒡】‐ゴバウ キク科の多年草。高さ約五〇センチ。根は黒くて長く、多肉質。葉は線形で、基部は茎を抱く。夏、黄色の花をつける。根は煮て、若葉はサラダにして食べる。ヨーロッパの原産で、観賞用にも栽培。ゴボウアザミの別名。

きくごろう‐じま【菊五郎×縞】キクゴラウ‐🔗🔉

きくごろう‐じま【菊五郎×縞】キクゴラウ‐ 浴衣(ゆかた)・手拭(てぬぐ)いなどに用いられる格子縞の一種。歌舞伎役者の三世尾上菊五郎が用いて流行したもの。四本と五本の筋を組み合わせた格子の中に「キ」と「呂」の文字を交互に配し、四と五を加えた九筋の「ク」、五筋の「ゴ」で「キクゴ呂」と読ませた。菊五郎格子。

きく‐ざ【菊座】🔗🔉

きく‐ざ【菊座】 菊の花をかたどった座金(ざがね)。兜(かぶと)や鎧(よろい)の飾りにする。きくのざ。衣服などの穴の周囲を放射状に糸でかがること。カボチャの一品種。実は扁球形で、深い縦の彫りがあるもの。肛門(こうもん)の異称。また、男色。「それ―のひだは四十二重なりと」〈浮・男色十寸鏡〉

きく‐ざいく【菊細工】🔗🔉

きく‐ざいく【菊細工】 菊の枝を曲げ、その花や葉などで、人形その他種々の形に似せて作ること。また、その作品。→菊人形

きく‐ざけ【菊酒】🔗🔉

きく‐ざけ【菊酒】 菊の花を浸した酒。また、重陽(ちようよう)の節句(九月九日)に飲む酒。菊の酒。菊花の酒。《季 秋》みりんの一種。菊の花を煮付けた汁を用いて造ったもので、肥後や加賀の名産。菊の酒。

大辞泉 ページ 3603