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ほ‐だ【穂田】🔗⭐🔉
ほ‐だ【穂田】
秋になり、稲の穂が出そろった田。「秋の田の―を雁(かり)がね暗けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも」〈万・一五三九〉
ほ‐だ【捕×拿】🔗⭐🔉
ほ‐だ【捕×拿】
[名]スルとらえること。拿捕。「黒人を―することの案件起れり」〈中村訳・西国立志編〉
ほた‐あかり【×榾明(か)り】🔗⭐🔉
ほた‐あかり【×榾明(か)り】
ほたを燃やした火の光。《季 冬》「したたむる旅の日記や―/虚子」
ほた・える🔗⭐🔉
ほた・える
[動ア下一]
ほた・ゆ[ヤ下二]《近世上方語。「ほだえる」とも》
ふざける。じゃれる。たわむれる。「おれも―・えよう、と同じく尻をつめりにかかれば」〈滑・膝栗毛・五〉
あまえる。つけあがる。「栄耀栄花に―・え過ごし」〈浄・浪花鑑〉



ほた‐おり【保多織】🔗⭐🔉
ほた‐おり【保多織】
香川県で産する綿織物。縦横にガス糸を用い、碁盤の目のように織ったもの。夏の着物地などに用いる。讚岐(さぬき)上布。
ほたか‐やま【武尊山】🔗⭐🔉
ほたか‐やま【武尊山】
群馬県北部にある円錐状火山。標高二一五八メートル。南東麓にスキー場がある。
ほださ・る【×絆さる】🔗⭐🔉
ほださ・る【×絆さる】
[動ラ下二]「ほだされる」の文語形。
ほださ・れる【×絆される】🔗⭐🔉
ほださ・れる【×絆される】
[動ラ下一]
ほださ・る[ラ下二]《動詞「ほだす」の受身の形から》
情に引きつけられて、心や行動の自由が縛られる。「けなげな気持ちに―・れる」
身体の自由を束縛される。「出仕にまぎれ、政務に―・れ」〈平家・一〇〉



ほだし【×絆し】🔗⭐🔉
ほだし【×絆し】
人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの。「義理人情の―」
馬の足をつなぎとめるための縄。ふもだし。
手かせや足かせ。ほだ。「弟の弥若は―の足に抱きつき」〈浄・出世景清〉



ほ‐だち【穂立ち】🔗⭐🔉
ほ‐だち【穂立ち】
稲の穂が出ること。また、その稲穂。「我が蒔(ま)ける早稲田(わさだ)の―作りたる縵(かづら)そ見つつ偲はせ我が背」〈万・一六二四〉
ほ‐だつ【×逋脱】🔗⭐🔉
ほ‐だつ【×逋脱】
[名]スル
追及などを逃れること。
租税を逃れること。脱税。「関税を―する」


ほだ・てる【×攪てる】🔗⭐🔉
ほだ・てる【×攪てる】
[動タ下一]
火などをかきたてる。「火入の灰を埒無く―・てた」〈露伴・付焼刃〉
ほこりなどをたてる。「小女のは掃除するのじゃなくて、埃を―・てて行くのだから」〈二葉亭・平凡〉
かきまぜる。かきまわす。「素湯に塩―・てをったやうな」〈滑・大師めぐり〉



ほ‐だな【帆棚】🔗⭐🔉
ほ‐だな【帆棚】
和船で、帆柱を立て帆の操作を行う場所。
ほた・ゆ🔗⭐🔉
ほた・ゆ
[動ヤ下二]「ほたえる」の文語形。
ほ‐だり【△秀×
】🔗⭐🔉
ほ‐だり【△秀×
】
酒を入れる、銚子(ちようし)・瓶子(へいし)の類。「水(みな)そそく臣の嬢子(をとめ)―取らすも」〈記・下・歌謡〉

ほたる‐い【蛍×藺】‐ゐ🔗⭐🔉
ほたる‐い【蛍×藺】‐ゐ
カヤツリグサ科の一年草。溝や湿地に生え、高さ約五〇センチ。葉は鞘(さや)状。夏から秋、茎状の苞(ほう)をもつ穂を出す。
ほたる‐いか【蛍烏=賊】🔗⭐🔉
ほたる‐いか【蛍烏=賊】
ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約六センチくらい。全身に多数の発光器をもち発光する。日本特産で、富山県では五月ごろ産卵のため海岸近くまで押し寄せ、群遊海面は特別天然記念物。食用。まついか。こいか。《季 春》「川水を恋ふとはあはれ―/素十」


ほたる‐いし【蛍石】🔗⭐🔉
ほたる‐いし【蛍石】
弗化(ふつか)カルシウムを主成分とする鉱物。無色であるが、不純物を含み着色していることが多い。光沢のある結晶。立方晶系。加熱により燐光(りんこう)を、紫外線の照射により蛍光を発する。水に不溶。弗素の原料や特殊ガラス・製鉄用融剤などに使用。
ほたる‐さいこ【蛍×柴×胡】🔗⭐🔉
ほたる‐さいこ【蛍×柴×胡】
セリ科の多年草。山野の日の当たる所に生え、高さ一〜一・五メートル。葉はへら形で、基部は茎を包む。秋、淡黄色の小花を散形状につける。ほたるそう。だいさいこ。《季 夏》
ほたる‐そう【蛍草】‐サウ🔗⭐🔉
ほたる‐そう【蛍草】‐サウ
ホタルサイコの別名。《季 夏》「―のそのやさしさへ歩みをり/楸邨」
ホタルカズラの別名。


ほたる‐なす【蛍なす】🔗⭐🔉
ほたる‐なす【蛍なす】
〔枕〕蛍の光のほのかなようにの意から、「ほのかに」にかかる。「―ほのかに聞きて」〈万・三三四四〉
ほたるのひかり【蛍の光】🔗⭐🔉
ほたるのひかり【蛍の光】
スコットランド民謡「Auld lang syne(過ぎし日)」による歌曲。明治一四年(一八八一)文部省編の「小学唱歌歌集」に掲載された。日本語の作詞者は不明。別れの歌として卒業式などで歌われる。
ほ‐だわら【穂俵】‐だはら🔗⭐🔉
ほ‐だわら【穂俵】‐だはら
「馬尾藻(ほんだわら)」に同じ。《季 新年》「―を捜す鼠も嘉例(かれい)かな/石鼎」
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