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くろうど【△蔵△人】くらうど🔗🔉

くろうど【人】くらうど 《「くらひと」の音変化》蔵人所(くろうどどころ)の職員。もと皇室の文書や道具類を管理する役であったが、蔵人所が設置されて以後は、朝廷の機密文書の保管や詔勅の伝達、宮中の行事・事務のすべてに関係するようになった。くらんど。「女蔵人(によくろうど)」の略。

くろうど‐どころ【△蔵△人所】くらうど‐🔗🔉

くろうど‐どころ【人所】くらうど‐ 平安初期に設置された令外(りようげ)の官。天皇と天皇家に関する私的な要件の処理や宮中の物資の調達や警備などをつかさどった。平安中期以後に職制が整い、別当・蔵人頭(くろうどのとう)・蔵人・出納・小舎人(こどねり)・非蔵人・雑色(ぞうしき)などの職員がいた。

くろうどどころ‐の‐べっとう【△蔵△人所別当】くらうどどころ‐ベツタウ🔗🔉

くろうどどころ‐の‐べっとう【人所別当】くらうどどころ‐ベツタウ 蔵人所の長官。殿上人(てんじようびと)および蔵人所の職員を統轄した。殿上別当。蔵人の別当。

くろうど‐の‐ごい【△蔵△人の五位】くらうど‐ゴヰ🔗🔉

くろうど‐の‐ごい【人の五位】くらうど‐ゴヰ 六位の蔵人が六年の任期が満ちて五位に叙せられ、欠員がなくて殿上を下った者。

くろうど‐の‐とう【△蔵△人頭】くらうど‐🔗🔉

くろうど‐の‐とう【人頭】くらうど‐ 別当の次に位する蔵人所の官職。定員二名で、一人は弁官から、一人は近衛府の官人から採用され、頭弁(とうのべん)、頭中将(とうのちゆうじよう)と称した。貫首(かんじゆ)

くろうど‐まち【△蔵△人町】くらうど‐🔗🔉

くろうど‐まち【人町】くらうど‐ 蔵人の詰め所。校書殿(きようしよでん)の西、後涼殿(こうりようでん)の南にあった。蔵人所町屋。

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