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いまし【×汝】🔗🔉

いまし【×汝】 [代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちで相手をさす。そなた。なんじ。おまえ。「駿河の海おしへに生ふる浜つづら―をたのみ母にたがひぬ」〈万・三三五九〉◆上代語であるが、平安時代にも漢文訓読語としては用いられた。日本書紀の古訓によく用いられる語。→まし →みまし

いま‐し【今し】🔗🔉

いま‐し【今し】 〔連語〕《「し」は副助詞》たった今。今という今。「―、はねといふ所に来ぬ」〈土佐〉今となって。「かなし妹(いも)をいづち行かめと山菅の背向(そがひ)に寝しく―悔(くや)しも」〈万・三五七七〉

いま‐し‐がた【今し方】🔗🔉

いま‐し‐がた【今し方】 ついさっき。たった今。「―帰ったところだ」

いまし・む【戒む・×誡む・△警む・△縛む】🔗🔉

いまし・む【戒む・×誡む・警む・縛む】 [動マ下二]「いましめる」の文語形。

いましめ【戒め・×誡め・△警め・△縛め】🔗🔉

いましめ【戒め・×誡め・警め・縛め】 前もって注意すること。また、その言葉。訓戒。「今後の―とする」過ちを犯さないようにこらしめること。「―に廊下に立たされる」(縛め)しばること。また、その縄。「―を解く」禁固。監禁。処罰。「秦の始皇にとらはれて、―をかうぶること十二年」〈平家・五〉用心すること。警戒。「これが後ろめたければ、公人(おほやけびと)、すまし(=下級女官)、長女(をさめ)などして絶えず―に遣る」〈枕・八七〉

いまし・める【戒める・×誡める・△警める・△縛める】🔗🔉

いまし・める【戒める・×誡める・警める・縛める】 [動マ下一]いまし・む[マ下二]まちがいをしないように前もって注意する。教えさとす。「気を緩めないよう―・める」してはいけないと命ずる。禁止する。「肉食を―・める」同じ過ちを犯さないようにしかる。「嘘をついた子供を―・める」警戒する。「町々を―・めて歩く巡査の靴音」〈藤村・新生〉(縛める)自由がきかないようにしばる。「盗人を荒縄で―・める」忌み嫌う。「人の―・むる五月(さつき)は去(い)ぬ」〈宇津保・藤原の君〉

いま‐し‐も【今しも】🔗🔉

いま‐し‐も【今しも】 〔連語〕《「も」は係助詞》ちょうど今。「―列車は出発するところだった」

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[音]カイ [訓]いまし‐める    いまし‐め    つつし‐む [部首]戈 [総画数]7 [コード]区点    1892      JIS   327C      S‐JIS 89FA [分類]常用漢字 [難読語] →かい‐ちょく【戒飭】しじゅうはち‐きょうかい【四十八軽戒】

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[音]ケイ    キョウ [訓]うやま‐う    つつし‐む    いまし‐める [部首]攴 [総画数]12 [コード]区点    2341      JIS   3749      S‐JIS 8C68 [分類]常用漢字 [難読語] →あい‐きょう【愛嬌】・【愛敬】あい‐ぎょう【愛敬】きょう‐たん【敬嘆・敬歎】きょう‐らい【敬礼】く‐ぎょう【恭敬】

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[音]ケイ    キョウ [訓]いまし‐める    いまし‐め    おどろ‐く [部首]言 [総画数]19 [コード]区点    2357      JIS   3759      S‐JIS 8C78 [分類]常用漢字 [難読語] →きょう‐さく【警策】けい‐たく【警柝】けい‐ひち【警蹕】けい‐ひつ【警蹕】こう‐ざく【警策】

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[音]セイ [訓]ちか‐う    ちか‐い    いまし‐める    いまし‐め [部首]言 [総画数]14 [コード]区点    3232      JIS   4040      S‐JIS 90BE [分類]常用漢字 [難読語] →くか‐たち【探湯・誓湯・盟神探湯】ぐ‐ぜい【弘誓】

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[音]チョク [訓]いまし‐める    ただ‐す    つつし‐む    ととの‐える [部首]食 [総画数]13 [コード]区点    5012      JIS   522C      S‐JIS 99AA [難読語] →かい‐ちょく【戒飭】きん‐ちょく【謹飭・謹勅】

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[音]シン [訓]はり    いまし‐め    いまし‐める [部首]竹 [総画数]15 [コード]区点    6830      JIS   643E      S‐JIS E2BC

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[音]カイ [訓]いまし‐める    いまし‐め [部首]言 [総画数]14 [コード]区点    7551      JIS   6B53      S‐JIS E672

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